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やめるタイミングは?|抗不安薬は飲まない方がいい理由

やめるタイミングは?|抗不安薬は飲まない方がいい理由
公開日:2024年07月18日
更新日:2024年12月18日
このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。

抗不安薬の服用で悩まれている方に適切なアドバイス

抗不安薬を中長期的に服用し続けている方の多くは、
「最初は効き目を感じたが次第に効かなくなった」
「途中から薬が変更されたり、薬の量が増量された」
という体験をします。

この薬の切り替えや薬の増量で副作用や薬害が起こり深刻な不安感や目の不調(眼瞼けいれん)や耳鳴り、頭痛、イライラなどの身体症状が起こります。
また薬を少し減らしただけで強い睡眠障害や筋肉の硬直や痛みといった状況に悩まされている場合も少なくありません。

今回は「やめるタイミングは?|抗不安薬は飲まない方がいい理由」と題して精神科医や心療内科で処方される「抗不安薬」について解説します。

抗不安薬は一般的には精神安定剤と呼ばれている

精神科や心療内科に行って不安症状を訴えると主に処方されるのものが「抗不安薬」、一般的には「精神安定剤」と呼ばれる種類の薬物です。
強い不安を感じると心身へのストレスも強くなり、自律神経のバランスも崩れて色々な不調が起きます。
不安によって眠れなくなることも多いため、多くの患者様は不安症状と睡眠障害をともに訴えることも多い傾向にあります。

精神科や心療内科に行って不安症状を訴えると主に処方されるのものが「抗不安薬」、一般的には「精神安定剤」と呼ばれる種類の薬物です。
強い不安を感じると心身へのストレスも強くなり、自律神経のバランスも崩れて色々な不調が起きます。
不安によって眠れなくなることも多いため、多くの患者様は不安症状と睡眠障害をともに訴えることも多い傾向にあります。

精神科では患者の主訴に合わせてそのまま薬物が処方される

そのため精神科を受診し不眠の訴えが強ければ睡眠薬が処方され、強い不安やパニック的なことを訴えれば抗不安薬の処方ということになり、じつは精神科や心療内科では客観的な検査というものがなく、患者の主訴に合わせてそのまま薬が処方されます。
また最近では整形外科などでも、体の痛みを訴える患者に対してデパスやリボトリールなど筋弛緩作用のあるベンゾジアゼピン系の抗不安薬が処方されており、様々な不調に対して抗不安薬が使われています。

そのため精神科を受診し不眠の訴えが強ければ睡眠薬が処方され、強い不安やパニック的なことを訴えれば抗不安薬の処方ということになり、じつは精神科や心療内科では客観的な検査というものがなく、患者の主訴に合わせてそのまま薬が処方されます。
また最近では整形外科などでも、体の痛みを訴える患者に対してデパスやリボトリールなど筋弛緩作用のあるベンゾジアゼピン系の抗不安薬が処方されており、様々な不調に対して抗不安薬が使われています。

抗不安薬には4つの効果がある

薬の種類という点で見ると、抗不安薬も睡眠薬もベンゾジアゼピン系という種類としては同じ仲間の薬になります。
各薬にはそれぞれ得意分野にがあるとされています。

抗不安薬には、
①不安を抑える抗不安作用
②眠気を誘う催眠作用
③緊張を緩める筋弛緩作用
④けいれんを抑える抗けいれん作用
という4つの効果があります。

薬の種類という点で見ると、抗不安薬も睡眠薬もベンゾジアゼピン系という種類としては同じ仲間の薬になります。
各薬にはそれぞれ得意分野にがあるとされています。

抗不安薬には、
①不安を抑える抗不安作用
②眠気を誘う催眠作用
③緊張を緩める筋弛緩作用
④けいれんを抑える抗けいれん作用
という4つの効果があります。

生活環境に合わせて抗不安薬の作用を選んでいる

また医師が抗不安薬を処方する時、目安にするのはこの4種類の作用時間です。
この作用時間には、短期型、中間型、長時間型、超長時間型の4種類があります。

医師は、患者の生活環境に合わせた作用時間と欲しい効果などから妥当を思われる抗不安薬を選択します。

主に
・抗不安薬の効果の強さ
・薬の強さであるジアゼパム 換算(数値が少ない方が効果が強い)
・半減期(薬の濃度が血液中で半分になるまでの時間)

などを考慮しています。
※選択の条件をまとめた一覧は上記の画像になります。

また医師が抗不安薬を処方する時、目安にするのはこの4種類の作用時間です。
この作用時間には、短期型、中間型、長時間型、超長時間型の4種類があります。

医師は、患者の生活環境に合わせた作用時間と欲しい効果などから妥当を思われる抗不安薬を選択します。

主に
・抗不安薬の効果の強さ
・薬の強さであるジアゼパム 換算(数値が少ない方が効果が強い)
・半減期(薬の濃度が血液中で半分になるまでの時間)

などを考慮しています。
※選択の条件をまとめた一覧は上記の画像になります。

4つの作用と薬の強さは必ずしも連動しているわけではない

抗不安薬を並べてみると抗不安作用、催眠作用、筋弛緩作用、抗けいれん作用という4つの効果にはそれぞれ得手不得手があります。
医師はこういった情報を元に患者に処方する抗不安薬を選ぶのだと思いますが、必ずしも各効果と薬の強さは連動しない感じもあります。

しかし、このような薬物の特徴や効果の強みなどは、各製薬会社が自社の薬の販売のために発信している情報です。
各薬は承認された時期も異なるため上記の表はその薬剤の持つ相対的な特徴の比較とはいえないかもしれません。

抗不安薬を並べてみると抗不安作用、催眠作用、筋弛緩作用、抗けいれん作用という4つの効果にはそれぞれ得手不得手があります。
医師はこういった情報を元に患者に処方する抗不安薬を選ぶのだと思いますが、
必ずしも各効果と薬の強さは連動しない感じもあります。

しかし、このような薬物の特徴や効果の強みなどは、各製薬会社が自社の薬の販売のために発信している情報です。
各薬は承認された時期も異なるため上記の表はその薬剤の持つ相対的な特徴の比較とはいえないかもしれません。

減薬や断薬を考慮して処方している病院は少ない

また処方時に選択される薬の強さ、弱さにも色々な観点があり正しい処方であるかを医師自体が判断するのはとても困難です。
ようするに「飲んでみなければわからない」という状態で処方している状態が昨今の精神科や心療内科での処方だと考えられます。

しかも、その状態から薬を減薬したり断薬する時に起こる身体への影響についてはほとんど医学的な情報はありません。
処方する時点では減薬や断薬を念頭に置いている精神科や心療内科は非常に少ないと思います。

また処方時に選択される薬の強さ、弱さにも色々な観点があり正しい処方であるかを医師自体が判断するのはとても困難です。
ようするに「飲んでみなければわからない」という状態で処方している状態が昨今の精神科や心療内科での処方だと考えられます。

しかも、その状態から薬を減薬したり断薬する時に起こる身体への影響についてはほとんど医学的な情報はありません。
処方する時点では減薬や断薬を念頭に置いている精神科や心療内科は非常に少ないと思います。

医師は減薬や断薬のことまで責任をもって処方をしていない

この処方の問題によって起こるのが「抗不安薬・睡眠薬などのベンゾジアゼピン系の薬物で耐性が起きて減薬や断薬のときに不快な離脱症状が出現する」ということです。
こういった危険性がありながら薬をやめる時や減らす時にどのようなことが起こるのかはあまりしっかりとした研究が西洋医学ではされてないのが現状です。

そのため薬を処方する時は、薬の特徴を理解している医師であったとしても「減らす時のことまで責任を持って処方してくれるわけではない」ことを理解した上で減薬や断薬を計画した上で服用を開始するようにしましょう。

この処方の問題によって起こるのが「抗不安薬・睡眠薬などのベンゾジアゼピン系の薬物で耐性が起きて減薬や断薬のときに不快な離脱症状が出現する」ということです。
こういった危険性がありながら薬をやめる時や減らす時にどのようなことが起こるのかはあまりしっかりとした研究が西洋医学ではされてないのが現状です。

そのため薬を処方する時は、薬の特徴を理解している医師であったとしても「減らす時のことまで責任を持って処方してくれるわけではない」ことを理解した上で減薬や断薬を計画した上で服用を開始するようにしましょう。

不安が起こる根本的な原因は薬物で解消されない

また不安が起こる根本的な原因は薬物で解消されるわけではありません。
抗不安薬によってできることは一時的に脳の感覚を麻痺させるだけということも理解しておくことが重要です。

抗不安薬を期限付きの「対症療法」として利用すると決心したうえで計画的な服薬と減薬について主体的に考えることが必要です。

また不安が起こる根本的な原因は薬物で解消されるわけではありません。
抗不安薬によってできることは一時的に脳の感覚を麻痺させるだけということも理解しておくことが重要です。

抗不安薬を期限付きの「対症療法」として利用すると決心したうえで計画的な服薬と減薬について主体的に考えることが必要です。

抗不安薬を減薬しながら不調を治すなら東洋医学の鍼灸治療が効果的

西洋医学では不安症やパニック障害への治療は薬物療法が主流です。
処方される薬には中枢神経に作用する抗不安薬も多く依存性と離脱症状が懸念されます。

完治に至るまでの期間が長ければ長いほど服薬する期間も長くなるため依存する確率も高くなります
しかし、東洋医学に基づく鍼灸治療は依存性が全く無く不安症やパニック障害の改善が行えます。

また抗不安薬を減薬しながら不安症を治すことも可能です。
ぜひ、当院の鍼灸治療を受けならがら減薬や断薬をしてみてはいかがでしょうか。

当院で患者様の治療実績はこちらから

※他にも実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告しています。
下記のリンクから別ページでご覧ください。



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