【副腎疲労の治し方】副腎に効くツボはふくらはぎにある

公開日：2024年4月18日
更新日：2024年9月19日

※自律神経失調症など改善された患者様の声と治療実績は上記のリンクから別ページで解説しています。

治らない首こりは副腎疲労が関係している

「肩がこって仕方がない、全然すっきりしない」というお悩みの方から改善方法のご質問を多く頂きます。
特にこのようなお悩みの方で多いのが首の付け根や後頭部と首の間くらいの場所になります。

「いつもこの部分がこってツラいから何とかしてほしい…」という要望をされます。
しかし、ここが凝るとこった症状だけでなく頭がボーっとしたり、集中力が低下したり、やる気が出なかったり、様々な不調を引き起こします。

多くの方はこの不調を解消するためにマッサージに行ったり、整体に行ったり、整骨院で揉んでもらったりしますがなかなかスッキリしません。
当院にご来院される方も同様のことをおっしゃる方も多く、何とかしてあげたい思いで施術をしております。

実はこの後頭部の首の付け根の部分がよく凝り固まる…という方にはある共通した身体の悪さが隠れています。
それは、「副腎疲労（ふくじんひろう）」という状態です。

副腎疲労は慢性的な心身のストレスで副腎の機能が低下している状態です。
それによって首の付け根が凝り固まる症状が起こることがあります。

今回は「【副腎疲労の治し方】副腎に効くツボはふくらはぎにある」と題して改善方法を解説します。

ストレスから起こる副腎疲労のメカニズム

人は外からストレスを感じると、脳から指令が出て身体を「戦闘モード」に切り替えます。
自律神経の中の交感神経が興奮し、心拍数や血流を高めて集中力や思考力を向上させます。

この働きに直接スイッチするのが、「副腎（ふくじん）」という小さな臓器になります。
腎臓の上に笠のように乗っている器官なのですが、その働きはリラックス状態の身体を数秒で戦闘モードに変えるだけの働きを持っています。

通常であれば危機的な状態が去ると副腎の機能は止まり、再びリラックス状態に戻ります。
しかし、現代の仕事や人間関係で起こるストレスはなかなか終わりがありません。
そのため、副腎がずっと働いており戦闘モードの状態でリラックスすることが出来ません。

その状態が長く続いてしまうと副腎は働き続けてしまうため、徐々に疲労してしまいます。
副腎疲労による首の付け根が凝る方の共通点には

・頭をよく使った時
・仕事で気が張っている時
・身体に精神的ストレスが掛かっている時、またはその前後

などがあり、単純な筋肉疲労によるものではなく心理的なストレスによって起こるものがほとんどになります。

副腎疲労で起こる特徴的な反応

副腎疲労が起きている方の身体の反応には

・腰が重だるい、凝っている
・お臍の周りが硬くなっている
・足首周りが硬くなる
・首の付け根が凝り固まっている

このような不調が身体に出てきやすい傾向にあります。
副腎が疲労することで連動している身体の様々な部分に不調をきたすようになります。

その中で起こりやすい不調の一つに首こりがあります。
首の付け根が凝る首こり症状は、この副腎疲労が原因である可能性があります。

副腎が疲労することによる首こりが根本的な原因であれば、首をいくら揉んでも良くなりません。
首に原因は無く、副腎に原因があるからです。

副腎疲労の改善にはストレスケア

副腎疲労を解消するためには心身のストレス過多を解消しない限り、現在悩んでいる首こりは改善することができません。
逆に心身のストレスケアをしっかりしてあげれば首を揉みほぐさなくても首こりは解消してくれることが多いのです。

副腎疲労での不調の方は仕事や人間関係などで精神的なストレスを感じることが多い傾向にあります。
実は心配事が多かったり、不安や悩みが多いことが首の凝りを引き起こしやすくしているのです。

【副腎に効果のあるツボ】承山（しょうざん）

ツボ：承山（しょうざん）

【場所】
ふくらはぎの中央部、アキレス腱と筋肉の変わり目の部分にある。
指で押すと「ズーン」と響く感覚があるところがポイント。

抗不安薬やサプリのみの対処法はおすすめしない

・日々ストレスを抱えて生活している
・最近、不安や悩みごとが多い
・仕事が忙しく、休める時間があまりない
・朝起きても全然疲れが取れていない

このような生活が一つでも当てはまり、首こりがひどいという方は、副腎疲労の可能性があり一度しっかりストレス対策を取ることをおすすめします。
その際に、「抗不安薬やサプリを飲んで、無理に仕事に向かう」というのは、正直お勧めできません。

限界を突破して突き進んでしまうと、いずれうつ病や自律神経失調症となってしまう可能性があるからです。

副腎疲労の改善に鍼灸がおすすめする理由

そういう時にマッサージや整体に通って身体を整えるのもいいかもしれませんが、一度当院の鍼灸を試してみてはいかがでしょうか。
鍼灸は鍼やお灸を使って身体を刺激することで、副作用なく身体を内側から不調を改善することが出来ます。

ストレスを緩和することができるため、副腎の働き過ぎを抑えて疲労を解消させる利点もあります。
副腎疲労を取り除くことができれば、首こり症状も解消できて、もう一度のびのびと動けるようになります。

回復するペースはその方の疲労度や日常生活のストレス度合いによっても変わってきますが時間が掛かる傾向にあります。
しかし、放置すればするほど治療にかかる期間は伸びますし、症状や身体の状態も悪化していきます。

さらに首の付け根の凝りは脳の血流を低下させてしまうので脳梗塞や認知症のリスクも高める可能性があります。

・いつも首がこってツラい
・マッサージで首を揉んでも良くならない
・最近ストレスが続いてイライラする
・朝起きても身体がだるくて動けない

このような不調でお悩みの方はぜひ副腎疲労を解消させる鍼灸をおすすめします。

副腎疲労による首こりを改善するには東洋医学の鍼灸

このような副腎疲労による首こりを解消させるには東洋医学に基づく鍼灸治療が効果的です。

東洋医学ではこのような副腎の機能の低下を改善するには「自律神経の正常化と血流改善が重要」と考えられています。
そのため当院ではこの改善を目的とした一人ひとりの体質に合った効果的なポイントに鍼灸治療を行います。

当院の鍼灸治療は病院の薬物療法やマニュアル通りの治療ではできない柔軟な鍼灸治療で効果を引き出します。

ぜひ、副腎疲労による首こりでお悩みの方はご相談ください。

当院で改善した患者様の声と治療実績はこちらから

実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
同じようにつらい思いをされている方の役に立てるのならばと皆さん快く掲載を許可頂きました。
これを読まれている患者様のご参考になれば嬉しく思います。
下記のリンクから別ページでご覧ください。

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