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下唇がピクピクする|唇の痙攣が止まらない原因にストレス

下唇がピクピクする|唇の痙攣が止まらない原因にストレス
公開日:2022年12月12日
更新日:2025年01月29日
このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。
このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。

唇のけいれんの症状と原因に対するアドバイス

ストレスが溜まると勝手に唇がピクピクと動く
「下唇の痙攣が止まらない

「唇が
ピクピクする理由がわからない

このような症状でお悩みや疑問をお持ちの方はおられないでしょうか。
今回は「下唇がピクピクする|唇の痙攣が止まらない原因にストレス」と題して唇のけいれんが起こる原因とその対処法を解説します。

検査で異常がみられないけいれんは自律神経の病気

検査で異常がみられないけいれんは自律神経の失調「唇が痙攣でピクピクする症状は何かの病気の前兆?」と心配される方もおられますが、このピクピクする動きは正式名称は不随意運動と呼び、顔面痙攣の一種になります。

この不随意運動は脳神経の異常によって起こることがありますが、検査などで器質的な異常(脳腫瘍)などが見当たらないことも多くあります。

器質的な異常がない場合は病院やクリニックでは具体的な治療が行えないケースがほとんどです。
このような病院の検査では異常がみられない不随意運動は自律神経に関わる機能の失調で起きていると考えられます。※1

「唇が痙攣でピクピクする症状は何かの病気の前兆?」と心配される方もおられますが、この自分の意思とは無関係にピクピクする動きを正式名称は不随意運動と呼び、顔面痙攣の一種になります。

この不随意運動は脳神経の異常によって起こることがありますが、脳神経外科で行うMRIなどの検査で器質的な異常(脳腫瘍)などが見当たらないことも多くあります。

器質的な異常がない場合は病院やクリニックでは具体的な治療が行えないケースがほとんどです。
このような病院の検査では異常がみられない不随意運動は自律神経に関わる機能の失調で起きていると考えられます。※1

唇や舌がけいれんする原因はストレス、睡眠不足、疲れ

唇や舌がけいれんする原因はストレス、睡眠不足、疲れこのような不随意運動は日々の生活習慣によって自律神経が乱れで起こります。

人前で緊張する場面、強いストレス、慢性的な疲れ、睡眠不足などが長く続くと自律神経の働きが低下してしまい症状を誘発させてしまいます。
この不随意運動は重症になると痙攣している時間が長くなり「1日中ピクピクして目を開けられない」「口元がひきつるように引っ張られ顔が歪んでくる」という症状が起こることがあります。

舌も同様な症状を示し、時にはピリピリとしびれを感じることがあります。
自律神経は交感神経と副交感神経がバランスよく働くことで身体の機能を保つことができます。

しかし長期間不規則な生活を続けたり、過度なストレスを受け続けたりする自律神経の疲労を完治することができずこの2つのバランスが乱れてしまい、唇や舌がピクピクする症状が起きてしまいます。

このような不随意運動は日々の生活習慣の問題が原因となって自律神経が乱れてしまい起こります。

人前で緊張する場面、強いストレス、慢性的な疲れ、睡眠不足などが長く続くと自律神経の働きが低下してしまい症状を誘発させてしまいます。
この不随意運動は重症になると痙攣している時間が長くなり「1日中ピクピクして片側の目が開けられない」「口元がひきつるように引っ張られ顔が歪んでくる」という症状が起こることがあります。
舌も同様な症状を示し、時にはピリピリとしびれを感じることがあります。

自律神経は交感神経と副交感神経がバランスよく働くことで身体の機能を保つことができます。
しかし長期間不規則な生活を続けたり過度なストレスを受け続けたりすると、自律神経の疲労が解消できずこの2つのバランスが乱れてしまい、唇や舌がピクピクする症状が起きてしまいます。

唇の痙攣や顔面けいれんの主な症状

唇の痙攣や顔面痙攣の主な症状顔面はいくつもの筋肉が集まって構成しています。その一つひとつに神経が分布しており各々が脳からの指令によって収縮しています。
そのため不随意運動(顔面けいれん)といっても顔面の様々な場所で起こります。そのため出現する症状も多種多様です。
唇や顔面けいれんの主な症状は以下の通りです。

・顔面の右か左の、どちらか一方だけに発生する
・目の周りのみならず、頬や口の周り、舌の筋肉に発生する
・突然、ぴくぴくと動き出してしばらく続き、いつの間にか収まる
・緊張したりやストレスを感じることでけいれんが誘発される
・耳の中で音がすることがある
・寝ている間にも痙攣が起こることがある

※けいれんの症状は眼瞼ミオキミアという目の周りに起こることがあります。
 詳細な情報は下記のリンクからご覧ください。

顔面はいくつもの筋肉や血管が集まって構成しています。その一つひとつに顔面神経が分布しており各々が脳からの指令によって収縮しています。
そのため不随意運動(顔面けいれん)といっても顔面の様々な場所で起こります。そのため出現する症状も多種多様です。
唇や顔面けいれんの主な症状は以下の通りです。

・顔面の右か左の、どちらか一方だけに発生する
・目の周りのみならず、頬や口の周り、舌の筋肉に発生する
・突然、ぴくぴくと動き出してしばらく続き、いつの間にか収まる
・緊張したりやストレスを感じることでけいれんが誘発される
・耳の中で音がすることがある
・寝ている間にも痙攣が起こることがある

唇のけいれんには神経の興奮を鎮める抑肝散

唇の痙攣におすすめの漢方薬は抑肝散東洋医学では唇のピクピクしたけいれんは肝(自律神経)が疲労により調整できなくなって起こる神経の高ぶり(交感神経の興奮)と考えます。

このような症状には東洋医学では抑肝散という漢方薬をよく用います。抑肝散は肝の働きを正常に戻し精神の高ぶり(神経の興奮)を鎮め、筋肉のけいれんを抑える効果が期待できます。

また月経、産後、更年期など女性のホルモンの変動が起こりやすい時期に現れる精神不安やイライラなどの精神症状にも使用することがあります。

【注釈】・・・抑肝散は保険適用もあり、ツムラ54が製品番号になります。服用する場合は医師、薬剤師と相談した上で開始してください。

東洋医学では唇のピクピクしたけいれんは肝(自律神経)が疲労により調整できなくなって起こる神経の高ぶり(交感神経の興奮)と考えます。
このような症状には東洋医学では抑肝散という漢方薬をよく用います。抑肝散は肝の働きを正常に戻し精神の高ぶり(神経の興奮)を鎮め、筋肉のけいれんを抑える効果が期待できます。

また月経、産後、更年期など女性のホルモンの変動が起こりやすい時期に現れる精神不安やイライラなどの精神症状にも使用することがあります。

【注釈】・・・抑肝散は保険適用もあり、ツムラ54が製品番号になります。服用する場合は医師、薬剤師と相談した上で開始してください。

【治療例&効果の高いツボ 】唇がピクピクして気になる(50代女性)

【治療例&効果の高いツボ 】口元がピクピクして気になる(50代女性)【治療の体験者&改善例方法】
50代女性で「2~3か月前から仕事で緊張したりすると口元がピクピクと痙攣する」との訴えでご来院されました。
発症当初は口元だけの痙攣でしたが最近では左側の頬も引きつる感じがすると症状の悪化を訴えておりました。

当院での問診と検査の結果、不眠傾向、便秘、食欲不振など交感神経の興奮がみられるため鍼灸治療では交感神経の興奮を抑えるための治療を行い改善を促しました。


【主に利用したツボ】
今回の改善例で主に利用したツボは地倉です。東洋医学、西洋医学どちらの観点でも口元の不調で利用するツボになります。
・地倉(ちそう)・・・口角から外側に5~10mmほどのところ、ほうれい線上。

【治療の体験者&改善例方法】
50代女性で「2~3か月前から仕事で緊張したりすると唇がピクピクと痙攣したり圧迫感がある」との訴えで受診されました。
発症当初は口元だけの痙攣でしたが最近では左側の頬も引きつる感じがすると症状の悪化を訴えておりました。

当院での問診と検査の結果、不眠傾向、便秘、食欲不振など交感神経の興奮がみられるため鍼灸治療では交感神経の興奮を抑えるための治療を行い改善を促しました。


【主に利用したツボ】
今回の改善例で主に利用したツボは地倉です。東洋医学、西洋医学どちらの観点でも口元の不調で利用するツボになります。
・地倉(ちそう)・・・口角から外側に5~10mmほどのところ、ほうれい線上。

当院最新の症例報告と知恵袋

ストレスで唇が痙攣する方を多く鍼灸治療で改善させてきました。
交感神経の過緊張によって起きているけいれんですが、その原因は様々です。
当院の最新の統計では一番多い原因に「睡眠の質の低下」と「首から肩の筋肉の緊張」があります。

睡眠に関しては問診時に多くの方が「寝ても疲れがとれない」「途中で目が覚めてしまう」という訴えを聞きます。
また首から肩の緊張に関しては「常日頃からこってつらい」ということを聞きます。

この二つの原因によって自律神経の働きに誤作動を起こして痙攣していると考えます。
唇の痙攣はあくまでも体の反応であるため、根本的な原因を把握することが改善に重要です。

【最新情報】
ストレスで唇が痙攣する方を多く鍼灸治療で改善させてきました。
交感神経の過緊張によって起きているけいれんですが、その原因は様々です。
当院の最新の統計では一番多い原因に「睡眠の質の低下」と「首から肩の筋肉の緊張」があります。

睡眠に関しては問診時に多くの方が「寝ても疲れがとれない」「途中で目が覚めてしまう」という訴えを聞きます。
また首から肩の緊張に関しては「常日頃からこってつらい」ということを聞きます。

この二つの原因によって自律神経の働きに誤作動を起こして痙攣していると考えます。
唇の痙攣はあくまでも体の反応であるため、根本的な原因を把握することが改善に必要です。

ストレスで唇がピクピクする痙攣には鍼灸が効果的

このようなストレスによる自律神経の失調で起こる「唇や舌がピクピクする」という症状には東洋医学に基づく鍼灸治療が効果的です。
一人ひとり違う体質を東洋医学に基づき診断し、効果的なツボ(経穴)を刺激することで鍼灸の効果を最大限に引き出します。

「どこに行けば自分の不調を正しく改善できるかわからない」と治療方法でお悩みの方は当院にお気軽にご相談ください。

当院で患者様の治療実績はこちらから

実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
同じようにつらい思いをされている方の役に立てるのならばと皆さん快く掲載を許可頂きました。
これを読まれている患者様のご参考になれば嬉しく思います。
下記のリンクから別ページでご覧ください。



[参考]
※1顔面けいれんについて/天王寺だい脳神経外科
https://clinic-tennoji.com/medical/hemifacialspasm/
※2 顔面けいれんについて / 岡山旭東病院
https://www.kyokuto.or.jp/symptom/ganmenkeiren.html
※3 顔面けいれん/香川県立中央病院
https://www.chp-kagawa.jp/department/a014/detail015/

この症状に対する質問

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