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ウコンの力が二日酔いに効くほんとうの理由
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公開日:2023年03月01日
更新日:2024年07月03日
東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログを監修している鈴木貴之と清水正太は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。8万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により病院やクリニックでは改善できない不調で悩まれている多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。
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目次
ウコンの力には肝臓を強くする働きがある
ウコンは別名ターメリックと呼ばれています。主要成分にはクルクミン、ビタミン類、精油などが含まれています。
作用には
①脂質低下作用
②胃の保護作用
③抗酸化作用
④消炎作用
⑤肝臓を強くする作用
⑥利胆作用(胆汁の分泌を施す)
効用には食欲不振の改善、鼓腸やガスなどの消化障害の改善、リウマチ性関節炎の症状緩和、消化不良の改善、飲み過ぎによる不調の改善などがあります。
ウコンは近年「スーパーフード」として話題になっている
ウコンは地下茎(根っこ)を乾燥した香辛料です。黄色色素を含み、カレー粉・たくあん漬などの着色料として利用されています。
私たちにもなじみのあるターメリックとして呼ばれているスパイスであり、ウコンと聞けば、毎日のようにウコン入りのドリンクを飲んでる方もいるかもしれません。
しかし、ウコンはお酒を飲む方やインド料理だけに留まらず、ここ数年の間にウコン(ターメリック)は「スーパーフード」として話題になっています。
そのため古代から珍重されるこのウコンは現在、インドカレー以外にも、スープからスムージー、ラテにいたるまで、いろいろな料理に使われるようになっています。
ウコンに含まれるクルクミンが肝機能を高める
カレー粉の黄色はウコン(ターメリック)の色素成分のクルクミンです。
このクルクミンという成分が肝臓の働きを強める為、ウコンがお酒を飲む人に最適であるのはこのクルクミンのおかげといえます。さらにクルクミンは肝臓だけでなく、胆のうの機能も促進させるため、血中コレステロール値の調整を行い、アルコール肝炎の予防、抗ガンといった作用があるといわれています。
他にも身体の新陳代謝を高めるため冷え性やのぼせ、不定愁訴の改善にも役立ちます。また胃腸の消化力を高め、腸内細菌を改善する働きもあり、胃や胆のうを丈夫にするのに役立ちます。他にも消炎作用に優れているため関節炎、関節リウマチ、関節のこわばりなどを鎮静させるために利用されます。
また抗酸化作用にも優れているため、老化防止やアンチエイジングの効果も期待できます。消炎作用があるので、皮膚炎、潰瘍、リウマチ、関節炎にも利用されています。
ウコンの力によって肝臓の解毒作用が高まり二日酔い防止に
ウコンの力は一般的に肝機能向上効果と胆汁分泌促進効果がよく知られています。
肝臓は代謝、排出、解毒、体液の恒常性の維持などにおいて非常に重要な役割を担っている臓器です。特にアルコールを分解する力があるとして、一般的には知られています。胆汁とは、肝臓で生成されるアルカリ性の液体のことをいいます。
食品中の脂肪を乳化することで、脂肪の消化、吸収に役立ちます。そのためウコンを摂取することにより、胆汁の分泌が促進され、肝臓の解毒作用が高まり、肝臓の機能が向上するといわれています。
アルコールの飲み過ぎで二日酔いが起こりやすい人が飲酒の前にウコンを摂取することで二日酔いの予防ができるのはこのウコンの解毒作用が高まることによります。
胃粘膜の保護をし胃炎や逆流性食道炎の予防になる
またウコンには胃の働きを活発にし食欲を増進させる効果もあります。過去に消化不良の患者116名を対象にした試験において、ウコンを7日間摂取させたところ、約8割の患者の消化不良の症状が改善されたという結果があります。
また、ウコンには胃液分泌を高め、胃粘膜を保護する働きもあるといわれています。
飲酒による胃もたれだけでなくストレス性の胃炎や逆流性食道炎などでお悩みの方の症状緩和にも効果が期待できます。
血中の悪玉コレステロールを減少させる
さらにウコンには、抗酸化作用を持つため、血中の悪玉(LDL)コレステロールによる体内の酸化を防ぎ、LDLコレステロール値を下げ、血流を改善する効果があります。また、このことにより動脈硬化を防いで、脳卒中や心臓病を予防する効果も期待されています。
脳の機能も向上させ認知症予防になる
またウコンに含まれるクルクミンは肝臓を強くするだけなくには脳の働きを健康に保つ効果が期待できます。ウコンをスパイスとして利用する料理のひとつとして「カレー」が良く知られています。カレーを用いた最近の研究では、カレーを食べることで脳の一部が活性化され、IQが「8」あがったという結果の報告があります。被験者にカレーとそれ以外のコントロール食をそれぞれ摂取させた後に脳を使うテストを行った結果、カレーを食べた人の脳が活性化され、試験の課題をたくさん解くことができるようになりました。また、その他の近年の研究では、ウコンに含まれるクルクミンは病気の原因となるたんぱく質の蓄積を予防し、アルツハイマー病予防に役立つという報告もあります。
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鍼灸院コモラボ院長
ブログ管理・編集者
【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて13年勤務(院長職を務める)
現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
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