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【専門家監修】PMSで片頭痛がひどくて頭痛薬も効きません
- カテゴリ:
- 全身のお悩み
公開日:2024年07月18日
更新日:2024年09月18日
東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログを監修している鈴木貴之と清水正太は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。8万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により病院やクリニックでは改善できない不調で悩まれている多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。
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目次
※自律神経失調症など改善された患者様の声と治療実績は上記のリンクから別ページで解説しています。
PMSでお悩みの方に適切なアドバイス
「生理の前後や排卵の前後で片頭痛がひどくなります。
たまに目の奥まで痛くなります。
最近は夜中の寝ているときでも頭が痛くて目がさめてしまいます。
脳外科で頭痛薬をもらっていますが、薬を飲んでも効果がないのでつらいです。」
このようなご相談をいただきました。
女性で片頭痛がある方は多い傾向にあります。
片頭痛は頭の痛みのほかに吐き気が起きたり動けなくなることがあります。
今回はこのご相談内容に沿って「【専門家監修】PMSで片頭痛がひどくて頭痛薬も効きません」と題してPMSや生理痛で起こる片頭痛のメカニズムと治し方を解説します。
エストロゲンと片頭痛の関係性について
生理がはじまる数日前や生理中に頭痛症状がでてくる方が多い傾向にあります。
ご相談の女性は、生理の前後や排卵の前後に症状が強くでるとのことでした。
この症状が起こる原因には女性ホルモンであるエストロゲンの分泌量と関連しているとされています。
女性は1か月の中でホルモンの分泌の状態が常に変化しています。
とくにエストロゲンは、生理が終わると、次の生理にむけて、だんだんと分泌する量が増えていきます。
そして、排卵前にピークを迎え、排卵すると一気に分泌量が減ります。
その後ある程度の分泌量をキープしながら、その期間に妊娠しないと生理がはじまるとさらに分泌量が減っていきます。
周期の中では生理の後半が一番エストロゲンの分泌量が少ないのです。
エストロゲンが減少しているときに頭痛が起こりやすい
この生理反応からご相談者の方の頭痛の原因がわかります。
・生理の後半の最もエストロゲンの分泌量が少ないときと
・排卵後に一気にエストロゲンの分泌量が減るとき
に頭痛が起こるということがいえます。
エストロゲンの分泌が急激に減少すると、脳内のセロトニンやカルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)という神経伝達物質のバランスが変化します。
このカルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)は、強力な血管拡張作用があるので一気に血管が拡張するときに血管に炎症が起こり頭痛がおきやすいとされています。
またカルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)は痛覚伝達作用もあるため、より一層痛みを感じてやすくなります。
低血糖症・血糖値スパイクで片頭痛が起こる
血糖値というと、糖尿病という言葉を思い浮かべると思いますが、血糖値が「高い」ことだけが病気ではありません。
実は、「常に血糖値が低すぎる」または、「急に血糖値が高くなってすぐに低くなる」という、ジェットコースターのような動きをすることも身体とって大きな負担になります。
この血糖値の乱高下を血糖値スパイクといいます。
この血糖値の大きな変動や血糖値が低すぎる時間が長いことでも片頭痛を起こす原因の一つになります。
その理由として低血糖になると大量のアドレナリンが分泌されやすくなり、血管が収縮して頭痛が起こるようになります。
この血糖値に関わる頭痛はズキンズキンと脈打つような強い痛みが特徴です。
※血糖値スパイクについては下記のリンクから別ページで詳しく解説しています。
血液の機能低下で酸欠になると頭痛が起こる
PMSや生理痛による頭痛がある女性の多くは「病院で貧血と言われてないし、数値も正常です」と言われる方は多くおられます。
しかし、検査の数値では表せられない貯蔵している鉄の不足や血液の機能の悪化も「血の不足」といいます。
またこの血の不足を東洋医学では「血虚(けっきょ)」といいます。
生理がある女性は、毎月血液が出てしまいますので、ほとんどの人は血が足りていない傾向にあります。
血液検査のデータを拝見すると、赤血球そのもののサイズが小さくて、血液の機能が低下している方も多い印象です。
赤血球の大切な役割は、酸素を全身に運ぶことです。
血が不足していて、酸素を運べなくなると脳細胞が酸欠状態になり頭痛が起きてしまいます。
頭痛薬は使い過ぎの副作用に注意が必要
以上みてきた、3つの原因は複合的に関係しています。
また血虚がひどい方は、低血糖症になっている人が多いです。
この低血糖症の人は、エストロゲンの分泌量に対して敏感に反応してしまいPMS(月経前症候群)の症状が強い人が多い印象です。
そのため体全体みて片頭痛の根本的な原因を探して解消する必要がありますが、頭痛で辛いときは頭痛薬で対処する必要があります。
「何が何でも薬は飲んではいけない」という思いこみは辛い時間を長くするだけで心身にストレスがかかってしまい、かえって症状を悪化させることもあります。
しかし、頭痛薬は一時的に辛さはとってくれますが、原因を解決してくれるわけではありません。
根本的な原因を解決しないとどんどん症状は強くなり、薬を使いすぎることで副作用がでてきたり、耐性ができて薬が効かなくなる可能性が高くなってきます。
原因を突き止めて改善させるのが東洋医学
出現している症状には、必ず原因があります。
その原因をつきとめて、根本から改善するお手伝いをするのが東洋医学の鍼灸治療です。
血の不足(血虚)や低血糖症・血糖値スパイクを改善することで、今までの自分と「別人」になったように元気になり頭痛も起こりません。
もともと体は、完璧に動くように作られています。
車で例えると、身体は「超高級車」です。
しかし、超高級車でもガソリンが無ければまったく動きません。
整備しなければ、途中で壊れて動かなくなります。
身体もこれと同じです。
食べるものが「ガソリン」であり、自分の身体が今どうなっているかを確認するのが「整備」です。
PMSや生理痛を改善するなら東洋医学に基づく鍼灸治療
長期にわたるPMSや生理痛は女性にとって日常生活の支障になります。
また生理痛を抑えるために服用される低用量ピル、頭痛薬、ロキソニンなどの薬物は妊娠を希望する人にとって不妊の原因となることもあります。
薬物に頼らずにPMSや生理痛をなくして健康的な体質に改善する方法は東洋医学の鍼灸治療でしかありません。
ぜひ、生理痛でお悩みの方は当院の鍼灸治療を受けてみてはいかがでしょうか。
当院で改善した患者様の声と治療実績はこちらから
【患者様の声 頭痛や子宮内膜症など】
「急に起こる頭痛や子宮内膜症に悩んでいる」
41歳女性 山梨県 在住
今年になって、急に過敏性腸症候群・逆流性食道炎・めまい・頭痛・疲労感に悩むようになり、あちこちの病院へ行きました。結局、診断名は自律神経失調症。その時、インターネットで検索した結果、先生との出会いでした。先生は、患者に対していつも、「治るから、一緒に頑張っていこう」と声かけをしてくださり、細々な悩みでも気軽に相談にのってくれます。治療方針にあたっても、しっかりと患者に説明して根拠を話してくれるところが嬉しいですね。患者をプラス思考、状態をアップするようにアプローチしてくれる先生であると思います。私も半年ぐらいで、めまい、疲労感、頭痛が改善されました。どうしても人はつらいところがあると、身体は言う事を聞いてくれません。鍼は無限大の治療であると実感しました。鍼の痛みも感じません。先生に出会えた事が何より嬉しいですね。
※他にも実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告しています。
下記のリンクから別ページでご覧ください。
【三鷹駅徒歩1分 自律神経専門の鍼灸院コモラボ】
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睡眠障害(不眠症)、動悸、不安症、不妊症、頭痛(肩こり頭痛、偏頭痛)、更年期症状(イライラ、ホットフラッシュ、動悸)、耳鳴り、睡眠薬・鎮痛剤の副作用など様々な不調に対応しています。
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鍼灸院コモラボ院長
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【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて13年勤務(院長職を務める)
現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
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