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【ステロイドは危険】好酸球性胃腸炎には東洋医学の鍼灸
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- 胸やお腹の悩み
公開日:2024年08月30日
更新日:2024年08月30日
東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログを監修している鈴木貴之と清水正太は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。8万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により病院やクリニックでは改善できない不調で悩まれている多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。
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目次
※自律神経などの不調が改善された患者様の声と治療実績は上記のリンクから別ページで解説しています。
好酸球性胃腸炎とは
好酸球性胃腸炎とは消化管に炎症(ただれ)が起きて様々な症状を引き起こす病気です。
年齢層には差がなく、いずれの世代でも発症する可能性がある病気です。
好酸球性胃腸炎の主な症状は、
・吐き気
・嘔吐
・腹痛
・腹部の張り
・血便
・腹水
などの症状が一カ月以上続きます。
栄養が取れない場合、体重減少や身長が伸びないなどが起きることもあります。
消化管内視鏡検査を行って、消化管の細胞から好酸球という細胞が胃、小腸、大腸などに集積していれば好酸球性胃腸炎と診断されます。
この好酸球が食道のみに集積し炎症が起きている場合は好酸球性食道炎と診断します。
何年も炎症が続く方でも薬やその他の治療で症状を抑えることができたら、仕事、勉強、スポーツなどは十分に行えます。
西洋医学における標準治療は、ステロイド内服です。
しかし、ステロイド内服薬は小児期における副作用に注意が必要です。
病気が続く期間で3つに分けられる
好酸球性胃腸炎の病気が続く期間は、患者さんによって大きく持続型(じぞくがた)、間歇型(かんけつがた)、単発型(たんぱつがた)の3つに分けられます。
患者様は分類の型にあった適切な治療を選択する必要があります。
【持続型】
症状が少なくとも半年以上続き、多くは数年以上続くもの。
治療なしに症状が完全に良くなることは少ない。
【間歇型】
症状は半年以内で完全に良くなり、いったんは治療が必要なくなる。
しかし、再発を何度も繰り返してしまうもの。
【単発型】
症状は続いても半年以内で完全に回復する。
治療が必要なくなり、再発することはない。
好酸球性胃腸炎が起こる原因にアレルギーが関係している
まだ現代医学では好酸球性胃腸炎が起こる根本的な原因は解明されていません。
ただ、好酸球性胃腸炎の炎症を悪化させるものとして、ある種の食物、花粉、アレルギー性鼻炎などが関係していることがわかっています。
【発症リスクを高める因子】
両親にアレルギー疾患がある
(気管支喘息、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーなど)
好酸球性胃腸炎はアレルギー検査によって確定診断ができる
好酸球性胃腸炎は、主に非IgE依存型反応(非即時型反応)により炎症が起きると考えられています。
よく知られているIgE依存型反応(即時型反応)は原因と予想される食物に対する特異的IgE抗体(いわゆるアレルギー反応)を検査すると陽性か否か判定できます。
さらに食物負荷試験を行って除外し好酸球性胃腸炎の確定診断を行います。
好酸球性胃腸炎の診断上、食物特異的IgE抗体はあまり役にたちません。
それは原因となる食物アレルギーがはっきりした患者さんでも、その食物に対する特異的IgE抗体が陽性のこともあれば陰性のこともあるからです。
好酸球性胃腸炎の炎症反応はIgE抗体ではなく、細胞性免疫の中でも寄生虫を本来攻撃するための2型免疫が原因の中心だと考えられています。
この2型免疫をつかさどるリンパ球などが寄生虫の攻撃を受けたと勘違いして、好酸球(寄生虫をやっつける免疫細胞)を呼び寄せ炎症を起こしていると考えられています。
食物に対して起こる反応の時間差は2つに分けられる
食物に対する反応はその時間経過と症状から大きく2つに分かれる。
【IgE依存型反応(青色)】
広く知られている食物アレルギーは、IgE依存型反応により起こります。
全身に遍在する食物特異的IgE抗体とマスト細胞の反応によってじんましんや呼吸困難などの症状を起こします。
多くは数分から2時間以内に発動します。
【非IgE依存型反応(赤色で示す)】
一方、非IgE依存型反応は短ければ1時間、場合によっては2週間以上経って発動します。
炎症を起こす臓器は抗原認識細胞が存在する部位(好酸球性胃腸炎であれば消化管)に限定されています。
好酸球性胃腸炎の診断までの流れ
好酸球性胃腸炎の診断は以下のように行います。
①以下の症状が一つ以上で一か月以上続いている
吐き気、嘔吐、食欲不振、腹部膨満、下痢、血便などの症状のうち1つ以上が1か月以上続いている。(持続期間が1か月以内であっても、診断される場合があります)
②鑑別疾患を除外する
過敏性腸症候群(機能性胃腸障害)、クローン病、潰瘍性大腸炎など
③消化管内視鏡検査で、組織を一部採取し、好酸球が集まっていることを証明する
好酸球が、顕微鏡の400倍で見て、一視野に20個以上あった場合、本症と診断します。
ただし、盲腸、上行結腸という部分には、健康な方でも20個以上好酸球が見られることが多いため、慎重に診断をします。
西洋医学における治療
西洋医学における標準治療は、経口ステロイドになります。
始めは多めの服薬量で炎症を抑えるようにします。
徐々に減量し、なるべく少ない量で症状が出ないようにします。
ステロイドは長期的に内服すると、量によっては全身性の副作用が出現することがあります。
なるべく少ない量が良いのですが、少なすぎると症状が出てしまうため、服薬量の加減に気を付ける必要があります。
ステロイドの長期服用はリスクがある
好酸球性胃腸炎は西洋医学では指定難病とされており、基本的な治療はステロイドの長期服用などの対症療法のみです。
先ほども解説したように好酸球性胃腸炎の持続型と間歇型の場合は、少なくとも半年以上は治療期間を有する病気であるため、ステロイド服用も長期的になります。
しかし、このステロイドの長期服用は副作用が身体に起こり、ムーンフェイスや水牛様肩などの症状を引き起こします。
それ以外にも大腿骨頭壊死などの可能性もあります。
西洋医学ではそれ以外の治療方法しかなく継続的に薬を飲み続けなければいけないため、非常に二次的な健康被害のリスクは高いといえます。
東洋医学に基づく鍼灸であれば改善できる可能性はある
東洋医学は体の機能を向上させていくものです。
もともと東洋医学は五臓六腑(内臓や器官)の働きを高めるために用いられた医療です。
好酸球性胃腸炎に対して西洋医学では「血液中の好酸球が増えている、アレルギー反応が原因」など異常を見つけて薬物を投与する科学的な対症療法のみです。
一方、東洋医学は科学的根拠や病名に対するアプローチをするわけではなく、患者様が訴えている症状や体質の変化を見極め、五臓六腑(内臓や器官)が正常に働くようにツボに対して鍼灸治療を行います。
患者様自身の回復力や自然治癒力を高めるように治療をするのが東洋医学です。
その結果として好酸球が正常に戻るのです。
好酸球性胃腸炎は当院の鍼灸治療で改善できます
好酸球性胃腸炎など身体の機能面の異常(アレルギーなど)で起こる不調は東洋医学に基づく鍼灸で改善できます。
当院では好酸球性胃腸炎を始め、好酸球性副鼻腔炎など原因不明のアレルギー反応による病気に対して効果的な鍼灸治療を行っております。
西洋医学ではステロイドによる薬物療法など副作用や薬害のリスクがある治療が中心ですが、東洋医学ではリスクなく改善まで治療ができます。
ぜひ、好酸球性胃腸炎でお悩みの方は当院にご相談ください。
当院で改善した患者様の声と治療実績はこちらから
実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
同じようにつらい思いをされている方の役に立てるのならばと皆さん快く掲載を許可頂きました。
これを読まれている患者様のご参考になれば嬉しく思います。
下記のリンクから別ページでご覧ください。
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鍼灸院コモラボ院長
ブログ管理・編集者
【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて13年勤務(院長職を務める)
現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
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