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【コルチゾールが原因】副腎疲労はコーヒーのカフェインがNG
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公開日:2024年03月01日
更新日:2024年09月06日
目次
※自律神経失調症など改善された患者様の声と治療実績は上記のリンクから別ページで解説しています。
このような状態が続いたら副腎疲労が起きている可能性あり
・朝が起きられない
・1日中疲れがとれない
・ストレスを感じやすい
・立ちくらみをよくする
このような状態が長く続いてる場合、もしかすると身体では副腎疲労が起きている可能性があります。
今回は「【コルチゾールが原因】副腎疲労はコーヒーのカフェインがNG」と題して、副腎疲労の原因であるコーヒーについて、さらに代わりになる改善方法を解説します。
副腎皮質から分泌されるコルチゾールが身体を興奮させる
・コーヒーや濃いお茶などカフェインがとりたくなる
・コーヒーを飲んでからじゃないと一日を始められない
・一日に何杯もコーヒーを飲む
・頻繁に栄養ドリンクを飲む
カフェインを含んだものを摂取するとき、このような習慣性をもっているかたは多いのではないでしょうか。
「コーヒーを飲まないと身体がシャキッとしない」と感じる方もおられると思います。
こういった方は、副腎疲労を誘発・悪化させてしまう要因となります。
コーヒーやチョコレートに含まれるカフェインには、副腎を刺激して副腎皮質ホルモンであるコルチゾールの分泌を促進します。
コルチゾールは副腎皮質から分泌されるホルモンの一つです。
主な働きは、肝臓での糖の新生、筋肉でのたんぱく質代謝、脂肪組織での脂肪の分解などの代謝の促進、抗炎症および免疫抑制などがあります。
ホルモン全体のイメージで説明すると「身体を興奮させて新陳代謝を上げ活発に身体が動けるようにする」というものです。
カフェイン摂取は未来の元気を前借りしている
カフェインを摂取するとカフェインの効果によってコルチゾールが分泌されます。
血糖値も上昇し身体が興奮するため、やる気や活力が出てくるようになります。
しかし、それらは「元気の前借り」をしているに過ぎません。
自然に分泌したものではなくカフェインの力を利用して無理に分泌させているだけになります。
それはある意味、カフェイン摂取によって副腎にムチを打っている状態です。
コルチゾールをなかば強制的に分泌させるため、根本的な疲労回復の解決にはならず、むしろ副腎疲労を深刻化させてしまいます。
カフェインの過剰摂取でも離脱症状は起こる
この副腎疲労から回復するためには、カフェイン摂取を減らさなければなりません。
しかし、慢性的な身体の疲労感が強い方で日常的にカフェインでその日を凌いでいるような方はカフェインに対して依存しているため急なカフェインの減量には要注意です。
急なカフェイン減量は薬物で起こる離脱症状と同じような反応が起こることがあります。
具体的なカフェインによる離脱症状には頭痛、強い倦怠感、イライラ、吐き気などが出現する恐れがあります。
そのため徐々にカフェインは減らしていく必要があります。
カフェインを徐々に減らしていくための代替案
まず、コーヒーよりもカフェイン含有量が少ないものに変更するようにしましょう。
コーヒーよりもカフェインが少ない飲料には
・紅茶
・煎茶
・ほうじ茶
・ウーロン茶
・玄米茶
などがあります。
上から順にカフェインの含有量が多い順番です。
例えば、一日にコーヒーを3〜5杯以上飲むという方の場合、
一日目安:コーヒー2~3杯+ほうじ茶1~2杯
というように、そのうちの1〜2杯くらいを上記の飲料に変更するところから始めてみるのが良い方法です。
このように徐々に減らすことが成功したら、そこからカフェインを含まない飲料を選ぶようにしましょう。
カフェインを含まない飲料はどのようなものか
・麦茶
・黒豆茶
・ルイボスティー
・爽健美茶や十六茶などカフェインレスの表記があるお茶等など
がカフェインを含まない飲料としてお勧めです。
しかし、どうしてもコーヒーが飲みたいと思われる方には「カフェインレス」や「ディカフェ」と表記のあるコーヒーを選んでみてください。
カフェインレスコーヒーは、コーヒー独特の香りやコクが少ないものが多いため普通にコーヒーに比べると物足りなさを感じるかも知れません。
しかし最近では比較的普通のコーヒーと遜色ないカフェインレスコーヒ―なども出てきているので試しに飲んでみるのもよいかと思います。
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鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて13年勤務(院長職を務める)
現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
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