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【顔の感覚がおかしい】ストレスによる顔面麻痺の治し方
- カテゴリ:
- 頭や顔の悩み
公開日:2024年06月06日
更新日:2024年09月19日
東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログを監修している鈴木貴之と清水正太は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。8万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により病院やクリニックでは改善できない不調で悩まれている多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。
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目次
※自律神経失調症など改善された患者様の声と治療実績は上記のリンクから別ページで解説しています。
顔面神経麻痺でお悩みの方に適切なアドバイス
顔面神経麻痺は、ストレスや疲労が身体に溜まった時に発症する方が多い疾患です。
例えば、受験や就活による緊張、日々繰り返される仕事の疲れや睡眠不足など本人が気付かないうちに蓄積した疲れが顔面神経麻痺という形で現れます。
発症する年齢は様々で、最近は若い方でも多く見受けられます。
疲労は軽度であれば肩こりや倦怠感などとして表面に現れやすく、そのときに適切に解消できればいいのです。
しかし、それを怠って放置してしまいますと、いままでの表面の疲れとしてあまり感じなくなり、体の内側に入って病の芽となって疾患として表に現れます。
実は顔面神経麻痺もそういった疾患のひとつとして東洋医学では考えられています。
顔面神経麻痺の初期症状について
顔面神経麻痺は、急に顔の片方が動かなくなるのが特徴的です。
例えば、
「目の瞬きやお茶も違和感なく飲めるが、「い」の口をすると片方だけ「い」の形にならない」
「疲労感が強まると片側の顔面から肩にかけてのこりがきつくなる」
このような、軽い症状から顔面神経麻痺は始まることがあります。
そのため顔の動きや感覚がいつもと違うときは顔面神経麻痺の初期症状の可能性があります。
その場合は悪化させないためにも日常のストレスや疲れを溜めないように予防していくのが重要です。
西洋医学と東洋医学の治療の違い
西洋医学では以前から顔面神経麻痺に対して急性期の場合は短期間に副腎皮質ホルモン剤(ステロイド剤)の投与や薬物療法が効果的とされていますが、私の経験ではあまり効果がでない方の方が多い印象です。
しかし、最近の耳鼻咽喉科領域では「顔面神経麻痺の初期は強く触らずに、顔面体操や優しいマッサージを心がけましょう」といわれる様になってきています。
東洋医学の考えと同様に西洋医学でも顔面神経麻痺に対して強い刺激は行わない方がいいとされています。
東洋医学の考えでは昔からこの考えては主流であり、顔面神経麻痺になること自体が体の弱りとみていますので強い刺激は良くないことなのです。
顔面神経麻痺は早めの治療が重要
顔面神経麻痺は刺激の強い治療や間違った鍼灸治療を長期に続けると麻痺が治らないばかりでなく表情筋の委縮が起こり引きつりが起こってしまうことがあります。
そうなりますと悪化や慢性化に繋がってしまいます。
今までの経験から、この表情筋の萎縮は顔面神経麻痺の発生から3~4か月で始まり、半年を越え、1年経過すると治りにくくなります。
年齢、体力、回復力にもよりますが半年辺りが完治させるまでのぎりぎりの期間といえるでしょう。
「顔面神経麻痺かも」と思ったらまず当院へご相談ください。
東洋医学では気血の不足が原因
顔面神経麻痺は単純に「神経が麻痺している」というものではありません。
麻痺を起しているその前になんらかの根本的な原因があります。
多くの顔面神経麻痺の場合、疲労やストレスが関係しています。
東洋医学でいう気血の不足、停滞が根本にあると考えられます。
そのため、まずその気血の不足(生命エネルギー)を補わないといくら顔面神経を刺激してもなかなか回復できません。
実際病院で数か月治療しているのに改善されずに当院に来院される方もおられます。
このような顔面神経麻痺を改善するには時間がかかり少しの引きつりは残る場合がありますが諦めないでぜひ鍼灸治療を続けてもらいたいとおもいます。
顔面神経麻痺の特徴的な症状
・表情の筋肉が動かないので片方だけしか笑えない
・目が開いたままで涙が流れてしまう
・飲み物を飲もうとしたら、片方からこぼれる
・食べ物が片方に寄ってしまう
こういった顔面の症状に加え、
・いつも疲れやすい
・睡眠の質が下がっていつも眠い
・寒さをいつもより感じやすくなる
・下痢や軟便になりやすい
などの症状があったり、
・病院から「手術以外に打つ手がない」と言われた方
・ご高齢の方
このような方々も諦めず鍼灸を試してほしいと思います。
【当院での症例 】40歳 女性(東村山市):右顔面神経麻痺
発症2日後に当院にご来院されました。
【主な症状】
・右側の顏の筋肉が動かない
・瞼が閉まらないので目が乾いて辛い
・首や肩のこりと痛みがきつい
・夜2~3回目が覚める
発症の2~3日前はいつも感じる肩こり、頭痛とは少し違う痛みがあったようです。
当院での鍼灸治療は計11回の治療で顔面神経麻痺が完治し治療は終了しました。
まずは身体の疲れや首や肩のこりを取ることを中心に施術を行いました。
4回目の治療の後から顔面の表情筋が少し動きだす反応がありました。
その後は治療の回数を重ねるたびに順調に表情筋が動くようになりました。
現在は顔面神経麻痺の治療は完治しましたが、根本的な原因である病をそれ以降治療して再発防止を行っています。
顔面神経麻痺は当院の鍼灸治療で改善できます
西洋医学ではこのような顔面神経麻痺は副腎皮質ホルモン剤(ステロイド剤)の投与や薬物療法が中心ですが、効果が期待できない場合もあります。
そのため発症から効果的な治療ができずに結果として顔面神経麻痺を長引かせてしまうケースがあります。
東洋医学ではこのような顔面神経麻痺は心身のストレスによって引き起こされていると考えて鍼灸治療で改善させることができます。
「どこに行けば自分の不調を正しく改善できるかわからない」と治療方法でお悩みの方は当院にお気軽にご相談ください。
当院で改善した患者様の声と治療実績はこちらから
実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
同じようにつらい思いをされている方の役に立てるのならばと皆さん快く掲載を許可頂きました。
これを読まれている患者様のご参考になれば嬉しく思います。
下記のリンクから別ページでご覧ください。
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鍼灸院コモラボ院長
ブログ管理・編集者
【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて13年勤務(院長職を務める)
現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
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