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目の疲れは冷やす?温める?眼精疲労の正しい解消法を解説
- カテゴリ:
- 頭や顔の悩み
公開日:2024年11月01日
更新日:2024年11月01日
東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログを監修している鈴木貴之と清水正太は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。8万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により病院やクリニックでは改善できない不調で悩まれている多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。
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目次
- 1 眼精疲労でお悩みの方に適切なアドバイス
- 2 目の症状によって冷やすか温めるかは変わる
- 3 冷えは万病の元ということに注意
- 4 炎症があるときは冷やすとよい
- 5 目の充血や痛みがある場合は冷やす
- 6 眼球を動かして痛みがあるときも冷やす
- 7 炎症反応は自然治癒力の一種
- 8 目を冷やすときは短時間で留めるようにする
- 9 目を冷やすなら濡れたタオルやハンカチがよい
- 10 こういうときは目を温めるのが効果的
- 11 目がショボショボしたりかすみ目は温める
- 12 目を温める方法は蒸しタオルがおすすめ
- 13 冷やしと温めを交互に行うのは効果あるのか
- 14 眼精疲労の予防はこまめな休憩
- 15 眼球体操は眼精疲労予防に効果的
- 16 眼精疲労の改善には鍼灸が効果的
- 17 当院で改善した患者様の声と治療実績はこちらから
- 18
※自律神経などの不調が改善された患者様の声と治療実績は上記のリンクから別ページで解説しています。
眼精疲労でお悩みの方に適切なアドバイス
パソコン仕事をメインとしている方の中には「しっかり寝てるのに朝から目の疲れがつらい」という方もおられるのではないでしょうか。
もしかしたら眼精疲労が発症している可能性があります。
しかし、多くの方は「忙しくてサロンやマッサージなどで眼精疲労を解消できない」かと思います。
そんなときにセルフケアで「目を冷やした方が良いのか、温めた方が良いのか」と迷うことがあります。
今回は「目の疲れは冷やす?温める?眼精疲労の正しい解消法を解説」と題して眼精疲労の正しい対処方法を解説します。
目の症状によって冷やすか温めるかは変わる
眼精疲労があるときに「冷やした方が良いのか、温めた方が良いのか」と悩んだことはあるのではないでしょうか。
実は眼精疲労は目に表れている症状によって冷やすか、温めるかが変わってきます。
まずは眼精疲労があるときに、冷やした方が良い場合について解説していきます。
冷えは万病の元ということに注意
目に限らず体を積極的に冷やして良いことはほとんどありません。
特に東洋医学の考えでは「冷えは万病の元」といわれています。
というのも、身体を冷やすことはさまざまな不調を招くと考えられているからです。
炎症があるときは冷やすとよい
その中でも例外的があります。
それが炎症です。
炎症を起こしているような場合は一時的に冷やすことは対処方法として推奨されています。
その炎症には5大徴候があるので知識として覚えておきましょう。
【炎症の5大兆候】
・発赤(ほっせき)
・腫脹(しゅちょう)
・熱感(ねつかん)
・疼痛(とうつう)
・機能障害(きのうしょうがい)
以上のような場合、「一時的に冷やすと良い」とされています。
目の充血や痛みがある場合は冷やす
目の場合はあまり腫脹(腫れあがること)や熱感(熱く感じること)が起こることはないかもしれません。
しかし、目が充血して赤くなったり、目がズキズキ痛んだりすることはよくあると思います。
目が充血しているときには、目の血管が拡張して熱感は感じやすくなっています。
この場合は目の周りを冷やしてあげて拡張した血管を冷やして収縮させてあえることで眼精疲労は解消できます。
眼球を動かして痛みがあるときも冷やす
また眼球を動かした時に痛みが生じるような場合は眼球周囲の組織に炎症を起こしている可能性があります。
そのような時も一時的に冷やすとよいでしょう。
ただし「炎症=悪いこと」という訳ではありません。
こういった症状が表れている場所には血行不良がおきています。
炎症反応は自然治癒力の一種
たとえば眼精疲労による血行不良の場合、目のピントを合わせる毛様体筋(もうようたいきん)や、目を動かす筋肉群である外眼筋(がいがんきん)が緊張し、血管を圧迫します。
そして、この血管の圧迫によって血行不良が起こります。
血液は酸素や栄養、白血球を組織に送り届ける役割があります。
しかし血行不良が起こると、脳から「血液が足りていないよ」というサインが起こります。
その脳からの指令によって血行不良の場所への血流が一時的に増加します。
それがいわゆる眼精疲労で起こる炎症です。
つまり、炎症そのものは自然治癒力の一種と考えられます。
目を冷やすときは短時間で留めるようにする
実際に、体に受けた切り傷に対して抗炎症薬(炎症を鎮めるための薬)を用いた場合、自然治癒が遅れてしまい感染症に罹る可能性が高まります。
そのため目を冷やすセルフケアもあくまで「炎症が出ている+痛みがひどい」という場合に限って短時間に留めるように気をつけましょう。
また炎症部位には痛み物質が存在しています。
あまり冷やしすぎると痛み物質が排泄されずに滞ってしまい、痛みを長期化させてしまうこともあります。
目を冷やすなら濡れたタオルやハンカチがよい
目を冷やす最も簡単な方法は、濡れたタオルやハンカチで目頭を押さえる方法です。
自宅であれば氷水を利用したり、保冷剤を巻いたりするのもよいでしょう。
あまりに冷たすぎると刺激が強すぎるので、あくまでも「冷たくて心地よい」程度を基準温度にします。
また長時間の冷やしすぎは痛み物質が停滞してしまいかえって痛みが起こってしまいます。
冷やす時間はせいぜい5分程度に留めましょう。
こういうときは目を温めるのが効果的
次に、目を温めた方が良いケースについて見ていきたいと思います。
よほど痛みが強いような場合を除き、基本的には目を温めた方が眼精疲労の改善につながります。
目がショボショボしたりかすみ目は温める
パソコンやスマホの見過ぎで「目がショボショボする、かすみ目」のような場合は目の周りを温めるほうがよいでしょう。
目がショボショボしているときには、目の周囲の筋肉が緊張し血管を圧迫している状態です。
このような時に目の周りを冷やしてしまうと、かえって疲労物質を停滞させてしまうので要注意です。
逆に温めることは血管が拡張し疲労物質を流すことができ、眼精疲労の改善につなげられます。
目の周りを温める時間帯は就寝前がとくにおすすめです。
就寝前に温めることで1日の目の疲れが取れるようになります。
また保温によってリラックス効果が高まるため、副交感神経が優位になり、睡眠の質を高めることもできます。
目を温める方法は蒸しタオルがおすすめ
目を温めるのには蒸しタオルがおすすめです。
作り方はとても簡単です。
タオルを水で濡らしてよく絞ったあと、電子レンジで数十秒温めるだけで手軽にできます。
蒸しタオルをビニール袋などに入れて目頭を押さえるようにすれば、温度を抑えて温めることができ、なおかつお化粧落ちも気にしないでいいのでおすすめです。
他の保温方法には温かい飲み物(缶やペットボトルなど)によく絞ったタオルを巻きつけ、温めたものを目頭に当てると代用することができます。
温度は人肌よりも少し温かい40度から42度が最適です。
冷やしと温めを交互に行うのは効果あるのか
みなさんの中には、「温冷浴」または「交代浴」という入浴法をご存知の方もいらっしゃると思います。
温かいお風呂と冷たいお風呂に交互に浸かることです。
それにより自律神経のバランスを整えたり、免疫力を高めたりする効果が期待できるという入浴法になります。
最近でも「スタンフォード式回復浴」という名前で体の炎症を鎮めて、血行を促進し、肉体の疲労回復を高める効果があると脚光を浴びています。
眼精疲労に対しての効果も同様で温めた後に冷やし、さらに温めることで、目の血液の循環を促しやすくなります。
また、自律神経のバランスが整うことで血管が拡張し、やはり血流を促進する効果が期待できます。
眼精疲労の予防はこまめな休憩
デスクワークなど、モニター作業を長時間している方はこまめに目を休めることを心がけましょう。
理想は1時間に1回、5分から10分ほど目を休めることで眼精疲労の発症のリスクを下げられるとされています。
眼球体操は眼精疲労予防に効果的
眼精疲労を予防するためには、眼球体操もおすすめです。
目を動かす筋肉を刺激することによって、血管の収縮を防ぎ、眼精疲労の予防につなげられます。
おすすめは近くと遠くを交互に見る眼球体操と、眼球をいろいろな方向に動かす体操です。
【近くと遠くを交互に見る眼球体操】
近くと遠くを交互に見る際、人差し指を目から10cm程度のところで立てましょう。
最初に人差し指を見たら、次に遠くを見るようにします。
再び人差し指を見て、遠くを見る…ということを繰り返します。
目のピントを合わせる毛様体筋に刺激加わわることで血行を促進することができます。
【眼球を動かす体操】
眼球を動かす体操はまず、目を上下に5回動かします。
次に目を左右に5回動かし、最後に炎を描くようにグルグル目を回します。
時計回りと反対周りを5秒ずつおこないましょう。
眼精疲労の改善には鍼灸が効果的
鍼灸は原因となるこりに直接刺激し、凝り固まった筋肉のこりを緩め完治させて、目の疲れや眼精疲労を取り除きます。
また鍼灸治療はマッサージや整体と違い、指の指圧では届きにくい筋肉のこりでも正確に鍼で刺激することができるため改善に導きます。
「どこに行けば自分の不調を正しく改善できるかわからない」と治療方法でお悩みの方は当院にお気軽にご相談ください。
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同じようにつらい思いをされている方の役に立てるのならばと皆さん快く掲載を許可頂きました。
これを読まれている患者様のご参考になれば嬉しく思います。
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鍼灸院コモラボ院長
ブログ管理・編集者
【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて13年勤務(院長職を務める)
現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
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