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体位性頻脈症候群(POTS)の原因と鍼灸の効果について
- カテゴリ:
- 頭や顔の悩み
公開日:2024年08月20日
更新日:2024年08月20日
東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログを監修している鈴木貴之と清水正太は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。8万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により病院やクリニックでは改善できない不調で悩まれている多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。
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目次
- 1 体位性頻脈症候群(POTS)でお悩みの方に適切なアドバイス
- 2 体位性頻脈症候群に対する当院の鍼灸治療について
- 3 85パーセント近くは鍼灸で良い結果がでている
- 4 体位性頻脈症候群の鍼灸治療法
- 5 体位性頻脈症候群は早めの鍼灸治療で早く治る
- 6 鍼灸治療で効果が起こるメカニズム
- 7 体位性頻脈症候群の原因
- 8 西洋医学における体位性頻脈症候群の治療について
- 9 不登校の原因となる体位性頻脈症候群の特徴
- 10 【よくある質問①】薬を飲まなくても体位性頻脈症候群は治るか
- 11 【よくある質問②】予約当日にならないと来院できるかわからない場合どうすればいいか
- 12 【よくある質問③】子供が怖がってるが鍼灸は安全な治療ですか
- 13 体位性頻脈症候群には東洋医学の鍼灸
- 14 当院で改善した患者様の声と治療実績はこちらから
- 15 関連する記事
- 16
※自律神経などの不調が改善された患者様の声と治療実績は上記のリンクから別ページで解説しています。
体位性頻脈症候群(POTS)でお悩みの方に適切なアドバイス
体位性頻脈症候群(POTS)とは、起立時に低血圧の症状(ふらつき、疲労感など)があっても、 血圧の低下はなく心拍数が顕著に増加(頻脈)する病気です。
【診断基準】
・3か月以上の慢性的な起立不耐症(起立時のふらつきなど)の症状がある
・寝ている状態から立ち上がったときに10分間で起立性低血圧を伴わない状態で、40拍/分以上の心拍数の増加が持続すること
・他の病因の可能性がないこと
今回は「体位性頻脈症候群(POTS)の原因と鍼灸の効果について」この体位性頻脈症候群(POTS)に対する鍼灸の有効性について解説します。
体位性頻脈症候群に対する当院の鍼灸治療について
当院の体位性頻脈症候群の治療目的は、患者様の自然治癒力を向上させできる限りの回復機会を提供することとしています。
それにより体位性頻脈症候群の完全な回復までの時間を短縮することができます。
近年、起立性低血圧だけでなく、この体位性頻脈症候群での不登校の学生が増えており、当院でも体位性頻脈症候群でお悩みの方がご来院されるようになりました。
そのため当院でも体位性頻脈症候群の治療に力を入れており、東洋医学と西洋医学を組み合わせた鍼灸治療で改善を図っています。
この 鍼灸治療によって全身の症状が改善し体位性頻脈症候群が解消されます。
85パーセント近くは鍼灸で良い結果がでている
当院にご来院されて改善または治癒した例を合わせると体位性頻脈症候群全体のうち85%は経過がよいと結果がでています。
体位性頻脈症候群の原因は多様であるため、当院でもそれに合わせて多様な鍼灸治療に行っております。
当院は東洋医学(中医学)を基本に西洋医学のエビデンスを組み合わせることで最大限の効果を引き出します。
この治療の特徴は即効性があり数回で朝起き悪さ、立ち眩み、頭痛、腹痛、全身倦怠の症状などが緩和されました。
学校と普通生活を早く復帰させるのに役に立っています。
体位性頻脈症候群の鍼灸治療法
【体位性頻脈症候群の鍼灸治療】
体位性頻脈症候群の臨床件数:42名
治療に用いた経穴(ツボ):百会、神庭、足三里、下関、頬車、合谷、内関、中脘、気海、内関、三陰交、太谿(これらの経穴から反応のあるものを用いる)
※また場合によってはツボにパルスで微電流を流します。
現在も多くの体位性頻脈症候群の方がご来院されています。
当院では体位性頻脈症候群の方の一人ひとりの症状に合わせてきめ細かい鍼灸治療を行っています。
体位性頻脈症候群は早めの鍼灸治療で早く治る
鍼灸治療を受けた体位性頻脈症候群の方は予後が非常に良好です。
多くの体位性頻脈症候群の方は会社や学校の復帰が可能になりました。
経験則ではありますが、体位性頻脈症候群の場合、発症してから早い段階に鍼灸治療を始めれば1か月もかからずに症状が軽くなり普通に生活できるようになります。
病院で診断を受けていなくても、上記で解説した体位性頻脈症候群の示唆するような症状がみられた場合は早めに鍼灸を受診すれば、治るまでの時間も短くなります。
鍼灸治療で効果が起こるメカニズム
【当院の東洋医学に基づく鍼灸治療法】
体位性頻脈症候群の改善のために重要な頭部にある特殊なツボに鍼灸を施します。
この刺激が神経伝達を通じて、脳と自律神経の働きを健常化する仕組みです。
ほとんど鍼灸の痛みを感じない程度の治療ですので、リラックスして寝てしまうことがあります。
【鍼灸で改善するメカニズム】
①頭部や手足などのツボに鍼を刺します
②体質によってはツボに微弱電流を流します
③この鍼の刺激によって大脳の働きを活発化させます
④この大脳の活性化によって自律神経のバランスが安定します
⑤交感神経の末端からノルアドレナリンの分泌が増加され血流が正常化されます
⑥自律神経の働きが健常化され体位性頻脈症候群の症状が解消される
体位性頻脈症候群の原因
体位性頻脈症候群の多くは、末梢血管の交感神経活動の低下から起きています。
末梢血管の拡張や収縮は交感神経によって調節されています。
体質的にこの交感神経機能の反応が悪い人が起こりやすい傾向にあります。
西洋医学における体位性頻脈症候群の治療について
西洋医学において体位性頻脈症候群の治療は非薬物療法と薬物療法による対処療法のみです。
そのため効果的な方法はまだありません。
不登校の原因となる体位性頻脈症候群の特徴
先ほども解説したように学生の体位性頻脈症候群の増加で不登校が増えています。
不登校の子供の中には体位性頻脈症候群だけでなく、貧血、パニック障害、 うつ病やうつ状態、不安神経症など多種多様な病気を併発していることがあります。
そのため、体位性頻脈症候群だけでなく偏頭痛を伴う場合は偏頭痛の治療も併せてする必要があります。
不登校に至る原因が心理的なストレスであれば、身体症状はストレスに関連する不調が体位性頻脈症候群に併せて起こります。
心理的なストレスによる症状であれば過敏性腸症候群(IBS)、 頭痛(偏頭痛、緊張性頭痛) などがあります。
【よくある質問①】薬を飲まなくても体位性頻脈症候群は治るか
【よくある質問①】
息子が病院で体位性頻脈症候群と診断を受けました。
遠方の高校に通い部活動もハードにやっているため、何度か失神したこともあります。
病院で処方された昇圧剤を飲むと、余計に動悸が激しくなってしまうため現在は飲んでいません。
現在は毎朝の頭痛と倦怠感がかなりひどいようで,最近 週に1日くらい休むようになっています。
このような状態でも鍼灸で改善できますでしょうか。
【この質問に対する回答】
体位性頻脈症候群であれば薬の服用の有無にかかわらず、鍼灸で改善できます。
また薬の服用をしていると薬の効果と鍼灸の効果が分かりにくい場合があるので、鍼灸を受けるうえで服用していない方が望ましい場合もございます。
【よくある質問②】予約当日にならないと来院できるかわからない場合どうすればいいか
【よくある質問②】
娘は体位性頻脈症候群と重度の睡眠障害があるため鍼灸院の予約を取ってもなかなか外に出られないためキャンセルの心配があります。
不登校も10か月目であるため何とか鍼灸院に連れて行きたいがもう少し症状が落ち着いたらと待っていました。
この場合、どのような予約の取り方が望ましいでしょうか。
【この質問に対する回答】
体位性頻脈症候群など予約当日まで体調の良し悪しがわからない方の場合は、当日直前のご予約を勧めております。
インターネットで予約が取れない場合は、お電話でも受け付けております。
【よくある質問③】子供が怖がってるが鍼灸は安全な治療ですか
【よくある質問③】
自分の息子が体位性頻脈症候群です。
処方された薬が強くて眠気が日中にも出て日常生活に支障がでています。
親としては是非治療を受けさせたいのですが、子供が鍼灸を怖がってなかなか鍼灸治療を納得してくれず困っています
鍼は細いし痛みもほとんどないと聞いておりますがもう少し教えていただけると助かります。
【この質問に対する回答】
当院で用いる鍼は一番細い鍼で0番という太さのものを使っております。
髪の毛よりもさらに細い鍼ですのでほとんど痛みを感じることはありません。
こちらの鍼でも苦手な場合は、刺さない鍼である「ていしん」というものを使用して治療することがあります。
体位性頻脈症候群には東洋医学の鍼灸
体位性頻脈症候群が起こる原因に自律神経の乱れによる血流のコントロールの失調であると解説しました。
体位性頻脈症候群は血流の機能低下によるものであるため改善には東洋医学に基づく鍼灸治療が効果的です。
鍼灸治療によって乱れた自律神経の働きを安定させ体位性頻脈症候群によるめまいやふらつきを改善させます。
ぜひ、体位性頻脈症候群でお悩みの方は当院の東洋医学の鍼灸治療を受けてみてはいかがでしょうか。
当院で改善した患者様の声と治療実績はこちらから
【患者様の声 起立性調整障害】
「初めて起立性低血圧と診断されました」
9歳女性 東京都 在住
元気だった娘がある日突然「気持ち悪い」と。学校も行けない程で、小児科も何軒か受診しました。
しばらく様子見てあげてくださいと、それだけでした。脳外科併設の小児科へ行った時、初めて起立性低血圧と診断されました。
治りにくい病気と聞き大ショックでした。
でも、吐き気が改善されないので頭部のCTを撮ることになりました。
そこで、蓄膿の跡がはっきりと写っていたので耳鼻科へ通うことになりました。
でも、そこで蓄膿の炎症はよくなったはずが、吐き気が相変わらずで、耳鼻科医に「他の病気じゃないですか」といわれてしまい、家でインターネットで必死で娘の症状で検索を繰り返し、やっと先生の鍼灸院に目を止めることができました。
そこからは即断即決で先生に全てをお願いしました。
途中で、何回も急に見て頂いたり。でも、先生が初めて言ってくれたんです、治りますよ、良くなります!って。
今では、以前と変わらないまで元気な小学生に戻してもらいました。
他にも実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告しています。
下記のリンクから別ページでご覧ください。
【三鷹駅徒歩1分 自律神経専門の鍼灸院コモラボ】
自律神経専門鍼灸院コモラボでは、
⾃律神経の乱れによる体調不良にお悩みの⽅に特化した、
東洋医学に基づく鍼灸院です。
睡眠障害(不眠症)、動悸、不安症、不妊症、頭痛(肩こり頭痛、偏頭痛)、更年期症状(イライラ、ホットフラッシュ、動悸)、耳鳴り、睡眠薬・鎮痛剤の副作用など様々な不調に対応しています。
※お悩みのご相談も無料で承っております。メールやLINEからご連絡ください。
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鍼灸院コモラボ院長
ブログ管理・編集者
【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて13年勤務(院長職を務める)
現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
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