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【鍼灸師の知恵袋】生理痛でお腹痛いときにおすすめのツボ
- カテゴリ:
- 胸やお腹の悩み
公開日:2024年07月18日
更新日:2024年09月10日
東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログを監修している鈴木貴之と清水正太は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。8万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により病院やクリニックでは改善できない不調で悩まれている多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。
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目次
- 1 生理痛でお悩みの方に適切なアドバイス
- 2 生理痛を起こす原因にプロスタグランジンがある
- 3 生理中に起こりやすい症状
- 4 症状がひどい時は月経困難症の可能性も
- 5 生理痛の症状を楽にするための押さえるべきポイント
- 6 鍼灸でもよく使う生理痛に効くツボを紹介
- 7 【生理痛に効く腹部のツボ①】気海(きかい)
- 8 【生理痛に効く腹部のツボ②】関元(かんげん)
- 9 【生理痛に効く腹部のツボ③】中極(ちゅうきょく)
- 10 【生理痛に効く腹部のツボ④】帰来(きらい)
- 11 【生理痛に効く腰のツボ①】腎兪(じんゆ)
- 12 【生理痛に効く腰のツボ②】命門(めいもん)
- 13 【生理痛に効く腰のツボ③】次髎(じりょう)
- 14 【生理痛に効く手のツボ】合谷(ごうこく)
- 15 【生理痛に効く足のツボ①】血海(けっかい)
- 16 【生理痛に効く足のツボ②】足三里(あしさんり)
- 17 【生理痛に効く足のツボ③】三陰交(さんいんこう)
- 18 生理痛で気を付ける食習慣について
- 19 【要注意】甘い物は血糖値スパイクで体温が下がる
- 20 PMSや生理痛を改善するなら東洋医学に基づく鍼灸治療
- 21 当院で改善した患者様の声と治療実績はこちらから
- 22 関連する記事
- 23
※自律神経失調症など改善された患者様の声と治療実績は上記のリンクから別ページで解説しています。
生理痛でお悩みの方に適切なアドバイス
生理痛は多くの女性の毎月に起こる悩みですが、この生理痛の強さや症状は人それぞれです。
この生理痛に毎月悩んでいても、どう対処すればいいのかわからず困っている人も多いのではないでしょうか。
できれば、生理中の痛みや不快感は最小限にしたいと思っているのではないでしょうか。
今回は「【鍼灸師の知恵袋】生理痛でお腹痛いときにおすすめのツボ」と題して生理痛が起こる原因と生理痛に効くおすすめのツボを解説します。
生理痛を起こす原因にプロスタグランジンがある
生理痛は子宮の内膜が剥れ落ちる時に分泌されるプロスタグランジンの過剰分泌が原因といわれています。
プロスタグランジンが過剰分泌され、このホルモンが子宮の中に滞ってしまうと子宮周りの血管が必要以上に収縮してしまい、それが腹痛となって痛みを起こします。
さらに血流が悪くなることで骨盤周りを中心に血流障害によっても腹痛と腰痛を引き起こします。。
また生理痛は身体が冷えることで血液の循環が悪くなり、より痛みが強くなる傾向があります。
他にも胃腸の動きが悪くなり胃痛や吐き気などを起こす方もいます。
生理中に起こりやすい症状
主に身体症状では、
・腹痛
・腰痛
・頭痛
・貧血によるめまい
などが起こります。
その他に、
ホルモンバランスの変化で
・イライラ
・気分が落ち込む
などメンタル面での症状も起こります。
また女性ホルモンのエストロゲンの作用で生理の始まる前後に片頭痛を起こすこともあります。
症状がひどい時は月経困難症の可能性も
生理痛が非常に重く、日常生活に支障が出るほど生理痛の症状がひどい状態を「月経困難症」と呼びます。
プロスタグランジンの過剰分泌や子宮口がせまいために、生理痛が重くなっている場合もあります。
また子宮内膜症や子宮筋腫など子宮内の病気が原因で起きている可能性もあります。
子宮内膜症は生理のたびに進行するため、生理痛が毎回ひどくなっているといった場合は早めに婦人科を受診しましょう。
生理痛の症状を楽にするための押さえるべきポイント
生理痛の症状を楽にするための押さえるべきポイントには、まず「冷えを解消させる」ことが重要です。
身体を温める、軽い運動をするなど身体の血流を高めることで、腹痛や腰痛の緩和が期待できます。
また、ストレス管理や食事内容の改善も大切です。
ツボを押す、お灸をすえる、カイロや温灸で腹部を温めるなど、血流を良くすることで生理痛を和らげることができます。
【お灸と温灸の違いは?】
お灸の目的は体に熱刺激を加え、細胞の活性化を図る目的で使用します。
温灸は柔らかく深部まで熱を届かせ温めることを目的としています。
鍼灸でもよく使う生理痛に効くツボを紹介
今回ご紹介する生理痛に効くツボにはカイロや温灸で温めるのが安全で効果的です。
他にも4本指で優しく指圧する、円を描くようにさするなどしてツボを刺激するのもよいでしょう。
【生理痛に効く腹部のツボ①】気海(きかい)
名前:気海(きかい)
場所:おへそから下に2㎝。
【効果】
生理不順に効果があるとされていて、生理予定日の一週間ぐらい前から、気海のツボを押すと生理痛をやわらげる効果が期待できます。
【生理痛に効く腹部のツボ②】関元(かんげん)
名前:関元(かんげん)
場所:おへその指4本分下。
【効果】
腹痛、便秘、膀胱炎、頻尿、胃腸の不調、生理痛などの婦人科疾患などにお腹周りのお悩みに効きます。
【生理痛に効く腹部のツボ③】中極(ちゅうきょく)
名前:中極(ちゅうきょく)
場所:おへそから指5本分下、または、恥骨上端から指1本分上。
【効果】
腰痛、冷え症、生理不順などにも効果が期待できます。
【生理痛に効く腹部のツボ④】帰来(きらい)
名前:帰来(きらい)
場所:おへそから指の横幅4本分下、更にそこから、指の横幅3本分(4cm)
【効果】
生理痛の緩和に有効です。 婦人科系・膀胱のトラブル改善にも役立ちます。
【生理痛に効く腰のツボ①】腎兪(じんゆ)
名前:腎兪(じんゆ)
場所:背中のあばら骨の一番下のおへその高さあたり、背骨から左右指2本分
【効果】
生理痛・腰痛の緩和・めまいに効果があります。
【生理痛に効く腰のツボ②】命門(めいもん)
名前:命門(めいもん)
場所:へそのちょうど後ろ側の位置。腰の上。
【効果】
生命の根源・生命の根本を指し、補腎の効果で腰痛や生理痛が楽になります。
【生理痛に効く腰のツボ③】次髎(じりょう)
名前:次髎(じりょう)
場所:腰椎の下の仙骨(せんこつ)中央から3cmくらい外側。
【効果】
骨盤や臓器の血流に関係しており、生殖器疾患や冷え性、腰痛に効果があります。
【生理痛に効く手のツボ】合谷(ごうこく)
名前:合谷(ごうこく)
場所:手の甲の親指と人差し指の骨の間。骨が交わってできた三角形の中。
【効果】
血行を良くする効果があります。
生理痛がつらいと思ったときにいつでも押すことができます。
【生理痛に効く足のツボ①】血海(けっかい)
名前:血海(けっかい)
場所:両足の太ももの内側で膝から約3cm。
【効果】
水分代謝を促進し、血の巡りを整えるツボです。
特に下半身の冷えに効果的です。
【生理痛に効く足のツボ②】足三里(あしさんり)
名前:足三里(あしさんり)
場所:膝の外側、お皿の下から指4本分下。向こうずねの外側。
【効果】
足の疲れや足の冷えを解消します。
胃腸虚弱、便秘や疲労にも効果的です。
【生理痛に効く足のツボ③】三陰交(さんいんこう)
名前:三陰交(さんいんこう)
場所:内くるぶしから上に5㎝。
【効果】
女性の健康維持や増進に重要なツボ。
冷えや婦人病に効果的です。
生理痛で気を付ける食習慣について
生理が始まると体温は生理前よりも下がり、プロスタグランジンの影響で血管が収縮するためいつも以上に血行が悪くなりやすく身体は冷えやすい状態になります。
この期間はアイスクリーム、冷たい飲み物、カフェイン入りの飲み物など身体を冷やす飲食物は避けてましょう。
基本的に身体が温まる食べ物を中心に摂るように心がけましょう。
また生理痛が辛いときは刺激の強いものを避けて消化の良いものを摂りましょう。
小分けに少しずつ食べるのもよい方法です。
血液を元気にして血流を確保するため、普段の食事からたんぱく質・鉄分をしっかり摂ることも生理痛の緩和につながります。
【要注意】甘い物は血糖値スパイクで体温が下がる
また、甘いものを食べると、血糖値スパイク(血糖値の乱高下)の原因になります。
とくに血糖値が下がるときに体温も下がりますので、この体温低下が生理痛を悪化させる要因です。
生理中はイライラして甘いものが食べたくなる人もいますが、食べ過ぎは症状を悪化させるので注意しましょう。
どうしても食べたいときには、白砂糖が含んでいるお菓子ではなくミネラルの多い黒蜜や黒砂糖、メープルシロップなど血行促進の働きがあるものを選んで摂るようにしましょう。
PMSや生理痛を改善するなら東洋医学に基づく鍼灸治療
長期にわたるPMSや生理痛は女性にとって日常生活の支障になります。
また生理痛を抑えるために服用される低用量ピル、頭痛薬、ロキソニンなどの薬物は妊娠を希望する人にとって不妊の原因となることもあります。
薬物に頼らずにPMSや生理痛をなくして健康的な体質に改善する方法は東洋医学の鍼灸治療でしかありません。
ぜひ、生理痛でお悩みの方は当院の鍼灸治療を受けてみてはいかがでしょうか。
当院で改善した患者様の声と治療実績はこちらから
【患者様の声 生理痛や子宮内膜症など】
「急に起こる頭痛やめまいに悩んでいる」
41歳女性 山梨県 在住
今年になって、急に過敏性腸症候群・逆流性食道炎・めまい・頭痛・疲労感に悩むようになり、あちこちの病院へ行きました。結局、診断名は自律神経失調症。その時、インターネットで検索した結果、先生との出会いでした。先生は、患者に対していつも、「治るから、一緒に頑張っていこう」と声かけをしてくださり、細々な悩みでも気軽に相談にのってくれます。治療方針にあたっても、しっかりと患者に説明して根拠を話してくれるところが嬉しいですね。患者をプラス思考、状態をアップするようにアプローチしてくれる先生であると思います。私も半年ぐらいで、めまい、疲労感、頭痛が改善されました。どうしても人はつらいところがあると、身体は言う事を聞いてくれません。鍼は無限大の治療であると実感しました。鍼の痛みも感じません。先生に出会えた事が何より嬉しいですね。
※他にも実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告しています。
下記のリンクから別ページでご覧ください。
【三鷹駅徒歩1分 自律神経専門の鍼灸院コモラボ】
自律神経専門鍼灸院コモラボでは、
⾃律神経の乱れによる体調不良にお悩みの⽅に特化した、
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※お悩みのご相談も無料で承っております。メールやLINEからご連絡ください。
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鍼灸院コモラボ院長
ブログ管理・編集者
【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて13年勤務(院長職を務める)
現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
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