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離脱症状が耐えられない|サインバルタの離脱症状の乗り越え方

離脱症状が耐えられない|サインバルタの離脱症状の乗り越え方
公開日:2023年11月17日
更新日:2025年09月29日
このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。
このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。

サインバルタを突然やめたら離脱症状が起きた?

サインバルタやメイラックスなど心療内科で処方される薬を飲み続けると離脱症状や常用量依存という生体反応が起こるとされています。
当院でも「離脱症状ではないか」「このまま薬を飲み続けなくてはいけないのか」といった薬を突然断薬したことで起きた離脱症状でご来院される方がおられます。

しかし、この離脱症状の判断は医学的にとても曖昧であり、離脱症状ではなく不安障害による偽性離脱症状の可能性があります。
もしも、そうであれば「薬を飲み続けること」というサインバルタやメイラックスの縛りから抜け出せるかもしれません。

離脱症状の症状は患者の主観に委ねられている

離脱症状の症状は患者の主観に委ねられているサインバルタやメイラックスの離脱症状にはガイドラインがあります。今回はベンゾジアゼピン系による常用量依存(離脱症状)のガイドラインで解説します。
以下のような精神症状、身体症状、知覚症状の3つに分類します。しかし、これらの症状はあくまでも「共通点」でありガイドラインに当てはまらない症状も起こるとされています。

【離脱症状の精神症状】
①不安や懸念
②落ち着きのなさ、焦燥感
③記憶・集中力障害
④抑うつ気分
⑤いらいら感
⑥不眠
⑦離人感

【身体症状】
①食欲低下、体重減少
②筋肉痛、筋痙攣
③悪心、嘔吐
④振戦
⑤心悸亢進
⑥発汗
⑦頭痛
⑧めまい

【知覚障害】
①知覚過敏(光・音)
②身体動揺感
③金属味

「当てはまらない症状も起こる」という理由には心療内科全般にいえることなのですが、症状というのは患者の「主観(自分がそう感じる)」というものが判断に重要になります。
というのも、外科や感染症といった検査によって画像や血液検査による数値で判断できるものではありません。

そのため、患者自身が「薬を減らしたら不調が起きた」といったら、それが重要な判断になります。そうなると、「患者が離脱症状が出たといったら離脱症状ではないのか」と思うかもしれませんが、偽性離脱症状というものがあります。

※ベンゾ系の離脱症状では頭の中で音がする「頭鳴り」という症状が出ることもあります。
 詳細な情報は下記のリンクからご覧ください。

サインバルタやメイラックスの離脱症状にはガイドラインがあります。今回はベンゾジアゼピン系による常用量依存(離脱症状)のガイドラインで解説します。
以下のような精神症状、身体症状、知覚症状の3つに分類します。しかし、これらの症状はあくまでも「共通点」でありガイドラインに当てはまらない症状も起こるとされています。

【離脱症状の精神症状】
①不安や懸念
②落ち着きのなさ、焦燥感
③記憶・集中力障害
④抑うつ気分
⑤イライラ感
⑥不眠
⑦離人感

【身体症状】
①食欲低下、体重減少
②筋肉痛、筋痙攣
③悪心、嘔吐
④振戦
⑤心悸亢進
⑥発汗
⑦頭痛
⑧めまい

【知覚障害】
①知覚過敏(光・音)
②身体動揺感
③金属味

「当てはまらない症状も起こる」という理由には心療内科全般にいえることなのですが、症状というのは患者の「主観(自分がそう感じる)」というものが判断に重要になります。
というのも、外科や感染症といった検査によって画像や血液検査による数値で判断できるものではありません。

そのため、患者自身が「薬を減らしたら不調が起きた」といったら、それが重要な判断になります。そうなると、「患者が離脱症状が出たといったら離脱症状ではないのか」と思うかもしれませんが、偽性離脱症状というものがあります。

離脱症状に似た偽性離脱症状

離脱症状に似た偽性離脱症状偽性離脱症状は「ベンゾジアゼピン系薬剤を服用している患者は、もともと不安傾向が強いため、薬が減量されたと思うだけで、症状が悪化する現象。

不安症状だけが悪化し、ベンゾジアゼピン系薬剤の離脱症状に認められる知覚障害や精神症状は見られない。反跳性不安・不眠や離脱症状と共通の症状が出現するため、注意が必要です。」というものです。

サインバルタやメイラックスを飲み始めるきっかけは人それぞれですが、サインバルタやメイラックスを飲むということはどなたでも精神的に不安定であり何らかの不安を抱えているため、「離脱症状」に対する不安感が強まり「離脱症状が起きた」と不安障害が偽性離脱症状ということになります。

偽性離脱症状は「ベンゾジアゼピン系薬剤を服用している患者は、もともと不安傾向が強いため、薬が減量されたと思うだけで、症状が悪化する現象。

不安症状だけが悪化し、ベンゾジアゼピン系薬剤の離脱症状に認められる知覚障害や精神症状は見られない。反跳性不安・不眠や離脱症状と共通の症状が出現するため、注意が必要です。」というものです。

サインバルタやメイラックスを飲み始めるきっかけは人それぞれですが、サインバルタやメイラックスを飲むということはどなたでも精神的に不安定であり何らかの不安を抱えているため、「離脱症状」に対する不安感が強まり「離脱症状が起きた」と不安障害が偽性離脱症状ということになります。

離脱症状ではなくもともと抱えていた不安障害が出てきた

離脱症状ではなくもともと抱えていた不安障害が出てきた要するに偽性離脱症状というのはサインバルタやメイラックスを飲み始める前から抱えていた不安がメイラックスを飲み続けても「もともとの不安が治っていない」ということです。

良くも悪くも「何も変わっていない」ということになります。そうであれば、「薬を飲み続ける心配もなく、離脱症状に対する心配もする必要ない」ということにならないでしょうか。

※こういった不安薬の減薬や断薬は鍼灸が有効です。
 詳細な情報は下記のリンクからご覧ください。

要するに偽性離脱症状というのはサインバルタやメイラックスを飲み始める前から抱えていた不安がメイラックスを飲み続けても「もともとの不安が治っていない」ということです。

良くも悪くも「何も変わっていない」ということになります。そうであれば、「薬を飲み続ける心配もなく、離脱症状に対する心配もする必要ない」ということにならないでしょうか。

なぜサインバルタやメイラックスを飲み始めたのか

なぜサインバルタやメイラックスを飲み始めたのか先ほども解説したように「サインバルタやメイラックスを飲むということはどなたでも精神的に不安定であり何らかの不安を抱えている」というのは紛れまないことです。
そのため偽性離脱症状を治すためには「どうしてサインバルタやメイラックスを飲むようになったのか」という自分自身の問題について完治させることが重要です。

そのためにはカウンセリングが大切になります。
当院でもカウンセリングは行っております、ぜひご相談ください。

先ほども解説したように「サインバルタやメイラックスを飲むということはどなたでも精神的に不安定であり何らかの不安を抱えている」というのは紛れまないことです。
そのため偽性離脱症状を治すためには「どうしてサインバルタやメイラックスを飲むようになったのか」という自分自身の問題について完治させることが重要です。

そのためにはカウンセリングが大切になります。
当院でもカウンセリングは行っております、ぜひご相談ください。

サインバルタの離脱症状【42歳女性 会社員(東京都在住)】

【サインバルタの離脱症状が改善された方の感想(口コミレビュー)】
・東京都在住/42歳女性
長年、慢性的な不安と抑うつ感に悩まされ、心療内科で処方されたサインバルタを服用していました。
服用中は一時的に症状が緩和されたものの、次第に副作用や感情の平坦化に苦しむようになり、減薬を試みたところ、強烈な離脱症状に襲われました。
頭の中が霞がかかったようなブレイン・フォグ、めまい、吐き気、感情の激しい波、そして何より「自分が自分でない」ような感覚にも襲われました。
心療内科では「時間が経てば落ち着く」と言われるばかりで、具体的な対処法は提示されず、絶望的な気持ちになっていました。
そんな中、知人の勧めでコモラボさんで鍼灸治療を受けてみることになりました。
正直、半信半疑でしたが、初回の施術後から体の芯が緩むような感覚があり、回を重ねるごとに離脱症状が和らいでいくのを実感しました。
12回の鍼灸治療を終える頃には、あれほど苦しかった離脱症状がほぼ消失しました。心身ともに安定した状態を取り戻すことができました。
そして、ついに断薬にも成功しました。今では薬に頼らず、自然な精神状態で日々を過ごせています。
心療内科の治療だけでは抜け出せなかった苦しみを鍼灸が確実に解きほぐしてくれたと実感しています。
同じように離脱症状で苦しんでいる方に、希望の選択肢として鍼灸を知ってほしいと心から願っています。

実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
下記のリンクから別ページでご覧ください。



[参考]
21. ベンゾジアゼピン系薬の常用量依存/ 福岡県薬剤師会

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