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しょうがの効能を分かりやすく解説
- カテゴリ:
- ハーブ
公開日:2023年02月10日
更新日:2024年07月03日
東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログを監修している鈴木貴之と清水正太は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。8万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により病院やクリニックでは改善できない不調で悩まれている多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。
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しょうがの効能は保温から殺菌まで
ジンジャーの和名はショウガ(生姜)と呼びます。主要成分にはジンジャロール、ショウガオール,ビタミン、ミネラル、ポルネオール、シトラール、フェノール、アルカロイドなどが含まれています。
作用には
①消化機能の促進
②利胆作用(胆汁の分泌を促す)
③制吐作用(吐き気止め)
⑤消炎作用
⑥鎮痛作用
⑦血行促進
⑧発汗促進
⑨去痰作用(痰の排出を促す)
⑩抗痙攣(痙攣を予防する)
⑪駆風作用(お腹のガスを排出する)
⑫殺菌作用
効用には吐き気の改善、乗り物酔いの完治、つわりの改善、リウマチ性関節炎の緩和、偏頭痛の改善などがあります。
説明: 血管を拡張し血行を良くする働きがあるので体を温め、代謝を高めます。体を温める効果が強いので発汗作用や消化促進作用があり、風邪の症状をやわらげます。血行促進の作用に優れ抗炎症作用もあることから、冷え症のほか関節炎などにも有効です。また吐き気やムカつきがあるときは消化を助けて症状を緩和します。特に、つわりによる吐き気のある時にはペパーミントとのブレンドがお薦めです。過剰摂取により胸やけのような消化器症状や、口渇、喉の傷み、鼻血、腎臓の炎症を引き起こす可能性があります。疲労回復、夏バテ完治にも効果的です。痙攣性の生理痛や月経不順にも利用されます。 禁忌・注意: 喉の傷み、腎臓の炎症など引き起こす可能性があるので過剰摂取は控える。
身体の保温効果に優れたしょうが
しょうがにはジンゲロンやショウガオールといった辛味成分が含まれています。この成分が血液の循環をよくして身体を芯から温める働きがあります。その保温効果によって、冷えからくる腎盂腎炎や膀胱炎などの改善や予防にも優れています。さらにしょうがには新陳代謝高めて発汗を促進する効能もあり、冷え性の人や風邪をひきやすい人など虚弱体質の方の滋養強壮に適したハーブです。そのほかにも、このハーブは胃腸の働きを助けて消化を促進したり、胃もたれや吐き気を予防してくれます。また、刺激の強い薬を飲むときに併せて飲用すると、それらから胃を守ってくれる効果があると言われています。
しょうがは殺菌作用も効果ある
また、しょうがに含まれているジンゲロールには優れた殺菌作用があります。日本ではガリとしてお寿司の付け合わせに古くから生姜漬けが使われています。これはお寿司の刺身で起こる食中毒から守る働きがあります。ちなみに、ジンゲロールは乾燥するとショウガオールという成分に変化し、やや殺菌作用が少し弱くなりますが、代わりに身体の保温と発汗促進の効能が高まります。古来から続くアーユルヴェーダや漢方、東洋医学の世界では、生のしょうがで胃腸の調子を整えたり、ドライのしょうがで炎症を抑えたりと使い分けています。しょうがは万能薬としてとても重宝されています。
しょうがに含まれるガラノラクトンは肩こりにも効く
またしょうがに含まれる香り成分であるガラノラクトンは血管に届くと、収縮した血管を拡張させる働きがあります。それにより血行循環が良くなり、血行不良による身体のこわばりや肩こりなどが改善されます。さらに血流が良くなると血液も新しくなり、発汗や排尿、排便が促され余分なものが排出されやすくなる効果があります。とくにしょうがの中でも金時しょうがには、ジンゲロールがひねしょうがの4倍と多く含まれているため、最も体を温める働きがあります。それにより身体を温める働きが強まることで関節の痛みを和らげることができます。長年痛みが続くような慢性的な膝や腰などの関節の痛みは、身体の冷えが原因で起こる場合が多いため、このしょうがの体を温める働きが高まることでつらい関節の痛みの緩和が期待できます。しょうがを食べることで3~4時間の保温効果が継続するといわれています。さらに体温を1℃上げることにより、免疫力が30%上昇するといわれており、風邪などの病気の予防にも適した食材ともいわれています。
二日酔いやつわりの緩和にも効果あり
他にはしょうがに含まれるジンキベレンという成分には、胃腸の蠕動運動が活発になりすぎることによって起こる二日酔いやつわり、胃の不調による吐き気を抑える効果があります。またジンキベレンは胃腸の内壁の血行を良くし、胃腸の働きを活発にして食べ物の消化吸収を高めます。またジンジベインというたんぱく質を分解する酵素もしょうがには含まれており胃腸の負担を軽減してくれる働きもあります。さらに、しょうがには潰瘍を抑え、胃潰瘍の原因であるヘリコバクター・ピロリ菌を殺菌する効果があります。
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鍼灸院コモラボ院長
ブログ管理・編集者
【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて13年勤務(院長職を務める)
現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
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