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プレドニンで耳鳴りが悪化|耳鳴りに鼓室内ステロイド注射が効かない

プレドニンで耳鳴りが悪化|耳鳴りに鼓室内ステロイド注射が効かない
公開日:2024年08月02日
更新日:2025年10月01日
このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。
このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。

突発性難聴でお悩みの方に適切なアドバイス

「鼓室内ステロイド注射を使っても難聴が治らない」
「耳鳴りで
ステロイドを使用したが効かない」
「耳鳴りでいろいろな薬を処方されたがどれも効果がない」

このような不調でお悩みの方はおられないでしょうか。
突発性難聴や耳鳴りは再発しやすく、ステロイドを多量に使うため人によっては難治性に陥ることがあります。

今回は「プレドニンで耳鳴りが悪化|耳鳴りに鼓室内ステロイド注射が効かない」と題して、突発性難聴とステロイドに関する質問にお応えし、鍼灸の有効性を解説します。

Q.1 突発性難聴にステロイドが使われる理由を教えてください

A.1 炎症をとめるために使われています。
【解説】
ステロイド(プレドニンなど)は、もともと体の中にあるホルモンを精製した薬です。
主な効果は免疫力を低下させて炎症を止める作用であるため、リウマチや喘息、アレルギーなど炎症によって起こる症状を抑えるために使われます。

突発性難聴では、内耳に炎症が起きていることで聴力が低下していると考えられています。
この内耳の炎症を止めることを目的にステロイドを通常使用する量よりもはるかに多い量を短期間に使うことがあります。

A.1 炎症をとめるために使われています。
【解説】
ステロイド(プレドニンなど)は、もともと体の中にあるホルモンを精製した薬です。
主な効果は免疫力を低下させて炎症を止める作用であるため、リウマチや喘息、アレルギーなど炎症によって起こる症状を抑えるために使われます。

突発性難聴では、内耳に炎症が起きていることで聴力が低下していると考えられています。
この内耳の炎症を止めることを目的にステロイドを通常使用する量よりもはるかに多い量を短期間に使うことがあります。

Q.2 ステロイドの点滴治療で効果がなかったら他に治療はありますか

A.2 クリニックでは高気圧酸素療法や鼓室内注射などの治療法が行われています。
【解説】
ステロイド点滴の効果がなかった場合、高気圧酸素療法(血液中に多くの酸素を送りこみ、血流を良くさせる治療)があります。
他には注射器で鼓膜を破り、直接ステロイドを耳の中に投与する鼓室内注射という治療もあります。

高気圧酸素療法は体に高圧がかかるため、治療後に疲れて耳鳴りが悪化したように感じることもあります。
希望する場合は医師と相談した上でおこないましょう。

鼓室内注射の場合は、何度も投与を繰り返すと開けた鼓膜の穴が塞がらなくなることがあります。
その穴から感染症を引き起こすリスクが高まるため注意しましょう。

A.2 クリニックでは高気圧酸素療法や鼓室内注射などの治療法が行われています。
【解説】
ステロイド点滴の効果がなかった場合、高気圧酸素療法(血液中に多くの酸素を送りこみ、血流を良くさせる治療)があります。
他には注射器で鼓膜を破り、直接ステロイドを耳の中に投与する鼓室内ステロイド注射という治療もあります。

高気圧酸素療法は体に高圧がかかるため、治療後に疲れて耳鳴りが悪化したように感じることもあります。
希望する場合は医師と相談した上でおこないましょう。

鼓室内注射の場合は、何度も投与を繰り返すと開けた鼓膜の穴が塞がらなくなることがあります。
その穴から感染症を引き起こすリスクが高まるため注意しましょう。

Q.3 ステロイドが効かない人の特徴や体質はありますか

A.3 もともと血栓ができやすい方はステロイドが効かない傾向にあります。
【解説】
当院にご来院になる難聴や耳鳴りの方の統計になりますが、中高年で発症した方の多くは血液循環の悪さが要因になっていることが多いです。
突発性難聴は「原因がはっきりしない感音性難聴」といわれていますが、脳梗塞や心筋梗塞のように耳に血栓ができて発症しているのではないかと考える医師もいます。

A.3 もともと血栓ができやすい方はステロイドが効かない傾向にあります。
【解説】
当院にご来院になる難聴や耳鳴りの方の統計になりますが、中高年で発症した方の多くは血液循環の悪さが要因になっていることが多いです。
突発性難聴は「原因がはっきりしない感音性難聴」といわれていますが、脳梗塞や心筋梗塞のように耳に血栓ができて発症しているのではないかと考える医師もいます。

ステロイドの薬が効かなくなった突発性難聴と耳鳴り【50歳 女性 埼玉県】

数年前から、何度か難聴と耳鳴りを繰り返していた。
今回の難聴はいつもより症状が強く、総合病院を受診したところ突発性難聴と診断を受けて治療を開始する。
数日間のステロイド点滴を受けたことで症状が改善し治療が終了した。

「もうしばらくは再発しないだろう」と思っていたところ、それから何度か短い期間で同じような難聴と耳鳴りが出るようになる。
その度に処方されたステロイド薬で改善させることを繰り返していた。

最近では疲労が溜まったり、気候や気圧の変化で難聴と耳鳴りが弱く出ることが多くなった。
その度に使用するステロイド薬も、使用期間が長くなっており少し不安に思っていた。

数日前から仕事が忙しくなり、台風なども非常に多かったせいなのか、強い難聴と耳鳴りの症状が出現する。
今回はステロイド薬を使ってもほとんど効果がなく他の手立てが無いか探したところ、鍼灸施術で効果が出る人がいるとのことで当院に来院する。

数年前から、何度か難聴と耳鳴りを繰り返していた。
今回の難聴はいつもより症状が強く、総合病院を受診したところ突発性難聴と診断を受けて治療を開始する。
鼓室内ステロイド注射を受けたことで症状が改善し治療が終了した。

「もうしばらくは再発しないだろう」と思っていたところ、それから何度か短い期間で同じような難聴と耳鳴りが出るようになる。
その度に処方されたステロイド薬で改善させることを繰り返していた。

最近では疲労が溜まったり、気候や気圧の変化で難聴と耳鳴りが弱く出ることが多くなった。
その度に使用するステロイド薬も、使用期間が長くなっており少し不安に思っていた。

数日前から仕事が忙しくなり、台風なども非常に多かったせいなのか、強い難聴と耳鳴りの症状が出現する。
今回はステロイド薬を使ってもほとんど効果がなく他の手立てが無いか探したところ当院をネットでみつけて来院する。

当院で行う鍼灸治療の流れ

1.カウンセリング(問診)、西洋医学的な検査
2.東洋医学的な脈診、舌診、腹診による病態の把握
3.病態の説明と鍼灸治療の説明
4.仰向けで手足と頭に鍼灸治療を行う
5.うつ伏せになり、首、背中、腰に鍼灸治療を行う
6.身体の状態の説明、体質に必要なセルフケアなどを解説


※耳鼻科などで事前に行った聴力検査の用紙がありましたらご持参ください。

1.カウンセリング(問診)、西洋医学的な検査
2.東洋医学的な脈診、舌診、腹診による病態の把握
3.病態の説明と鍼灸治療の説明
4.仰向けで手足と頭に鍼灸治療を行う
5.うつ伏せになり、首、背中、腰に鍼灸治療を行う
6.身体の状態の説明、体質に必要なセルフケアなどを解説

※耳鼻科などで事前に行った聴力検査の用紙がありましたらご持参ください。

当院最新の症例報告と知恵袋

【最新情報】
何度も繰り返す突発性難聴はいわゆる「原因がはっきりしない感音性難聴」といわれていますが、当院では「自律神経の乱れが原因」と考えています。
多くの突発性難聴や耳鳴りの患者様をみてきていますが、共通した体の反応が起きています。
それは「耳周りの筋肉が緊張して硬くなっている」というものです。
この状態は耳周囲の血液やリンパの循環障害が起きていると考えられます。
そのため早期に解消させるためにはステロイドによるホルモン療法ではなく、緊張した筋肉を緩和させ循環を正常化させることが重要です。
当院ではこの考えに基づいて突発性難聴や耳鳴りにたいして治療を行っています。

【最新情報】
何度も繰り返す突発性難聴はいわゆる「原因がはっきりしない感音性難聴」といわれていますが、当院では「自律神経の乱れが原因」と考えています。
多くの突発性難聴や耳鳴りの患者様をみてきていますが、共通した体の反応が起きています。
それは「耳周りの筋肉が緊張して硬くなっている」というものです。
この状態は耳周囲の血液やリンパの循環障害が起きていると考えられます。
そのため早期に解消させるためにはステロイドによるホルモン療法ではなく、緊張した筋肉を緩和させ循環を正常化させることが重要です。
当院ではこの考えに基づいて突発性難聴や耳鳴りにたいして治療を行っています。

ステロイドで悪化した耳鳴り【50歳女性 会社員(東京都在住)】

【ステロイドで悪化した耳鳴りが改善された方の感想(口コミレビュー)】
・東京都在住/50歳女性
突発性難聴を発症したのは、ある朝突然のことでした。
左耳が詰まったような感覚とともに、キーンという高音の耳鳴りが始まり、日常生活にも支障をきたすほどの不快感が続きました。
すぐに耳鼻科を受診し、標準治療としてステロイド薬のプレドニンが処方されました。
しかし、服用を始めて数日後から、耳鳴りがさらに強くなり、音の質も変化していきました。
医師には「副作用の可能性は低い」と言われましたが、私自身の感覚では、プレドニンの服用が耳鳴りの悪化に関係しているように思えてなりませんでした。
薬を減量・中止しても症状は改善せず、むしろ慢性化していくような不安に襲われました。
そんな中、知人の勧めで鍼灸治療をコモラボさんで試してみることにしました。
週1回のペースで通院し、12回目の施術を終えた頃には、耳鳴りの音量が明らかに低下し、日常生活で気にならない時間が増えてきました。
病院の薬では改善しなかった症状が、鍼灸によって少しずつ和らいでいく過程は、私にとって驚きと感謝の連続でした。
今では、耳鳴りに悩まされる時間が大幅に減り、心身ともに穏やかな日々を取り戻しつつあります。
同じような症状で悩まれている方には、鍼灸という選択肢があることをぜひ知っていただきたいと思います。

実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
下記のリンクから別ページでご覧ください。

ステロイドが効かない突発性難聴は鍼灸で改善できる

当院では突発性難聴は必ず身体のどこかに原因があると考えています。
ステロイドで治らなかった突発性難聴や耳鳴りの場合は、体質から改善していく治療で確実に解消されていきます。

鍼灸治療は、自律神経調整、血行促進、免疫力向上の作用があるので体質改善に有効です。
とくに西洋医学的な検査だけでなく東洋医学的な検査をすることで原因となっている部分がはっきりとわかるので、当院ではこれらの医学を利用して効果的な治療をしています。
ステロイドで治らない突発性難聴や耳鳴りでお悩みの方は当院にご相談ください。



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