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耳の下を押すと痛いのはリンパの腫れ?原因と見分け方・即効性のツボを解説
- カテゴリ:
- 頭や顔の悩み
公開日:2023年04月17日
更新日:2026年02月20日
このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。
目次

「耳の下を押すとズキッと痛む」「これってリンパの腫れ?それとも病気?」ふとした瞬間に感じる耳の下の痛み。
鏡を見ても腫れがわからず、不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、耳の下の痛みはリンパ節の炎症(リンパ節炎)であることが多いですが、中には耳下腺炎や顎関節症、あるいは放置厳禁な疾患が隠れていることもあります。
この記事では、耳の下が痛む原因の見分け方から、今すぐ試せる痛みを和らげるツボ、そして「何科に行くべきか」という具体的なアクションまでをプロの視点で網羅しました。この記事を読めば、今の不安が解消され、次に取るべき行動が明確になります。
【結論】耳の下を押すと痛い主な原因は「リンパ節の炎症」

耳の下には多くのリンパ節が集中しています。
体内に細菌やウイルスが侵入しようとすると、免疫システムが戦い、その過程でリンパ節が腫れて痛みが生じます。
・風邪や喉の痛み: 最も一般的な原因です。
・虫歯・歯周病: 歯の炎症がリンパに波及します。
・ピアスホールのトラブル: 意外と見落としがちな感染源です。
ただし、痛みが強い、または数日続く場合は自己判断せず、早めに医療機関(耳鼻咽喉科など)を受診することが鉄則です。
【セルフチェック】耳の下が痛む疾患の見分け方
症状の現れ方によって、疑われる原因は異なります。
① リンパ節炎(感染症)
特徴: 押すと痛い(圧痛)、コリコリとした動くしこりがある。
随伴症状: 発熱、喉の痛み、風邪気味。
② 耳下腺炎(おたふく風邪など)
特徴: 耳の下から顎にかけて全体的に腫れる。
随伴症状: 強い痛み、高熱、唾液を出す(食事をする)と痛む。
③ 顎関節症(筋肉・関節)
特徴: 押すと痛いだけでなく、口を開けるときに「カクッ」と音がする。
随伴症状: 顎の倦怠感、噛み合わせの違和感。
④ 粉瘤(アテローム)
特徴: 皮膚のすぐ下に硬いしこりがある。中央に黒い点が見えることも。
随伴症状: 強く押すと臭いのある膿が出ることがある。
病院で原因不明の場合は耳下腺痛の可能性あり

この耳の後ろや下を押して痛みを感じる部分は耳下腺(じかせん)という器官が備わっています。
耳下腺は 唾液を分泌するために耳の後ろから下にかけてある唾液腺のひとつになります。
この耳下腺とその周囲に何らかの障害を受けることで押したり首を動かしたときに痛み、張り感、違和感といった不調を感じるとされています。
こういった耳下腺の痛みを耳下腺痛(じかせんつう)といいます。
耳下腺痛が一番起こりやすい原因に血流障害

耳下腺痛が一番起こりやすい原因に筋肉の圧迫による血流障害があります。
解剖学的に耳下腺の周りには僧帽筋という首から肩へ、または背部へと伸びる大きな筋肉や胸鎖乳突筋という耳の後ろから胸へと伸びる筋肉が耳下腺周囲を横切っています。
そのため僧帽筋や胸鎖乳突筋の疲労が溜まり筋肉の緊張やこりが発生すると耳下腺やその周囲を硬くなった筋肉が圧迫することになり血液やリンパの流れを阻害してしまい血流障害が起きてしまいます。
この状態になると「耳の後ろのしこりを押すと痛い」といった耳下腺痛特有の症状を引き起こすことになります。※1
ストレスによる自律神経やホルモンの乱れでも起こる

耳下腺痛を起こす原因に僧帽筋や胸鎖乳突筋が関係していると解説しました。
この僧帽筋と胸鎖乳突筋はデスクワークなどの筋肉疲労だけでなく心理的ストレスによる自律神経やホルモンの乱れでも肩こりや首こりを起こしやすい筋肉です。
そのため日ごろから肩こりや首こりの症状が強い人は耳下腺痛を発症しやすいと考えられています。
耳下腺痛の特徴として耳の後ろを触った時にコリコリとした筋肉のこりがみられます。
初期の耳下腺痛は触ったり押したときに奥の方で鈍い痛みを発しますが、悪化すると「耳の後ろを針で刺されるような痛み、こめかみまでズキンズキンする」という鋭い痛みを起こすことがあります。
【即効】耳の下の痛みを和らげる効果的なツボ


病院へ行くまでの間、少しでも痛みを緩和したい時に有効なツボを紹介します。
翳風(えいふう)
場所: 耳たぶの後ろ、乳様突起(出っ張った骨)の前にある窪み。
効果: 耳周りの痛み、腫れ、顔面麻痺、肩こりの緩和に。
押し方: 人差し指で優しく、ゆっくり3〜5秒かけて押し、離すのを数回繰り返します。
頬車(きょうしゃ)
場所: 顎の角(エラ)から指1本分上の、噛み締めた時に筋肉が盛り上がる場所。
効果: 歯痛、顎関節症の痛み、顔のむくみの解消。
FAQ:耳の下の痛みに関するよくある質問

Q. 腫れはないのに押すと痛いのはなぜ?
A. 炎症の初期段階であるか、ストレスによる「食いしばり」が原因で筋肉(咬筋)が疲労している可能性があります。数日様子を見ても改善しない場合は受診しましょう。
Q. ストレスで耳の下が痛くなることはありますか?
A. はい。ストレスは免疫力を低下させ、リンパ節炎を引き起こしやすくします。また、精神的な緊張から無意識に奥歯を噛み締めることも、耳の下の痛み(筋筋膜性疼痛)に繋がります。
Q. お風呂で温めてもいいですか?
A. 痛みが強く、熱感(熱をもっている)がある場合は、温めると逆効果になり炎症が悪化することがあります。まずは濡れタオルなどで軽く冷やし、安静にするのが無難です。
当院最新の症例報告と知恵袋

【最新情報】
この耳下腺痛(耳の下などのリンパの痛み)が起きやすい方の傾向には「食いしばり癖」があります。
当院にご来院される方でも「歯医者に行くと食いしばりの跡があると指摘されている」という方がおります。
食いしばりで負担になる筋肉と耳下腺痛を起こす筋肉は直接的には関係ありませんが、噛む筋肉は耳下腺痛に関連する筋肉と隣接しているため、何らかかの悪影響を与えているのではないかと考えております。
当院での鍼灸でもこの噛む筋肉(食いしばりの筋肉)にアプローチをしたら耳下腺痛が解消した症例が複数あります。
耳の周りに起こるリンパの腫れは鍼灸治療で改善できます
このような僧帽筋や胸鎖乳突筋など筋肉の緊張やこりによって引き起こす耳の後ろの痛み(耳下腺痛)は当院の鍼灸治療が効果的です。
鍼灸治療は筋肉の緊張を緩める効果だけでなく、痛みを取り除き、血行循環やリンパの巡りを改善させる効果があります。
そのため耳下腺痛の改善には即効性の高い効果をもたらします。
「どこに行けば自分の不調を正しく改善できるかわからない」と治療方法でお悩みの方は当院にお気軽にご相談ください。
耳の下のリンパの腫れ【40歳女性 会社員(東京都在住)】

【耳の下のリンパの腫れが改善された方の感想(口コミレビュー)】
・東京都在住/40歳女性
数週間前から耳の下に違和感を覚え、触れるとしこりのような腫れがありました。
痛みはそれほど強くないものの、常に気になってしまい、仕事の集中力も落ちて困っていました。
そんな悩みの中で友人の勧めで鍼灸院コモラボに行ってみることにしました。
初回の施術では、丁寧な問診と体全体のバランスを見ながら、耳周辺だけでなく首や肩のこりにもアプローチしていただきました。
施術後は血流が良くなったような感覚があり、腫れも少し柔らかくなったように感じました。
3回目の施術後にはリンパのしこりがすっきりと解消されてとても楽になりました。
今では定期的にメンテナンスとして通っています。
ありがとうございます。
実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
下記のリンクから別ページでご覧ください。

[参考]
※1.頸・肩こりから生じる多彩な症状について/岩佐耳鼻咽喉科
https://iwasa-jibika.jp/disease/katakori.html

鍼灸院コモラボ院長
ブログ管理・編集者
鈴木貴之(すずきたかゆき)
【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて15年勤務(院長職を務める)
【施術経過の同意について】
本ブログに掲載する施術の経過の情報は「私は本施術の経過を匿名化して貴院のウェブサイトに掲載することに同意します。」と患者様から同意書を得ております。また氏名・連絡先は公開されません。
【医療受診の案内と施術の注意点】
次の症状がある場合は速やかに医療機関を受診してください。強い胸痛、意識障害、急激な症状の悪化、高熱、持続する出血。鍼灸・整体は有益ですが、抗凝固薬服用中、出血傾向、妊娠初期、感染症の疑いがある方は施術前に必ず医師へ相談してください。
現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
【SNS】
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