【うつ病と違いがある？】無気力症候群の原因とセルフチェック

公開日：2023年04月28日
更新日：2024年09月19日

東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログを監修している鈴木貴之と清水正太は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。8万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により病院やクリニックでは改善できない不調で悩まれている多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。
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※自律神経失調症など改善された患者様の声と治療実績は上記のリンクから別ページで解説しています。

無気力な状態が起こる原因とは？

私たちの脳内には、アドレナリンやドーパミン、セロトニンといった脳内で神経伝達物質が分泌されています。
これら「神経伝達物質」は人の情緒や言動を左右する影響があるだけでなく、その他にも自律神経の働きにも大きな影響を与えています。

日常生活で受ける過度なストレスや心身の疲労、自分にとって好ましくない環境が続くとこれらの神経伝達物質のバランスが乱れてしまいます。
この状態に陥ると様々な精神的・身体症状を引き起こします。

無気力状態もこの脳内の神経伝達物質のアンバランスが原因で起きています。

無気力状態を完治する正しい方法とは？

無気力なときに行動を起こすのは難しいものですね。
次の3つのポイントを意識しつつ、できることからゆっくりと初めてみてはいかがでしょうか。

[睡眠の質を高める]
質の高い睡眠をとることで心身の疲れが完治されます。
日中に受けた心身のストレスによるダメージを回復させるホルモン(成長ホルモン)が分泌されるのは22時以降といわれています。
その時間までには就寝することが望ましいでしょう。
夜にスムーズに寝るために昼寝をするときは短時間を基本とし、夕方には寝ないようにしましょう。

[バランスのよい栄養を摂る]
お腹が空いたり、栄養バランスが崩れると情緒が不安定になりイライラしやすく、必要な栄養が内臓にもいかず病気にも罹りやすくなります。
健康な体を作るには栄養バランスのとれた食事から作られています。
暴飲暴食や偏食には注意し色々な食材をバランスよく食べて抵抗力をつけましょう。

[生活習慣を整える]
生活習慣(睡眠・食事・適度な運動)を整えることは多くの病気の予防・治療につながります。

①毎日決まった時間に寝起きする
②朝起きたら顔を洗い、歯磨きして、洋服に着替える
③食事は少量でも、必ず三食だいたい決まった時間に摂る
④便意が無くても、毎朝便座に座る
⑤一日一回は外に出て散歩をする
⑥なるべく日光に当たるようにする

最初は抵抗があり難しいかもしれませんが、頑張って続けてみましょう。

あなたは無気力症候群かも？うつ病になりやすいので要注意

無気力症候群には、例えば受験生が合格したあと目標がなくなり、喪失感とともに陥るもの（スチューデント・アパシー）があります。
児童の不登校や社会人の出勤困難なども、同様の病理と考えられています。

また、一生懸命頑張ったにもかかわらず、期待した結果を得られなかったあとに陥る「燃え尽き症候群（バーンアウト）」でも、同様な無気力が生じます。
さらに、モラトリアムと呼ばれる人格の成長過程で目標を見失いアイデンティティが確立できていない時期にも無気力になりやすいです。

これらの状態は、一概に病気とは言えませんが、うつ病への移行もあり、注意が必要です。

※朝にやる気が起きない不調については別のページで解説しています。
　詳細な情報は下記のリンクからご覧ください。

無気力状態を治すポイントは背骨にある

背骨の関節や背骨の際の筋肉の硬さは、自律神経系の働きを妨げてしまうことがあります。
しかし、背骨の際の筋肉は体表からの刺激だけでは硬さが取り切れないことがほとんどです。

鍼灸治療では、深部の筋肉も優しい刺激で効率的に緩めて自律神経を整えることができます。
この背中のポイントは「交感神経幹(こうかんしんけいかん)」というエリアになり(挟脊というツボ)、背骨の際にある多裂筋という筋肉を緩めることで改善できます。

※またうつ症状に効果的な四神聡というツボを別のページで解説しています。
　詳細な情報は下記のリンクからご覧ください。

悪化すると脳過敏症候群に進行するため早めの改善が重要です

このような脳の酸素不足、栄養不足を放置しておくと耳鳴り、頭鳴り、めまい、不眠など様々な不調を引き起こす脳過敏症候群という状態になる可能性があります。
脳過敏症候群は頭痛薬や鎮痛薬の使い過ぎによって起こるとされていますが、最近では薬物の使用とは関係なしに脳の疲労(栄養、酸素不足)でも起こるとされています。

そのため脳の疲れを慢性的に感じている方は脳過敏症候群への悪化を予防するためにも早期に改善することが重要です。

※脳過敏症候群については別のページで解説しています。
　詳細な情報は下記のリンクからご覧ください。

やる気が起きない無気力症候群を治すなら鍼灸治療が効果的

このような無気力症候群を改善するには鍼灸治療が効果的です。
無気力症候群の原因である脳内神経伝達物質の乱れや自律神経の乱れは鍼灸治療によって整えることが可能です。

西洋医学では抗不安薬などの対処療法になり根本的な治療にはなりません。
しかし、鍼灸治療は薬物に頼らず自然治癒力によって改善できる唯一の治療法です。

ぜひ、無気力症候群でお悩みの方は当院の鍼灸治療を受けてみてはいかがでしょうか。

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実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
同じようにつらい思いをされている方の役に立てるのならばと皆さん快く掲載を許可頂きました。
これを読まれている患者様のご参考になれば嬉しく思います。
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鈴木 貴之

鍼灸院コモラボ院長

ブログ管理・編集者

【国家資格・所属】

鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー  治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員

神奈川県の鍼灸整骨院にて13年勤務（院長職を務める）

現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。

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