サンザシより女性ホルモンを高めるハーブとは

公開日：2023年03月07日
更新日：2024年07月03日

東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログを監修している鈴木貴之と清水正太は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。8万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により病院やクリニックでは改善できない不調で悩まれている多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。
【SNS】
 Youtube , Instagram , X(Twitter)

サンザシは血行循環の改善に優れている

サンザシの主要成分はフラボノイド配糖体、プロシアニジン、サポニン、タンニン、ミネラルなどが含まれています。
作用には
①末梢血管の弛緩作用
②強心作用
③収斂作用
④降圧作用
⑤鎮静作用
⑥心筋の血行促進作用
⑦血管拡張作用
⑧鎮痙作用
⑨利尿作用
などがあります。
効用には心臓の機能低下、動悸の鎮静、息切れの緩和、心臓の痛みの改善、高血圧の改善、低血圧の改善、不整脈改善などがあります。 ※1

胃もたれで消化不良を起こした症状を改善させる

サンザシは漢方薬では生薬として健胃（胃の働きを高める）の働きに優れており、消化薬として消化不良や食欲不振の改善や防止に使われています。サンザシは胃酸の分泌促進を起こし消化不良を改善させ、胃の負担を軽減させる効果があります。また抗菌作用や血管を広げる働きも認められているため、胃もたれや食傷などで傷ついた胃粘膜を正常にし、血流を高めて栄養を送る働きがあります。

抗酸化作用の強いポリフェノールを豊富に含んでいる

サンザシは活性酸素を除去するポリフェノールを豊富に含んでいます。ポリフェノールはサンザシの外皮に含まれており、強力な抗酸化作用を発揮します。肉やバターを多く摂っているフランスの人々が赤ワインのポリフェノールを日々摂取しているおかげで虚血性心疾患にかかる人が極端に少ないのはポリフェノールによる抗酸化作用だと考えられています。ポリフェノールは同じ働きをするビタミン類よりもパワーは強力と考えられており、酸化による細胞の老化を遅らせ、老化防止に働きます。サンザシに含まれるポリフェノールにもこのような効果が期待できます。

血中コレステロールを抑えて高脂血症や動脈硬化の改善がある

またサンザシには血流を改善する効果があります。サンザシは血中コレステロールを抑え、高脂血症・動脈硬化の改善に強い働きがあります。血液がサラサラでないとコレステロールや中性脂肪が血管の内側に溜まったり次第にひび割れて、血管がもろくなってしまいます。そこでサンザシはスムーズな血液の循環をサポートし健康維持に役立ちます。

中枢神経に働きかけて不安を完治し睡眠を促す

またサンザシには精神を落ち着かせ、気持ちをリラックスさせる効果があります。サンザシは中枢神経に働きかけて脳内神経伝達物質の分泌を促します。それにより精神的な不安を和らげて睡眠の質を改善する働きを持つことが知られています。また同じ作用により、鎮痛鎮静作用を持つと考えらているため身体の倦怠感や肩こりなどにも効果があると考えらえています。

血圧を正常化し、狭心症などの心疾患を防ぐ効果がある

サンザシは複雑な化学物質を含有し、それらが組み合わさって心臓機能を改善することまで研究では分かっています。とくに冠状動脈の循環を改善し狭心症を防ぎ、血圧を正常化する優れた働きをもっています。またジゴキシン(ジギタリス配糖体)などとは違い、心リズム障害のリスクを高める副作用もありません。しかし効果発現までに4～12週間を要することがあります。

※LINEでお友だち登録して頂ければ
　無料でチャットができます。

関連する記事
にんにくは眠れない睡眠障害を改善する
バタフライピーの効果は更年期症状の緩和
松葉茶の効能は優れたデトックス効果
セントジョーンズワートが自律神経に効果がでるまで
[参考]
※1 セイヨウサンザシ / 厚生労働省『「統合医療」に係る 情報発信等推進事業』

鈴木 貴之

鍼灸院コモラボ院長

ブログ管理・編集者

【国家資格・所属】

鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー  治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員

神奈川県の鍼灸整骨院にて13年勤務（院長職を務める）

現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。

ブログ記事や当院についてのお問い合わせはこちらから

【SNS】
Youtube , Instagram , X(Twitter)