
BLOG
ブログ
亜鉛の効果は女性に出やすい|亜鉛サプリの効果が出るまで
- カテゴリ:
- 全身のお悩み

公開日:2025年05月21日
更新日:2025年05月21日
このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。
目次
- 1 女性に対する亜鉛の効果を解説します
- 2 亜鉛は様々な器官に必要な栄養素
- 3 白髪や薄毛の防止
- 4 【体験談】亜鉛サプリで白髪が減少
- 5 女性ホルモンが増える
- 6 【体験談】食事と亜鉛サプリで排卵が安定
- 7 自律神経の働きが正常化
- 8 【体験談】亜鉛を補給したら気分が安定した
- 9 更年期障害の緩和と改善
- 10 【体験談】更年期障害のイライラが緩和した
- 11 亜鉛のおすすめの摂取方法
- 12 亜鉛を食べ物で摂取する
- 13 亜鉛をサプリメントで摂取する
- 14 サプリメントの摂り方と飲み合わせ
- 15 亜鉛摂取で効果が出るのはどのくらいか
- 16 亜鉛の摂取で起こるデメリット
- 17 女性への亜鉛の効果
- 18 PMSや生理痛でお悩みの方はご相談ください
- 19 当院で患者様の治療実績はこちらから

女性に対する亜鉛の効果を解説します

「髪のパサつきが気になる」
「白髪が増えてきた気がする」
「気分の浮き沈みが激しい」
このような悩みを抱えている女性は多いのではないでしょうか。
年齢を重ねるごとに感じやすくなる体調や美容の変化は「亜鉛不足」が関係しています。
一般的に亜鉛と聞くと、「男性に必要な栄養素」というイメージを持たれがちです。
しかし、女性にとってもホルモンや自律神経、髪や肌などの健康を保つために欠かせない栄養素です。
特に妊活中や妊娠・授乳期の女性は、体内の亜鉛需要が高まる時期とされています。
食事やサプリメントで適切に亜鉛を補うことで、美容だけでなく妊娠力やメンタル面にも良い影響をもたらします。
今回は「亜鉛の効果は女性に出やすい|亜鉛サプリの効果が出るまで」と題して女性にとっての亜鉛の効果や摂取方法などを解説していきます。
亜鉛は様々な器官に必要な栄養素

胎児や赤ちゃんは亜鉛を多く必要とします。
特に産前産後のお母さんは亜鉛不足になりやすい傾向にあるため積極的に摂取することをおすすめします。
白髪や薄毛の防止

亜鉛はタンパク質の代謝を促し、皮膚や白髪のトラブルを改善する働きがあります。
亜鉛によって皮膚や白髪への新陳代謝がどんどん高まり美肌や美髪効果に繋がります。
とくに亜鉛は皮膚や髪の毛に必要な主成分です。
男女とも脱毛(薄毛)や肌トラブルの症状を回避するためには亜鉛摂取が必要です。
亜鉛を摂取すると「髪の毛が伸びるのが早くなる」「髪の毛が太くなる」「サラサラになる」「毛量が増える」などの効果があります。
そのため亜鉛が不足すると、髪の生成に必要なメラニンの生成が滞り、白髪が増える原因となります。
【体験談】亜鉛サプリで白髪が減少
(30代後半/女性Aさん)
仕事や育児のストレスから白髪が急増してしまいました。
美容院で「亜鉛不足で白髪が増えているかも」とアドバイスを受けて、食生活を見直し亜鉛サプリを毎食後に追加するようにしました。
この亜鉛サプリの効果で2ヶ月後には白髪の増加が止まり、髪にハリが出てきました。
美容院でも「白髪が減った」と言ってもらいうれしかったです。
女性ホルモンが増える

亜鉛を摂取すると、女性ホルモンの分泌量を増やすことに繋がります。
下垂体で作られる卵胞刺激ホルモン(FSH)や黄体形成ホルモン(LH)は、亜鉛によって働きを高める作用があります。
この2つの下垂体ホルモンの働きが弱くなると、卵胞ホルモン(エストロゲン)や黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌量の少なくなります。
それにより以下のような症状が起こります。
・低温期が長くなる
・無排卵月経
・子宮内膜が厚くならない
・高温期が短くなる
これらの症状は不妊に繋がる症状が起こります。
妊活中の人は亜鉛不足には注意して、必要な女性ホルモンを増やしていきましょう。
【体験談】食事と亜鉛サプリで排卵が安定
(30代女性/Bさん)
生理周期が不安定で悩んでいました。
血液検査で亜鉛不足が判明したため、医師の指導で食事とサプリで補うようにしました。
3か月後には排卵が安定して、高温期も持続するようになりました。
不妊治療の効果も出やすくなったと実感しています。
自律神経の働きが正常化

亜鉛には脳の伝達物質を作る働きがあります。
そのため亜鉛が不足するとイライラや気持ちが落ち込みやすくなります。
自律神経を正常に保つ為に体内では亜鉛が大量に消費されています。
常に亜鉛を補い自律神経を正常に保つようにしましょう。
【体験談】亜鉛を補給したら気分が安定した
(20代後半/Cさん)
原因不明のイライラや不安感、朝の絶望感に悩んでいました。
食事に問題があるかもしれないと思い管理栄養士のカウンセリングを受けました。
そのときに亜鉛不足が発覚しました。
それ以降、亜鉛を意識的に摂取するようになり、1か月後には気分の浮き沈みが減少しました。
現在も気分は安定しており、集中力も上がったと実感しています。
更年期障害の緩和と改善

亜鉛はホルモンバランスを整える働きがあります。
とくに女性の場合は亜鉛が不足すると女性ホルモンの働きが悪くなり月経異常を引き起こします。
更年期障害になると亜鉛不足によってホルモンバランス(女性ホルモン)が乱れて更年期障害の症状が悪化します。
食事やサプリメントで適度な量の亜鉛を摂取することをおすすめします。
【体験談】更年期障害のイライラが緩和した
(50代女性/Dさん)
更年期障害であるホットフラッシュや不眠、情緒不安に悩まされていました。
更年期外来での血液検査で亜鉛不足を指摘されました。
亜鉛のサプリメントを取り入れたところ、1~2か月で症状が緩和しました。
「小さなことにイライラしなくなった」と家族も喜んでいます。
亜鉛のおすすめの摂取方法

「亜鉛を摂取したいけど正しい方法がわからない」
このように悩むこともあるのではないでしょうか。
亜鉛のおすすめの摂取方法は以下の通りです。
亜鉛を食べ物で摂取する
亜鉛は体内では作られないため、食べ物やサプリメント必要があります。
・豚肉
・チーズ
・レバー
・牡蠣
・海藻類
などに多く含まれます。
亜鉛をサプリメントで摂取する
サプリメントで摂取する場合は、量に注意が必要です。
亜鉛の成人女性の一日の摂取量は8mg(妊娠中11mg、授乳中12mg)です。
食べ物での摂取量は上限を気にする必要はありません。
食べ物で十分な亜鉛が摂取できているならばサプリメントは摂取しなくてもよいでしょう。
サプリメントの摂り方と飲み合わせ
サプリメントを飲むタイミングは食事の1時間前か、食後2時間後くらいが良いとされています。
亜鉛サプリメントは胃が荒れるという人もいます。
その場合は食べ物と一緒に摂るのがおすすめです。
鉄やカルシウムのサプリメントと併用すると、お互いの栄養吸収を阻害してしまうため避けるようにしましょう。
亜鉛摂取で効果が出るのはどのくらいか

亜鉛の効果が出るまでの時間は個人差があります。
一般的には、亜鉛の効果の実感が得られるまでには「数週間から数か月の摂取が必要」とされています。
ただし、体質や亜鉛不足の度合い、摂取量や摂取方法などによってもバラツキがあります。
亜鉛の摂取で起こるデメリット

亜鉛のデメリットはサプリメントの過剰摂取などの不適切な利用や日常的に高濃度の亜鉛を摂取することで起こります。
過剰摂取によって銅の吸収阻害が起きてしまい鉄欠乏症になる恐れがあります。
他にも、過剰摂取によって免疫の低下や善玉コレステロールの減少などの問題も起こる可能性があります。
過剰摂取による主な症状は以下の通りです。
・吐き気や嘔吐
・食欲不振
・胃痙攣
・下痢
・頭痛
副作用の可能性もありますので注意が必要です。
亜鉛の過剰摂取は日常的な食べ物からの亜鉛が過剰摂取になることはほとんどありません。
女性への亜鉛の効果

【皮膚や白髪】
タンパク質の代謝を促し、皮膚や髪(白髪)のトラブルを改善します。
【女性ホルモンの分泌量を増やす】
亜鉛を摂取すると、女性ホルモンの分泌量を増やすことに繋がります。
亜鉛が不足していると、卵胞ホルモン(エストロゲン)や黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌量の少なくなります。
【自律神経を正常に保つ】
亜鉛には脳の伝達物質を作る働きがあるので、亜鉛が不足するとイライラや気持ちが落ち込みやすくなります。
【更年期障害】
亜鉛はホルモンのバランスを整える働きがあります。
女性の場合は、亜鉛が不足すると女性ホルモンの働きが悪くなったり、月経異常を引き起こすことがあります。
更年期障害になると、亜鉛不足がホルモンバランスをいっそう乱れさせて、症状を悪化させたりします。
PMSや生理痛でお悩みの方はご相談ください
長期にわたるPMSや生理痛は女性にとって日常生活の支障になります。
また生理痛を抑えるために服用される低用量ピル、頭痛薬、ロキソニンなどの薬物は妊娠を希望する人にとって不妊の原因となることもあります。
薬物に頼らずにPMSや生理痛をなくして健康的な体質に改善する方法は東洋医学の鍼灸治療でしかありません。
ぜひ、生理痛でお悩みの方は当院の鍼灸治療を受けてみてはいかがでしょうか。
当院で患者様の治療実績はこちらから

実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
同じようにつらい思いをされている方の役に立てるのならばと皆さん快く掲載を許可頂きました。
これを読まれている患者様のご参考になれば嬉しく思います。
下記のリンクから別ページでご覧ください。


鍼灸院コモラボ院長
ブログ管理・編集者
【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて13年勤務(院長職を務める)
現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
【SNS】
Youtube , Instagram , X(Twitter)
この症状に対する質問