不眠症に効くハーブティーはローマンカモミール

公開日：2023年02月07日
更新日：2024年07月03日

東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログを監修している鈴木貴之と清水正太は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。8万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により病院やクリニックでは改善できない不調で悩まれている多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。
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不眠症や睡眠障害の緩和ができるローマンカモミール

ローマンカモミールは和名ではローマカミツレと呼ばれています。

主要成分はフラボノイド、アズレン、タンニンなどが含まれています。
作用には
①鎮静作用
②抗酸化作用
③抗炎症作用
④鎮痙作用（痙攣を抑える）
などがあります。
効用には不安の完治、胃腸の不調の改善、不眠症や睡眠障害の改善、ストレスの緩和などの働きがあります。

古代エジプトから熱病や婦人病で用いられてきた歴史がある

ローマンカモミールはその優れた治癒力により、古代エジプトでは神への捧げ物とされており、４千年前のバビロニアやヨーロッパでは、すでに風邪などの熱病や婦人病の民間治療薬として用いられていたという記録があります。
また絶世の美女クレオパトラも、安眠のためにローマンカモミールを利用した沐浴やハーブティーを使って健康管理をしていたとされています。
他にもピーターラビットの童話の中で、お腹をこわしたピーターにお母さんがローマンカモミールティーを飲ませてあげるシーンを見たことがある人も多いのではないでしょうか。
このようにローマンカモミールは古くから家庭の中で日常的なハーブとして親しまれてきた歴史があります。

効果や効能が穏やかなため赤ちゃんからご年配の方まで大丈夫

またローマンカモミールの作用や効能は穏やかであるため、赤ちゃんからご年配の方まで幅広い世代において安心して飲んでいただけます。
可憐な花の姿からは想像しにくいですが、とても強い生命力を持っており、カモミールの近くに植えられているまわりの植物を元気にする働きもあることから「植物の医者」と呼ばれています。
カモミールにはたくさん種類がありますが、その中で有名なのが、一年草であるジャーマン種（ジャーマンカモミール）と、多年草であるローマン種（ローマンカモミール）があります。

自律神経などの神経系の不調に効果を発揮する

ローマンカモミールの特徴に神経系の鎮静効果があります。
とくに自律神経系からくる不安感、ストレス性の胃腸の不調、不眠や睡眠障害などの不調を治すためにローマンカモミールは効果的と言われています。
これらの働きはジャーマンカモミールと似た作用でもあります。抗炎症作用も花粉による目のかゆみや乾燥を緩和してれます。
気道内にく侵入した異物や気道内の炎症によって生じた、痰などの刺激によって咳を鎮めてくれます。 

風邪の初期に用いると即効性の高い改善が見込める

またローマンカモミールは、花が開ききる前に花の部分を摘んで、生または乾燥させたものをハーブティーとして飲むのが一般的にです。
そのほかには精油（エッセンシャルオイル）をお風呂に入れるなどして摂取する使い方があります。
神経系の症状以外には風邪の初期症状に用いることで発汗・保温・解熱作用といった風邪の改善に必要な反応を即効性であらわすことができる薬として親しまれています。
また、ドイツでは、カモミールが歯肉炎の予防や治療に有効と承認されており、カモミールエキスや、濃いめに入れたカモミールティーをマウス・ウオッシュなどに用いて口腔ケアとして利用されています。

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鈴木 貴之

鍼灸院コモラボ院長

ブログ管理・編集者

【国家資格・所属】

鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー  治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員

神奈川県の鍼灸整骨院にて13年勤務（院長職を務める）

現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。

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