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【専門家監修】花粉症で耳鳴りがする原因と効果的な改善方法
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公開日:2024年02月14日
更新日:2024年09月19日
東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログを監修している鈴木貴之と清水正太は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。8万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により病院やクリニックでは改善できない不調で悩まれている多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。
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目次
※耳鳴りが改善された患者様の声と治療実績は上記のリンクから別ページで解説しています。
花粉症と耳鳴りには関係がある?
花粉症とは、抗原である花粉に対して抗体である身体の免疫反応が過剰に反応して起こるアレルギー症状です。
花粉症の症状は主に鼻や目に現れ、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどがあります。
それまでアレルギーとは縁のなかった人も、ある日突然、花粉症を発症することがあります。
いったん発症すると、毎年、花粉症の時期になるとアレルギーが起きてしまい、つらい鼻水や鼻づまりに悩まされることになります。
花粉症でお困りの方は年々増加しており、3~4人に1人は花粉症を発症しているといわれています。
そのため国でも国民病として捉えて花粉症患者を減らす取り組みが起きています。
民間の医薬品会社でも様々な花粉症対策グッズが売られているほどです。
このつらい花粉症の時期に花粉症と併せて耳鳴りが起こる方がいらっしゃいます。
花粉症の時期と一致しているということは、花粉症が原因となって起こる耳鳴りとして考えられます。
この花粉症による耳鳴りを改善するためには、花粉症と耳鳴りの関係について知ることが改善の第一歩になります。
このページでは、花粉症と耳鳴りの関係について詳しく説明しております。
花粉症の基礎知識を覚えて対処しよう
花粉症の基礎知識として、ぜひ症状の改善にお役立てください。
[花粉症とは]
花粉症とは、ある特定の植物の花粉に対して過剰な免疫反応を示すアレルギーです。
身体に入り込んだ花粉という異物を体から排出するために、防御反応が過剰に働いているのが花粉症の症状です。
花粉症は原因となる花粉の飛ぶ季節に起こるため、季節性アレルギーとも呼ばれています。
[花粉症の症状について]
花粉症の症状は、主に鼻と目に現れます。
くしゃみ・鼻水・鼻づまりを花粉症の三大症状と言います。
症状の程度は、花粉の飛散量や花粉に対する身体の反応によって異なります。
症状の重い年もあれば、軽い年もあり、同じシーズンでも日によって症状の出方が変わります。
[花粉症の主な症状]
・くしゃみ:連続してくしゃみが出る
・鼻水:サラサラとした水っぽい鼻水(アレルギーの特徴)
・鼻づまり:鼻粘膜が腫れることで鼻の通りが悪くなる
・目のかゆみ
・のどのかゆみ
・頭痛
・倦怠感
[花粉症の原因]
花粉症の原因は、植物の花粉です。
花粉症の原因となる花粉は60種を超えると言われており、人によって反応する花粉は異なります。
空中に飛び交っている花粉が鼻や目などの粘膜に接触することで、過剰な免疫反応が起こります。
[花粉の飛散時期]
花粉の飛散時期は地域によってそのピークの時期が多少異なりますが、年中、いずれかの花粉が飛んでいます。
一般的に、春はスギ・ヒノキ、夏はシラカンバ・イネ、秋はブタクサ・ヨモギ、冬はスギが多いとされています。
花粉の飛散状況を伝える情報も発信されていますので、ご自身の花粉症の時期が近づいてきたら、こまめに確認すると良いでしょう。
[花粉症の対処法]
現代医学では花粉症の対処法は、症状に合わせた薬が中心となります。
主に飲み薬や点鼻薬で症状を抑えるものがよく用いられます。
また、花粉を身体に近づけないようにすることが大切です。
マスクやゴーグル、花粉のつきにくい衣類などで、できるだけ鼻や目の粘膜に花粉が接触しない工夫をしましょう。
耳鳴りを治すための基礎知識
耳鳴りの基礎知識を知ることは、耳鳴りを治すために大切なことです。
[耳鳴りとは]
耳鳴りとは、実際には音がないにもかかわらず、耳の中で音が聞こえている状態のことです。
耳鳴りは本人にとってつらい症状ですが、他人には辛さが理解してもらえず鬱々としてしまい、生活に支障をきたすこともあります。
[耳鳴りの種類]
耳鳴りは、病的なものと病的でないもので、次のように分類することができます。
病的な耳鳴り:自分にしか聞こえない「自覚的耳鳴り」と聴診器等で他者も聞くことができる「他覚的耳鳴り」があります
病的でないもの:一時的なもので自然に治まる「生理的耳鳴り」があります
また聞こえる音の種類によって、次のように分類することができます。
高音の耳鳴り:キーン、ピーといった電子音のような高い音が聞こえる
低音の耳鳴り:ブーン、ジーといった冷蔵庫のモーターや蝉の声のような低い音が聞こえる
[耳鳴りの症状]
耳鳴りの症状は、音がないにもかかわらず、耳の中で音が聞こえる症状のことです。
その音は、金属音や電子音のような高音であったり、セミが鳴くような低音であったりします。
時計の秒針のように規則正しい音が聞こえる場合もあります。
耳鳴りの音がするために他の音が聞こえにくい、耳が詰まったような感覚があるといった症状もあります。
[耳鳴りの原因]
音が耳の神経から入って脳へ伝える経路の中でどこかに障害が生じると音の振動を電気信号にうまく変換することができなくなるため、脳が感度を上げて音を認識しようとします。
その結果、必要以上に電気信号(音)を脳で認識しようとする状態が耳鳴り症状です。
耳鳴りの症状が出るのは、病気の後遺症や突発性難聴の前触れであったり、心身のストレスや疲れによる自律神経が乱れることで起こることがあります。
また、花粉症の時期に耳鳴りが起こる方がいらっしゃることから、花粉症も耳鳴りの原因の一つであると考えられます。
[耳鳴りの治療法]
・薬物療法:血液循環剤、抗うつ剤など
・音響療法:補聴器の使用
・心理療法:自律訓練法、カウンセリング
花粉症で耳鳴りがなぜ起きるのか
花粉症の時期になると耳鳴りの症状まで現れるという方がいらっしゃいます。
同時期に発症するため、花粉症が原因となって耳鳴りが生じていると考えられます。
花粉症で耳鳴りが起きるメカニズムはどのようなものでしょうか。
実は花粉症で症状が現れることの多い鼻と耳に密接な関係があります。
鼻と耳は耳管(じかん)という細い管でつながっており、耳管は内圧の調整をする働きがあります。
花粉症で鼻水や鼻づまりの症状があると耳管での空気の放出が上手くできず内圧が高まるため、耳管の圧力調整機能そのものに悪影響があります。
耳管の圧力調整がうまくいかなくなると、鼓膜の内外の圧力バランスが崩れてしまい、結果として耳鳴りが起こると考えられます。
また、花粉症は季節的なものではありますが、つらい症状でストレスもたまりがちです。
強いストレスも自律神経のバランス(交換神経と副交感神経)を崩し、耳鳴りの原因の一つとなります。
花粉症による耳鳴りを悪化させないためにできること
花粉症による耳鳴りを悪化させないためにできることは、花粉症を悪化させないことと体調を整えることです。
花粉症による耳鳴りは、根本的には花粉症が原因となっているので、花粉症対策をすることが耳鳴りの完治につながります。
[花粉症を悪化させない対処法]
・対処療法として内服薬や点鼻薬で症状を抑える
・マスクやメガネを着用し花粉を取り込まない
・花粉がつきにくいツルツルとした衣類を着用する
・帰宅時には、外で花粉を払ってから自宅に入る
・花粉の飛散量が多い日はできるだけ外出を控える
・帰宅後はうがい、手洗い、目の洗浄をする
・花粉の飛散量が多い時期は洗濯物や布団を外に干さない
[体調を整えるポイント]
・十分な睡眠をとる
・栄養バランスの良い食事をとる
・飲酒・喫煙を控える
・体を冷やさない
・ストレスをためない
花粉症による耳鳴りは、花粉症が治まると自然に治まる可能性があります。
花粉症の症状によっては、耳鳴りが悪化して難聴につながったりするおそれもあります。
花粉症も耳鳴りもとても不快な症状です。
治療を受けながらできるだけ症状を軽くする工夫をしてつらい時期を乗り切りましょう。
花粉症と耳鳴りの関係を深く知って正しい花粉症対策をすることで、花粉症による耳鳴りが改善することができます。
花粉症による耳鳴りは、しっかりと治療をすれば良くなる病気です。
当院の花粉症の耳鳴り症状に対する治療方針
[耳への鍼灸治療]
耳の内耳と呼ばれる音を感じる部分に微細な炎症などがおこり、耳鳴りを生じる可能性があります。
しかしながら、この部分は西洋医学的な検査などではわからないことが多いです。
内耳の部分は薬も効きにくい部分なので西洋医学では対応が困難になります。
しかしながら、内耳の状態を変える事は耳鳴りを改善するためには最優先です。
特に内耳の有毛細胞と呼ばれる音を感じる為の細胞がありますが、この細胞が炎症などの影響により傷付き敏感となります。
このため、鍼灸治療では有毛細胞への血流を良くする方法で耳鳴りの改善を促します。
[耳鼻咽喉への鍼灸治療]
花粉症の影響で咽頭や咽喉といった粘膜にも炎症が起こりやすくなり、鼻の奥や喉に痛みが起こる方がいます。
耳鳴りが起こる前に、花粉症・風邪をひいていたといわれる方が多いのです。
アレルギー性鼻炎や花粉症の方でもこの症状は多くみられます。
もともと喉や鼻の粘膜が弱い人は風邪のウィルスなどが、耳管とよばれる鼻と耳につながるトンネルを通って、耳に入ってくることもあります。
この結果、内耳に炎症がおこり、耳鳴りが発生する原因になります。
薬などで、耳の炎症を抑えたとしても、耳鼻咽喉領域に慢性的な炎症が残る場合があります。
このためこの状態だと花粉症の時期になるとこの炎症反応の再発が起こりやすくなります。
耳鳴りの症状の改善には、耳鼻咽喉領域を良くする事が重要です。
[免疫力を正常に戻す鍼灸治療]
花粉症と耳鳴りの症状を改善するためには、免疫力を正常な働きに回復させる必要があります。
耳鳴りをお持ちの方の耳鼻咽喉領域の粘膜は、必ずしも良い状態とはいえません。
鼻や喉の粘膜の状態が良くない方は、耳鳴りになりやすい傾向にあります。
粘膜の状態を健康な状態に戻すには内臓の状態を良くする必要があると考えます。
特に、東洋医学では肝臓・小腸は皮膚や粘膜を強化する働きがあります。
この部分を鍼灸で調整する事で喉や鼻の粘膜の状態の改善を行えます。
東洋医学では耳鳴りの原因を、耳だけの問題ととらえず、全身の問題として対応します。
この考えに基づいて耳鳴りを改善することはとても重要なポイントです。
[自律神経を整える鍼灸治療]
花粉症は自律神経のバランスを乱し耳鳴りを発症させます。
不安・うつ・不眠・めまい・動悸・息苦しさなどの自律神経失調症の症状なども花粉症は併発しやすい傾向にあります。
自律神経の中でも交感神経が過敏になりすぎている状態の方が花粉症による耳鳴りを併発しやすい傾向にあります。
特に耳や脳に異常がないと言われた方は自律神経の乱れが耳鳴りの原因になっていることが多くあります。
自律神経を治療する事が耳鳴りの改善にはとても重要です。
花粉症と耳鳴りの関係を知って花粉症対策をすることで、花粉症による耳鳴りが改善することは多々あります。
花粉症による耳鳴りは、しっかりと対応することで十分改善できます。
花粉症による耳鳴りは自律神経を整えることで改善できる
当院では東洋医学に基づく鍼灸で自律神経の働きを正常に戻す治療を行っております。
花粉症による耳鳴り症状の改善と予防をするためには自律神経の乱れによる免疫反応の異常を完治させる必要があります。
当院の東洋医学の鍼灸治療では一人ひとりの体質をしっかり把握し、その体質に合った鍼灸治療で効果を引き出しています。
薬やマニュアル通りの治療ではできない柔軟な鍼灸治療です。
ぜひ、花粉症の耳鳴りでお悩みの方はご相談ください。
当院で改善した患者様の声と治療実績はこちらから
実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
同じようにつらい思いをされている方の役に立てるのならばと皆さん快く掲載を許可頂きました。
これを読まれている患者様のご参考になれば嬉しく思います。
下記のリンクから別ページでご覧ください。
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【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて13年勤務(院長職を務める)
現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
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