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噛み合わせが悪いと肩こりが起こる?|その原因と対処法を解説
- カテゴリ:
- 頭や顔の悩み
公開日:2024年08月07日
更新日:2024年09月19日
東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログを監修している鈴木貴之と清水正太は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。8万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により病院やクリニックでは改善できない不調で悩まれている多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。
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目次
※自律神経などの不調が改善された患者様の声と治療実績は上記のリンクから別ページで解説しています。
嚙み合わせの不具合でお悩みの方に適切なアドバイス
「噛み合わせが悪いせいか首や肩が張ってくる」
「食事の後に肩こりが起こる」
「食いしばり癖があり、同時に肩が張ってくる」
このような不調でお悩みの方はおられないでしょうか。
今回は「噛み合わせが悪いと肩こりが起こる?|その原因と対処法を解説」と題して嚙み合わせの不具合によって起こる肩こりの原因と対処法を解説します。
噛み合わせが悪さは肩こりにつながる?
実は噛み合わせと肩こりは関係しています。
その理由として歯並びの不正があります。
歯並びが悪いと食事のときや会話をするときなど上の歯と下の歯が当たるときに顎に余計な負荷が入ります。
何度もこの嚙み合わせが悪い状態での動作が繰り返されると口の周囲の筋肉が緊張して血流障害が起こり筋肉に痛みを感じる症状が発生します。
この筋肉の痛みは、口の周囲だけで終わることもありますが、少しずつ身体全体へ痛みが広がります。
その広がりによって起こるのは肩こりです。
矯正によって歯が動くと肩こりが起こりやすくなる
しかし必ずしも歯の矯正をすれば、肩こりが治るわけではありません。
それは矯正によって歯が動くことでも痛みが起こるからです。
この動く歯の痛みに耐える為に「歯を食いしばる」という反応が起こります。
この食いしばりは口や顎周囲の筋肉の硬直につながり、肩こりを引き起こすケースがよくあります。
100人中100人に肩こりが起こるわけではありませんが、歯の痛みが大きい人ほど肩こりを発症する可能性が高まるといえます。
顎と肩は力の連携が起こる関係性
顎と肩のお互いの位置は他の部位と比べて近い箇所にあります。
そのため力の連動が生まれやすい構造といえます。
とくに顎からの力が肩へと伝播しやすいため他の部位よりも肩の筋肉に影響が表れやすいといえます。
普段から頭痛や首の痛みを感じている方がおられるのなら、もしかすると顎の周囲に余計な力が入っていて頭や首に悪影響を与えている可能性があります。
肩こりへと悪化させない対処法をマスターしよう
日頃の生活習慣や歯並びの不具合を整えることで肩こりを和らげることに繋がります。
嚙み合わせの悪さで起こる肩コリを和らげる方法に以下の5つをご紹介します。
①普段の食いしばりや就寝中の歯ぎしりを改善する
就寝中の歯ぎしりは100kg以上の力が顎に伝わっているといわれているほど強いストレスが歯や顎にかかっています。
また、歯ぎしりを繰り返すことで歯の表面を覆っているエナメル質が剥がれてしまい、知覚過敏など痛みが起こる要因を生み出します。
しかし、就寝中に歯ぎしりを行なっているかを本人が自覚することは難しいものです。
ただ日頃から寝ている時に歯ぎしりをしてしまう方は覚醒している日中の時間でも歯ぎしりの癖があるといわれています。
まずは日中に歯ぎしりの癖がないか、自己観察してみましょう。
「毎日朝起きると顎が痛い感覚がある」といった中々歯ぎしりが改善しない場合は、歯ぎしりによるストレスを軽減する為のマウスピースを処方されることがあります。
別名ナイトガードとも呼ばれており、歯科医院で製作することが可能です。
歯ぎしりだけではなく、歯を食いしばる動作でも肩こりを助長します。
力を入れる作業や緊張したり集中する場面がある時は特に歯に力が入らないように気をつけてましょう。
②舌の位置を改善する
常に舌が歯に接触している位置にある場合、口の下の方向に舌先が向いている場合は、上の顎に舌先が触れるように位置を改善しましょう。
舌を正しい位置にすることで、舌の圧で前歯を押すことによる歯並びの歪みを抑制できます。
その歪みで起こる噛み合わせの悪化や肩こりを予防することを防ぎます。
③食事のときは左右の歯を使って噛む
顎の関節に余計な負荷を与えないようにするために歯をバランスよく使用して噛むことが重要です。
歯の左右どちらかで食べ物を噛んでしまうと、片側の顎関節に余計な負荷が掛かってしまうため肩こりに繋がります。
左右バランスよく両方の歯を使用して食べ物を噛むように心掛けましょう。
④姿勢を正して肩こりを予防する
実は就寝中の横になっている姿勢は顎の周囲に余計な負荷がかかっている状態といわれています。
特にうつ伏せの状態は顎に大きな負荷がかかっています。
この状態が長時間続くと顎関節症の要因になるため注意が必要です。
その他にも頬で顎を支えている頬杖の姿勢も手のひらでアゴを下から上へ持ち上げている状態です。
この圧迫も顎関節に大きな力が加わっている状態です。
日頃から頬杖をしてしまう習慣がある方は気をつけましょう。
⑤歯の正しい位置をチェックしよう
肩こりの要因が噛み合わせの不具合である場合では、正しい位置に歯並びを調整することも重要です。
以下の項目に当てはまる方は歯列矯正により肩こりが改善される可能性がある為、参考にしてみて下さい。
・前歯の真ん中の位置が中心と離れている。
・会話や食事中に、顎からシャリシャリと音がする。
・よく頬を噛んでしまうことがある。
・下の歯を見た時に、上の歯によって3分の1以上隠れている。
・前歯に隙間が空いているのに、奥歯がしっかりと噛めている。
嚙み合わせによって起こる肩こりは鍼灸で改善できます
嚙み合わせの不具合はストレスが積み重なることで起こる顎周囲にある筋肉のアンバランスによって起こります。
また最近では精神的なストレスによって交感神経が過剰に興奮することでも嚙み合わせの不具合が生じます。
こういった筋肉のアンバランスや自律神経の乱れには東洋医学に基づく鍼灸が効果的です。
この東洋医学に基づく鍼灸治療は一人ひとりの体質を診断することで噛み合わせの不具合が起きている原因を各々の体質から発見し改善することができます。
「どこに行けば自分の不調を正しく改善できるかわからない」と治療方法でお悩みの方は当院にお気軽にご相談ください。
当院で改善した患者様の声と治療実績はこちらから
実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
同じようにつらい思いをされている方の役に立てるのならばと皆さん快く掲載を許可頂きました。
これを読まれている患者様のご参考になれば嬉しく思います。
下記のリンクから別ページでご覧ください。
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鍼灸院コモラボ院長
ブログ管理・編集者
【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて13年勤務(院長職を務める)
現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
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