急に便通が良くなった？｜慢性便秘のスピリチュアルな意味とは

公開日：2024年07月31日
更新日：2024年09月15日

このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。

便秘でお悩みの方に適切なアドバイス

今回は便秘に表れる感情と潜在意識からのメッセージと題していつものブログとは違ったスピリチュアルな内容を解説します。
便秘が何日も続くと、

「お腹の痛みつらい」
「お腹が張って苦しい」
「何度も溜まったガスが出て気になる」
「便秘で肌荒れや皮膚に吹き出物が起こる」
「だるさや疲労感が続く」

こういった不調が起こります。
実は便秘は日常生活に大きな影響を与える不調であるためできれば早急に解消させたいものです。

便秘の原因は女性ホルモンや精神的な要因が関係

多くの方を悩ませる便秘ですが、どのような医学的にはどこに原因があるのでしょうか？

その一つに女性ホルモンの影響が考えられます。
月経の前や妊娠初期に便秘になりやすい傾向がありますが、これは女性ホルモンである黄体ホルモンの働きによって起きています。

排卵に備えて黄体ホルモンが体に水分や塩分を溜め込むように指示を出ると大腸の壁から便の水分が吸収して水分を取り込みます。
その結果、便に水分がなくなり硬くなって排泄しにくくなるのです。

それ以外には精神的な要因で便秘が起こることもあります。
胃腸はとてもデリケートな臓器で、ちょっとした感情の動きにも大きく影響されて働きが変わります。

これは腸の働きが自律神経に支配されていることが関係しています。
自律神経は感情と密接に結びついているため、感情の乱れが自律神経に影響を与えると腸の働きも乱れて便秘へとつながります。

では、便秘にはどのような感情が関わっているのでしょうか？
少しスピリチュアルな話になります。

便秘に表れるメッセージは不安や恐れによる我慢

便秘と関係のある腸は、心理的には「我慢」を表すとされています。
例えばやりたいことがあるのに、

・周りから嫌われるのが怖い
・間違ったことをしそうで怖い
・失敗して人や物などを失うのが怖い

などの不安や恐れの影響でやりたいことを我慢してしまうと、それが腸に影響を及ぼし腸の働きが悪くなり便秘につながってしまいます。

このように便秘に関わる感情は「恐れ」を表すとされています。
不安や恐れの感情のせいでやりたいことを我慢していることが便秘として身体に表れていると考えられます。

NOと言えない、断れない人も便秘が起こりやすい

また、「NO」と言えない人、物事を断れない人も便秘の人が多い傾向にあります。
これも恐れの感情からきていると考えられます。

何かを依頼された時に、「嫌われたくないので断ることができずに依頼を引き受けてしまう」、「嫌なことを嫌と言えない」といった方に便秘でお悩みの方が多くおられます。

この便秘に関わる思い込みや思考パターンとして、

・NOと言うと相手から嫌われる。
・NOと言うと人が離れていく。
・やりたいことをやるのは自分勝手である。
・自分の言うことはどうせ相手に伝わらない。
・自分の意見は重要ではない。

などがあります。

不安や恐れ、我慢を解放させると便秘が解消される

こういった便秘から表れるスピリチュアルなメッセージを読み取り、ご自身の思い込みや思考パターンから本来の自分へと解放させていきましょう。
そうすることで不安や恐れ、我慢によるストレスからも解放されて便秘も解消されます。

便秘が長く続く時は身体からは「嫌なことを我慢していませんか？」というメッセージが発せられているかもしれません。

便秘に表れる感情と潜在意識からのメッセージのまとめ

・便秘の医学的な原因として、食生活やホルモンの影響、精神的なストレスの影響がある
・便秘に関わる大腸は心理的には「我慢」を表す
・便秘には恐れの感情が関わる
・嫌なことを嫌と言えずに我慢していると、便秘になりやすくなる

便秘による様々な不調は東洋医学に基づく鍼灸で改善できる

今回は女性の悩みで多い便秘について解説しました。

便秘といっても付随する症状が多岐にわたり（頭痛、皮膚炎、咳、口臭、吐き気など）、長期化すると大腸がんなどのリスクも出てくるものですので早期に改善する必要があります。
その中で東洋医学では様々な体質によって便秘を分類し改善に導けるものです。

東洋医学の鍼灸治療は便秘やコロコロ便などの完治に効果的です。
鍼灸治療は便秘完治に効果的な経穴（ツボ）を利用し腸内の潤いを高めて排便をスムーズにします。

ぜひ、便秘でお悩みの方は東洋医学の鍼灸治療を試してみてはいかがでしょうか。

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