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ストレスで皮膚の表面がピリピリする|自律神経に対する対処法
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- 全身のお悩み

公開日:2022年12月20日
更新日:2025年01月29日

このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。
目次

皮膚の表面がピリピリする症状の原因や疾患を解説

「自律神経が乱れると体がピリピリとしびれる」
「ストレスを感じると皮膚の表面がピリピリと痛む」
「手足がなぜかピリピリとしびれる」
「自律神経失調症で体がチクチクと痛む」
このような症状でお悩みの方はおられないでしょうか。
手術後やケガ、病気の急性期が過ぎて慢性期に移行すると今まで強い痛みだった急性期の症状に比べると慢性期の症状は鈍い痛みに変わります。
しかし、この継続的な鈍い痛みによって引き起こされる「体がピリピリする」という症状は神経障害性疼痛(しんけいしょうがいせいとうつう)というものです。
今回は「ストレスで皮膚の表面がピリピリする|自律神経に対する対処法 」と題して神経障害性疼痛の原因とメカニズム、さらに改善のための鍼灸治療の有効性について解説します。
体がピリピリする痛みやしびれは神経障害性疼痛の可能性

神経障害性疼痛は感覚神経が障害されており、神経が過敏になり、痛みの信号が出過ぎてしまう状態です。
整形外科的な疾患であれば椎間板ヘルニア、坐骨神経痛、三叉神経痛などで神経障害性疼痛が起こりやすいとされています。
整形外科では「治っている」と診断されているにも関わらず「まだ腰が痛む」「手足がしびれる」という症状であれば神経障害性疼痛の可能性があります。※1
手足や体がピリピリする痛みは帯状疱疹後の神経の痛み

整形外科以外で神経障害性疼痛になりやすい傾向にあるのが帯状疱疹後の後遺症です。
帯状疱疹は発症すると「ピリピリ」とした痛みが出現しますが、発疹が治まった後でも「ピリピリ」とした痛みが残ることがあります。
これは先ほど解説した整形外科における「椎間板ヘルニアは治ったのに鈍いピリピリとした痛みが残っている」と同じメカニズムになります。
そのため発症後から「いかに後遺症(神経障害性疼痛)を残さないように治癒させるか」が神経障害性疼痛を防ぐために大変重要になっていきます。
原因には自律神経の異常による筋肉の血行不良

この神経障害性疼痛の出現する原因に交感神経の異常によって起こる血行不良が要因としてあげられます。
神経障害性疼痛になる方の多くは急性期から続いている「痛み」の存在があります。
この痛みは自律神経の中でも「交感神経を優位」にさせる反応が起こります。
交感神経が優位に働くと血管が収縮し血流が悪くなるのが特徴です。
そのため常にケガや病気の部位は血流が悪くなり神経を含めた軟部組織(筋肉や皮膚など)の栄養が不足します。
この血流が悪くなって栄養不足に陥ることで痛みが繰り返し出現するといわれています。
ストレスが原因の神経痛は気が紛れていると痛みが起きない

このような自律神経(交感神経優位)が関わる神経障害性疼痛の特徴的な反応に「仕事など別の事に意識が集中していると痛みを感じない」「症状を気にすると痛みが悪化したりする」といった特徴があります。
これは自律神経が心理的なストレスとの結びつきが強く、意識などによって脳の痛みの認識が過剰に働くことが原因です。
よって、改善のためには脳の痛みに関する過剰な働きを鎮静させることが優先されます。
温めることで末梢神経が鎮静し全身の痛みが緩和する

そのため神経障害性疼痛のピリピリした痛みを緩和させるには「患部を温める」という方法がよいとされています。
入浴やホッカイロなど患部を温めることで手足や体の収縮していた血管が拡張し血流が良くなるため末梢神経が鎮静し神経障害性疼痛が痛みが治まります。
体がピリピリする症状は自律神経を整える治療が大事

この神経障害性疼痛を改善するためには交感神経を優位させている自律神経の不具合を改善するのが根本的な治療になります。
西洋医学では自律神経を改善するための治療法がありません。
そのため対処療法として薬が処方されますが効果は期待できません。
しかし、東洋医学の鍼灸や漢方は神経障害性疼痛を出現させている根本的な原因の体質を改善する治療ができます。※2
【改善例&効果の高いツボ 】一日中、皮膚がチクチクと痛む(40代女性)

【治療の体験者&改善例 】
40代女性で「1年前から身体のあちこちがチクチクと痛くて気になる」との訴えでご来院されました。
この患者様は当院にご来院前は皮膚科で診察を受けており「帯状疱疹ではない、原因不明の症状」との診断を受けておりました。
また婦人科にも診察を受けていますが「更年期障害は無し」との診断も受けています。
当院では東洋医学に基づく問診と検査で症状の根本的な原因をお調べすることにしました。
問診ではチクチクとした症状だけでなく、強い便秘、脇腹周囲の張り感、げっぷなどがあり強いストレスが起きていることがわかりました。
そのため治療計画はストレスの緩和を主として組み立てることにし、鍼灸によって改善を促す治療を行いました。
【主に利用したツボ】
・少府(しょうふ)・・・手掌、第5中手指節関節の近位端と同じ高さ、第4・第5中手骨の間。
当院最新の症例報告と知恵袋

【最新情報】
当院にはこのような神経障害性疼痛の方が多くご来院されています。
当院の統計にはなりますが、その中で改善された方の共通の反応があります。
それが「皮膚の温度が高まり薄っすら汗をかきやすくなる」というものです。
これは皮膚の血流改善が促されておこる反応です。
この反応によって皮膚表面の酸素と栄養が高まり体表面のピリピリが解消されます。
神経障害性疼痛の改善には当院の鍼灸治療が効果的
神経障害性疼痛は東洋医学に基づく鍼灸治療が効果的です。
東洋医学は一人ひとりの体質を診断し、その体質に合ったツボを選んで治療を行い、鍼灸治療の効果を最大限に引き出します。
また西洋医学のように薬物による副作用や依存性などもなく安心・安全に受けていただけます。
「どこに行けば自分の不調を正しく改善できるかわからない」と治療方法でお悩みの方は当院にお気軽にご相談ください。
当院に受診された患者様の治療実績はこちらから

実際に当院に受診し改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
同じようにつらい思いをされている方の役に立てるのならばと皆さん快く掲載を許可頂きました。
これを読まれている患者様のご参考になれば嬉しく思います。
下記のリンクから別ページでご覧ください。

[参考]
※1.神経障害性疼痛について/医療法人ウェルライフ アイさくらクリニック
https://www.aisakura.com/57507.html
※2.「慢性疼痛に東洋医学的視点を」/高村光幸

鍼灸院コモラボ院長
ブログ管理・編集者
【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて13年勤務(院長職を務める)
現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
【SNS】
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