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休日無気力症候群| うつの前触れである無気力について

休日無気力症候群| うつの前触れである無気力について
公開日:2025年04月24日
更新日:2025年04月24日
このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。
このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。

休日なのに何もできない休日無気力症候群について

「せっかくの休日なのに無気力で寝てばかりいる」
「やること、やりたいことはたくさんあるのにできない」

このような症状でお悩みの方が最近増えています。
「平日や仕事の日は何とか起きて活動できるのに休日は自分の想う通りに動けない」
「休日に動けないことで心が憂鬱になって体も不調になる」
こういった悪循環の状態を無気力症候群といいます。

実は休日に起こる無気力症候群は仕事の集中力や思考力低下につながり、仕事の生産性が落ちることから長時間労働になり、さらに疲労がたまる悪循環にも注意が必要です。
今回は「休日無気力症候群| うつの前触れである無気力について」と題してうつの入り口とされている休日無気力症候群について解説します。

「せっかくの休日なのに無気力で寝てばかりいる」
「やること、やりたいことはたくさんあるのにできない」

このような症状でお悩みの方が最近増えています。
「平日や仕事の日は何とか起きて活動できるのに休日は自分の想う通りに動けない」
「休日に動けないことで心が憂鬱になって体も不調になる」
こういった悪循環の状態を無気力症候群といいます。

実は休日に起こる無気力症候群は仕事の集中力や思考力低下につながり、仕事の生産性が落ちることから長時間労働になり、さらに疲労がたまる悪循環にも注意が必要です。
今回は「休日無気力症候群| うつの前触れである無気力について」と題してうつの入り口とされている休日無気力症候群について解説します。

休日無気力症候群のセルフチェック

以下のような状態が当てはまると無気力症候群による心の不調の入り口の可能性があります。。

・休日はお昼過ぎまで寝てしまっている
・平日はやる気が起こるのに、休日になるとやる気が起きない
・いつも精神的に緊張していて気を張っている
・部屋を片付ける気力がなくだんだんと荒れてしまう
・休み明けになると心と体のダルさがつらい
・日ごろから頭痛や肩こりが強い

※休日無気力症候群は医学的な病名はないため、病院では休日無気力症候群の診断はありません。

以下のような状態が当てはまると無気力症候群による心の不調の入り口の可能性があります。。

・休日はお昼過ぎまで寝てしまっている
・平日はやる気が起こるのに、休日になるとやる気が起きない
・いつも精神的に緊張していて気を張っている
・部屋を片付ける気力がなくだんだんと荒れてしまう
・休み明けになると心と体のダルさがつらい
・日ごろから頭痛や肩こりが強い

※休日無気力症候群は医学的な病名はないため、病院では休日無気力症候群の診断はありません。

休日無気力症候群から始まる3つの悪循環について

休日無気力症候群はうつ状態の前触れともいえます。
以下のようなフェーズを経過しながら不調が悪化していきます。

フェーズ1:休日無気力症候群

平日はなんとか働けているのに、休日になると動けなくなるはなぜでしょうか。
様々な理由が考えられますが、主な理由としては平日にエネルギーを使いすぎてガス欠状態になっていることが考えられます。

平日に仕事をしている間は交感神経が優位となり、ストレスホルモンを分泌させて体を興奮させながら、なんとか体を働かせている状態です。
その結果、
休日になると仕事がない分ストレスホルモンが分泌されず、体が興奮しないために動けない状態となります。

この平日に気を張って無理をしすぎていることが、かえって反動となり休日に動けなくなる要因になります。
この状態は消耗した体力を回復しようとしている反応かもしれません。
統計的にはこういった無気力症候群は真面目な人ほどなりやすい傾向にあります。

この状態が長く続くと、心身共に疲労感が蓄積してしまい、ある日突然プツンと糸が切れたように無気力になり、うつ状態になってしまうことがあります。
その段階が、次の急性期うつ状態です。

フェーズ2:急性期うつ状態

休日無気力症候群の段階では、休日は一日動けなくなるものの、平日はだるいけど一応起きて動けるという状態です。

しかし、次の段階であるうつ状態に入ると、「疲れているのに夜も頭が覚醒して眠れない」、「朝起きあがれない」という状態に移行します。

・眠れない
・起きられない
・寝ても疲れがとれない
・話していても頭に入らない
・些細なことでどっと疲れてしまう
・仕事の話が頭に入ってこない
・文章が頭に入ってこない
・うまく言葉が出てこない

以上のような状態が続くと、平日の仕事にも大きく影響が出てきてしまいます。

心身の不調により、生産性が低下した分さらに長時間勤務になり、さらに疲れが溜まってしまい悪循環の一途をたどります。
更にフェーズが進むと慢性的な症状が残る燃え尽き症候群の状態になります。

フェーズ3:燃え尽き症候群(バーンアウト)

うつ状態になったために環境から離れて休養をとっても体調が改善せず不調が続くという人も多くいます。
これを燃え尽き症候群(バーンアウト)といいます。
・頭にモヤがある
・集中力が続かない
・何もやる気が起きない
・一日中寝たきりになりがち
・頭が回らない
・早く仕事に戻らなければという焦燥感が強い
・仕事で転職や配置転換で安心できる環境に変わっても不調が続く
・以前のように集中力が続かない
・情報をうまく処理できない

以上のような症状が燃え尽き症候群(バーンアウト)に起こります。
主にプロジェクトを駆け抜けた後や、昇進のために一生懸命頑張った後、受験勉強後など目標を失ったタイミングでこの状態となることもあります。
この状態は身体が強制的にストップを掛けている状態です。
十分に休息がとれれば回復しますが、より早い回復をするために場合によっては休職だけでなく治療やカウンセリングが必要な場合もあります。

当院における休日無気力症候群の症例

当院にご来院された休日無気力症候群の症例を解説します。

30歳女性 昇進後の燃え尽き症候群「休日に買い物や外出ができない」

3ヶ月前に部内でも異例の昇進となり、女性管理職としてマネージャー会議や部下の業務進捗管理と、慣れない業務を頑張ってこなしていたようです。
慣れない仕事で心身にストレスが溜まるようになってしまいました。
・仕事から帰るとすぐ座りたくなる
・洗濯物がたまる
・朝に食器を洗わずに出勤する
このような生活で部屋が荒れやすくなったようです。

それ以外にも、
・休日は夕方まで起き上がれない
・家でスマホをいじったりしながら過ごしている
・日曜日になると何も活動しなかった自分に後悔する
・月曜日になると体がだるい
このような状態になっていました。

生活の悪循環や仕事でもイライラしやすくなったことから当院を調べてご来院されました。
当院では東洋医学に基づく鍼灸で心身のバランスを正常化させる治療を始めました。
治療を続けていくうちに平日の疲れを平日で回復することができるようになり休日も動きやすくなり、仕事とプライベートのメリハリが生まれ生活の質が高まり無気力症候群が改善されました。

【30歳女性 会社員】
3ヶ月前に部内でも異例の昇進となり、女性管理職としてマネージャー会議や部下の業務進捗管理と、慣れない業務を頑張ってこなしていたようです。
慣れない仕事で心身にストレスが溜まるようになってしまいました。
・仕事から帰るとすぐ座りたくなる
・洗濯物がたまる
・朝に食器を洗わずに出勤する
このような生活で部屋が荒れやすくなったようです。

それ以外にも、
・休日は夕方まで起き上がれない
・家でスマホをいじったりしながら過ごしている
・日曜日になると何も活動しなかった自分に後悔する
・月曜日になると体がだるい
このような状態になっていました。

生活の悪循環や仕事でもイライラしやすくなったことから当院を調べてご来院されました。
当院では東洋医学に基づく鍼灸で心身のバランスを正常化させる治療を始めました。
治療を続けていくうちに平日の疲れを平日で回復することができるようになり休日も動きやすくなり、仕事とプライベートのメリハリが生まれ生活の質が高まり無気力症候群が改善されました。

45歳男性 過労による憂うつ「頭にモヤがかかって頭が回らない」

【45歳男性 会社員】
半年前から職場が人手不足になったことで残業が増えたようです。
そのため休日返上で週6日業務になって心身にストレスが蓄積されていきました。
・寝つきが悪い
・途中で何回も起きる
・憂うつな状態が継続する
・仕事場では文章が読めない
・無気力で家でもぼーっとしている

このような不調が起こり始めました。
家族にも心配されたため、当院に来院されました。

初診時は中等度のうつ状態であり、だるさや食欲不振などの身体症状も認められました。
これ以上業務と生活に支障が出ないよう積極的な鍼灸治療をはじめました。
5回目にはうつ状態が緩和されたため、改善が認められました。
15回目には睡眠や身体の症状なども改善し、1か月後には体調も安定し再び仕事に前向きとりかかることができました。

無気力症候群でお悩みの方はご相談ください

このような無気力症候群を改善するには鍼灸治療が効果的です。
無気力症候群の原因である脳内神経伝達物質の乱れや自律神経の乱れは鍼灸治療によって整えることが可能です。

西洋医学では抗不安薬などの対処療法になり根本的な治療にはなりません。
しかし、鍼灸治療は薬物に頼らず自然治癒力によって改善できる唯一の治療法です。

ぜひ、無気力症候群でお悩みの方は当院の鍼灸治療を受けてみてはいかがでしょうか。

当院で患者様の治療実績はこちらから

実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
同じようにつらい思いをされている方の役に立てるのならばと皆さん快く掲載を許可頂きました。
これを読まれている患者様のご参考になれば嬉しく思います。
下記のリンクから別ページでご覧ください。



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