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ステロイドを漸減する理由|ステロイド依存性感音難聴には鍼灸
- カテゴリ:
- 頭や顔の悩み

公開日:2024年08月02日
更新日:2024年09月19日

このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。
目次

ステロイド依存性感音難聴でお悩みの方に適切なアドバイス

「難聴を何度も繰り返して治るのだろうか」
「病院から投与されるステロイドを使わないと難聴が治らない」
「ステロイドを使わないと聴力が低下してしまう」
このような難聴でお悩みの方はステロイド依存性難聴の可能性があります。
今回は「ステロイドを漸減する理由|ステロイド依存性感音難聴には鍼灸」と題してステロイド依存性感音難聴への鍼灸の有効性を解説します。
ステロイドの影響によって聴力が変動する難聴

ステロイド依存性感音難聴は副腎皮質ステロイドの投与による影響を受けたりあるいは依存することで聴力が変動するタイプの感音難聴のことをいいます。
発症直後は突発性難聴、メニエール病、急性低音障害型感音難聴と同様に突然難聴になります。
その治療薬としてステロイドを使用し難聴が回復した後、ステロイドを中止すると難聴が再発し、再びステロイドを投与すると聴力が再び回復するといったステロイドの影響によって聴力が変動するものをステロイド依存性感音難聴といいます。
他にもステロイドを減量すると聴力が低下し、ステロイドを増量すると、また聴力が回復するといった依存の反応も示すことがあります。
ステロイド依存性感音難聴は見逃しやすい

ステロイド依存性感音難聴は原因不明の変動性の両側性感音難聴を示します。
聴力の変動(聴力低下)は必ずしも同時に両耳に起こることはなく、片側のみに生じることもあります。
多くは突発性難聴等と診断されてから副腎皮質ステロイドの投与を受けることがきっかけで発症します。
副腎皮質ステロイドによって聴力が一時的に改善し、回復とともに副腎皮質ステロイドの投与量を漸減していく過程で聴力が再度悪化し、副腎ステロイドの投与量を増やすと、再度聴力が改善するといった反応によってステロイド依存性感音難聴が疑われます。
ステロイド依存性感音難聴はこういった経過観察からでないと明らかにならない特徴があります。
また難聴の症状だけでなく耳鳴りを伴うことが多く、めまいを生じることもあります。
再発が多いとされている急性低音障害型難聴や低音型の突発性難聴あるいはメニエール病と症状が似ているため鑑別が必要といわれています。
しかし、鍼灸院に来院される患者様の多くは再発を繰り返し、ステロイドの依存性が疑われる症例であっても耳鼻科では急性低音障害型難聴、低音性の突発性難聴、メニエール病と診断されて見逃しているケースがあります。
病院では聴力の変化をみながらステロイドの減薬をする

病院ではステロイド依存性感音難聴と診断をしても聴力低下に対してはまず副腎皮質ステロイドの投与を行い聴力の維持をはかります。
それにより聴力が改善するようであれば、数日または数週間かけて徐々に副腎皮質ステロイドを減薬していき、聴力が維持できる適量を決めていきます。
状況によって、ビタミンB12や血流やリンパの循環を改善する薬を併用することもあります。
当初、副腎皮質ステロイドで反応していたものの、聴力低下を繰り返すとステロイドへの反応が不良になり聴力が回復しない場合があります。
このような時には免疫抑制剤を投与したり、漢方薬を併用することもあります。
病院によっては、途中で副腎皮質ステロイド投与を中止することもあるため、代替療法として鍼灸治療を勧められることもあります。
ステロイド依存性難聴の鍼灸治療

ステロイド依存性難聴は鍼灸治療の世界では最も効果がでやすい最適応症といわれています。
その理由にステロイド依存性難聴は低音型の難聴の方が多いことにあります。
低音型の難聴は鍼灸治療が効を奏することが多く統計的なデータでもそのような結果があり、ステロイド依存性感音難聴も含まれると考えます。
当院でも、
「低音型の難聴を何度も繰り返し発症している」
「難聴が再発するたびにステロイドを投与して身体への影響が不安」
「難聴を10回以上繰り返してステロイドもそのたびに投与して怖くなった」
といった難聴の再発とステロイドの再投与を繰り返す方がご来院されます。
また医師から「これ以上のステロイドは良くないから別の治療をしてください」と鍼灸を勧められて来院される方もおります。
ステロイド依存性難聴は再発予防が重要

当院の鍼灸治療は急性低音障害型難聴やメニエール病や低音型の突発性難聴の治療法に準じて行っております。
ステロイド依存性難聴は鍼灸治療によって治りやすい難聴ですが、再発しやすい傾向があるため治った後の再発予防が重要と考えています。
またステロイド依存性難聴は心身の状態やストレスの影響を受けて再発や悪化をすることがあります。
生活習慣と仕事の負担などを見直して、改善し心身を良い状態に回復させることが大切と当院では考えます。
鍼灸治療と並行して、仕事と生活の問題点を探るために適宜カウンセリングなども行っております。
ステロイド依存性難聴の完治を目指すなら東洋医学の鍼灸治療
現在、当院ではステロイド依存性難聴でお悩みの方がご来院されています。
ステロイド依存性難聴の原因は薬害による影響だけでなくホルモンや自律神経の乱れも関連しています。
そのため生活習慣で起こるストレスや過労が積み重なることで誰でも起こり、また再発もしやすいのが特徴です。
改善のためには血流やリンパの循環を改善させ正常なホルモンや自律神経の働きに回復させることが重要です。
ぜひ、ステロイド依存性難聴でお悩みの方は当院にご相談ください。
当院で患者様の治療実績はこちらから

実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
同じようにつらい思いをされている方の役に立てるのならばと皆さん快く掲載を許可頂きました。
これを読まれている患者様のご参考になれば嬉しく思います。
下記のリンクから別ページでご覧ください。


鍼灸院コモラボ院長
ブログ管理・編集者
【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて13年勤務(院長職を務める)
現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
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