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【耳の帯状疱疹でめまい?】耳性帯状疱疹の後遺症の治し方
- カテゴリ:
- 頭や顔の悩み
公開日:2024年08月14日
更新日:2024年09月15日
東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログを監修している鈴木貴之と清水正太は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。8万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により病院やクリニックでは改善できない不調で悩まれている多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。
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目次
※自律神経などの不調が改善された患者様の声と治療実績は上記のリンクから別ページで解説しています。
耳性帯状疱疹の後遺症でお悩みの方に適切なアドバイス
「強い耳の痛みがある」
「原因不明のめまいが続いている」
「耳が聞こえにくい気がする」
これらの症状があれば、耳性帯状疱疹(じせいたいじょうほうしん)かもしれません。
耳性帯状疱疹はまだ一般的には聞きなじみのない病名かもしれません。
帯状疱疹と同じヘルペスウイルスにより聴覚や平衡感覚をつかさどる神経が障害される病気です。
発生直後の早い対応でおおよそ全ての症状は解消されますが、まれにめまいや痛みなど後遺症が残る場合もあります。
今回は「【耳の帯状疱疹でめまい?】耳性帯状疱疹の後遺症の治し方」と題して耳性帯状疱疹の原因や後遺症に対する改善方法を解説します。
耳性帯状疱疹も水疱瘡帯状疱疹ウイルスで起こる
耳性帯状疱疹は顔面神経麻痺の症状以外にも難聴や耳の周りの水ぶくれ、めまいが起きる病気です。
耳性帯状疱疹は、一種のヘルペスウイルスである帯状疱疹ウイルスに感染することで起こります。
別名ラムゼイ・ハント症候群ともいわれています。
水痘帯状疱疹ウイルスに感染すると、水疱瘡(みずぼうそう)による発疹が最初に起きます。
この水疱瘡の発疹が消失しても体の中に何年間もウイルスが残る特徴があります。
その後何らかの条件で発疹が多くできる帯状疱疹が起きます。
これが帯状疱疹です。
耳性帯状疱疹とベル麻痺の違いについて
この帯状疱疹は後遺症がよく残るため、治療をできる限り早く行うことが改善に重要です。
耳性帯状疱疹で最も多くある症状としては、急性の顔面神経麻痺があります。
耳性帯状疱疹とよく間違われるのがベル麻痺ですが明確な違いがあります。
ベル麻痺と耳性帯状疱疹はどちらも顔面神経麻痺の一種で、脳から出た末梢神経に異常がある「末梢性の顔面神経麻痺」に分類されます。
しかし、ベル麻痺は片側の顔面神経麻痺のみの書状であり、それ以外の症状はみられません。
それに対し、耳性帯状疱疹では麻痺している側の耳に帯状疱疹(発疹)ができたり、難聴やめまいなど聴覚や三半規管に障害が伴ったりします。
耳性帯状疱疹は夏バテや熱中症後にも起こる
主な耳性帯状疱疹の要因としては、
・疲労
・免疫力の低下
・身体的なストレス
・糖尿病
・熱中症
が挙げられます。
健康体であれば神経に潜んでいる帯状疱疹ウイルスは免疫力によって発症しないように抑えています。
しかし、慢性的な疲労や睡眠不足などにより免疫力が低下することがあるとウイルスを抑えることができなくなり帯状疱疹が発症してしまいます。
統計的には夏から秋にかけて帯状疱疹が増える傾向にある理由の一つとして、夏バテなど夏場の暑さによって消耗した体力が回復できずに免疫力が低下があります。
耳帯状疱疹の主な症状
耳性帯状疱疹の症状としては、
・顔面神経麻痺
・めまいが数日~数週間継続する
・まぶたを閉じることができない
・しわが額に寄らない
・よだれが出る
・口元が垂れる
・前側の舌の3分の2が味覚障害になる
・口の中に金属を入れた感じがする
などが挙げられます。
顔面神経麻痺は自分でも容易に発見しやすい
耳性帯状疱疹の場合は、顔面神経麻痺という顔面の表情がある日急に左右で対称でなくなってしまったり、めまい、難聴というようないろいろな症状が起こります。
また、耳の痛みに加えて発疹後のかさぶたや水ぶくれ、赤みが耳の内部に現れる場合も多くあり、日常生活に支障を来すことがあります。
顔面神経麻痺の場合は、片側の顔面の筋肉が働かなくなるので力が入らず、表情が片側の顔面では作れなくなります。
例えば、笑顔の表情を作ろうとしても右側の顔面でそれがなっていても、左側の口角が作れず左側顔面全体が下がっていたり、まゆげが片方では上がらなかったりするなどというような状態が起こります。
病気はこのような症状のものであるため、顔面神経麻痺そのものは、自分でも鏡を見ると割合容易に診断することはできます。
しかし、耳性帯状疱疹による顔面神経麻痺であるかどうかは、病院を受診して診察してもらう必要があります。
耳帯状疱疹の西洋医学的な診断と検査
耳性帯状疱疹を診断する際に、病院などでは次のような視診、西洋医学的な検査を行います。
視診は主にめまいの要因を調査します。
聴力検査の場合は、耳の聞こえ(聴力)の程度を調査します。
平衡機能検査の場合は、三半規管の障害によるめまいの要因を調査します。
これらの異常は帯状疱疹を伴わないことがたまにあります。
この場合は見極めがベル麻痺との鑑別診断ができないので、ウイルスが繫殖しているかを血液検査によって調べる必要があります。
また画像診断の場合は、MRI検査を行って、顔面神経の造影効果があるかどうかを調査します。
耳帯状疱疹の西洋医学的な治療法
耳帯状疱疹を治療する際は、要因がウイルスであることが明確になれば、まずアシクロビルという抗ウイルス薬を注射します。
さらに、炎症を抑える副腎皮質ホルモン(ステロイド)を注射したり、代謝を活発にするATP剤、ビタミンB12剤、鎮痛薬を服用したり、軟膏を発疹が起きている病変部へ塗ったりします。
顔面神経麻痺の症状が起きている場合は、顔面マッサージを行うことがあります。
顔面神経麻痺がこのような治療を行なっても改善されない場合、手術で顔面神経減荷術というものが実施される場合もあります。
耳性帯状疱疹で起こる後遺症について
また胸部に起こる帯状疱疹後遺症に比べると少ないですが、耳帯状疱疹でも神経痛が後遺症として起きることがあります。
耳性帯状疱疹による顔面神経麻痺が後遺症として残存すると、目を閉じようとした際に口元が同時に引きつれる病的共同運動や、麻痺がわずかに残る不全麻痺などの後遺症が残る場合があります。
まためまいや難聴なども発症時に比べれば回復しているものの、わずかに後遺症として残ることもあります。
難航する耳性帯状疱疹の改善には免疫力の向上が重要
耳性帯状疱疹の場合は、要因がウイルス感染の病気であるとはっきりしているため、診断が確定すると抗ウイルス薬による治療がその場で始まります。
どのような治療をどこの病院で受けるかはあまり迷わずどの病院でも迅速に対応できます。
しかし、耳性帯状疱疹を治療する場合は、薬物による劇的に効果が期待できるものが無いため、よく難航します。
抗ウイルス薬やステロイド薬を使う場合が多々ありますが、このようなものを服用すると必ず治る、ということでもありません。
ほとんどの場合は自然治癒しますが、100%治るということではなく、顔面部の異常が一部後遺症として残る場合が多々あります。
先ほど解説したように、根本的な原因には「疲労やストレスによる免疫力が低下」が関係しています。
長く症状が継続したり治療が難航している背景には出現した帯状疱疹ウイルスを改めて鎮めるための免疫力を高めることが重要です。
またウイルスによって傷ついた神経を再生するための回復力も同時に向上させる必要があります。
初期は迅速な西洋医学の薬物による対応が功を奏しますが、難航した場合は自然治癒力を高めるための体質改善がなくては改善しません。
耳性帯状疱疹後の後遺症は当院の鍼灸治療で改善できます
耳性帯状疱疹後に起こる後遺症を改善するには傷ついた神経を修復させ、血流を促進させる必要があります。
この効果に期待できるのが東洋医学に基づく鍼灸治療です。
この生体反応は薬物療法やマッサージでは起こすことができない鍼灸独自の反応です。
さらに耳性帯状疱疹後の後遺症は一人ひとり症状が違いますが、この違いに対して対応できるのは東洋医学の鍼灸治療のみです。
東洋医学は一人ひとり症状を出している体質に対して詳しく調べることが可能であり、それによる高い鍼灸の効果を引き出すことができます。
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鍼灸院コモラボ院長
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【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて13年勤務(院長職を務める)
現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
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