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首の付け根を押すと痛い|後頭部を押すと痛いときの対処法

首の付け根を押すと痛い|後頭部を押すと痛いときの対処法
公開日:2022年12月05日
更新日:2024年12月19日
このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。
このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。

後頭部の頭痛でお悩みの方に適切なアドバイス

「後頭部の首の付け根を押すと痛い」
「後頭部の首の付け根に頭痛のような痛みを感じる」
「首と頭の境目が痛くなる」

このような症状でお悩みの方はおられないでしょうか。

この不調は長時間のデスクワークなどの作業姿勢で起こりやすい症状であり、首の付け根のこりが原因で特徴的な頭痛を起こすことがあります。
今回は「首の付け根を押すと痛い|後頭部を押すと痛いときの対処法」と題して後頭部の頭痛が起こる原因とトリガーポイントについて、さらに改善方法を解説します。

肩こり頭痛の8割が首の付け根にコリと痛みを感じる

肩こり頭痛の8割が首の付け根にコリと痛みを感じるいわゆる肩こり頭痛というのは正式な傷病名では「筋緊張型頭痛(きんきんちょうがたずつう)」と呼びます。

この筋緊張型頭痛は首や肩の筋肉が過緊張になることで頭痛が誘発されるのがメカニズムです。
片頭痛と違って「頭がギューッと締め付けられるような痛み」が起こるのが特徴です。実はこの肩こり頭痛(筋緊張型頭痛)の中で8割以上の方に起きている不調が「首の付け根(後頭部あたり)のコリと痛みを感じる」というものです。

場所を詳しく説明するとちょうど後頭部の髪の毛の生え際と首の境目あたりになります。※1

いわゆる肩こり頭痛というのは正式な傷病名では「筋緊張型頭痛(きんきんちょうがたずつう)」と呼びます。

この筋緊張型頭痛は首や肩の筋肉が過緊張になることで頭痛が誘発されるのがメカニズムです。
片頭痛と違って「頭がギューッと締め付けられるような痛み」が起こるのが特徴です。実はこの肩こり頭痛(筋緊張型頭痛)の中で8割以上の方に起きている不調が「首の付け根(後頭部あたり)のコリと痛みを感じる」というものです。

場所を詳しく説明するとちょうど後頭部の髪の毛の生え際と首の境目あたりになります。※1

頭と首が前に傾くほど頚椎に負荷がかかり痛みが起こりやすい

頭と首が前に傾くほど頚椎に負荷がかかり痛みが起こりやすい成人の頭の重さは約 4~6kg あります。この頭の重さを頸椎(首の骨)や首から背中の筋肉が支えています。
また頭と首が前に傾くほど頚椎にかかる負荷は増大し、 もっとも姿勢が悪いと首への負担は27kg になります。

この首が前に傾くことで増大する負荷の場所が首の付け根の部分になります。
この首の付け根には板状筋と呼ばれる天井を見たり、うがいをする時などに頭部を上に持ち上げる働きのある筋肉が付いています。

首の付け根のこりや痛みの多くはこの板状筋によって起こっています。
スマホやパソコンなどモニター作業で「目腺が下を向く姿勢で長くいる人」に多い症状といえます。

成人の頭の重さは約 4~6kg あります。この頭の重さを頸椎(首の骨)や首から背中の筋肉が支えています。
また頭と首が前に傾くほど頚椎にかかる負荷は増大し、 もっとも姿勢が悪いと首への負担は27kg になります。

この首が前に傾くことで増大する負荷の場所が首の付け根の部分になります。
この首の付け根には板状筋と呼ばれる天井を見たり、うがいをする時などに頭部を上に持ち上げる働きのある筋肉が付いています。

首の付け根のこりや痛みの多くはこの板状筋によって起こっています。
スマホやパソコンなどモニター作業で「目腺が下を向く姿勢で長くいる人」に多い症状といえます。

首の付け根の筋肉のコリで起こりやすい頭痛の特徴

首の付け根の筋肉のコリで起こりやすい頭痛の特徴この首の付け根こりや痛みの原因である板状筋の緊張状態は硬結(筋肉のこり)を起こしやすく「トリガーポイント」と呼ばれる状態になりやすいとされています。

トリガーポイントというのは筋肉のこりが強くなるなることで放散痛(ほうさんつう)と呼ばれる、原因の筋肉以外の部分に痛みが感じる症状を起こす状態をいいます。
板状筋のトリガーポイントによる放散痛が起きる場所はコメカミや頭頂部(頭のてっぺん)になります。

「首の付け根(後頭部あたり)に頭痛のような痛みを感じる」というのはこのトリガーポイントの放散痛によるものです。
これが筋緊張型頭痛と呼ばれるものです。

実は板状筋以外の肩こり頭痛の多くにもトリガーポイントによる放散痛が関わっており、筋緊張型頭痛の全般はこのトリガーポイントを除去し放散痛を完治させたら頭痛が改善できます。

この首の付け根こりや痛みの原因である板状筋の緊張状態は硬結(筋肉のこり)を起こしやすく「トリガーポイント」と呼ばれる状態になりやすいとされています。

トリガーポイントというのは筋肉のこりが強くなるなることで放散痛(ほうさんつう)と呼ばれる、原因の筋肉以外の部分に痛みが感じる症状を起こす状態をいいます。
板状筋のトリガーポイントによる放散痛が起きる場所はコメカミや頭頂部(頭のてっぺん)になります。

首の付け根(後頭部あたり)に頭痛のような痛みを感じる」というのはこのトリガーポイントの放散痛によるものです。
これが筋緊張型頭痛と呼ばれるものです。

実は板状筋以外の肩こり頭痛の多くにもトリガーポイントによる放散痛が関わっており、筋緊張型頭痛の全般はこのトリガーポイントを除去し放散痛を完治させたら頭痛が改善できます。

首の付け根のこりにおすすめの漢方薬は桂枝茯苓丸

首の付け根のこりにおすすめの漢方薬は桂枝茯苓丸このような長時間の同じ姿勢によって起きる首の付け根のこりや後頭部の頭痛は首や肩の血流が悪くなっていると考えます。

この不調を改善させる漢方薬は主に桂枝茯苓丸が用いられます。
桂枝茯苓丸は滞っている血液の巡りを改善させ筋肉の緊張を緩める効果が期待できます。

そのため肩こり頭痛やトリガーポイント症状など筋肉の緊張や痛みに関わる不調によく使われます。

【注釈】・・・桂枝茯苓丸は保険適用もあり、ツムラ25が製品番号になります。服用する場合は医師、薬剤師と相談した上で開始してください。

このような長時間の同じ姿勢によって起きる首の付け根のこりや後頭部の頭痛は首や肩の血流が悪くなっていると考えます。

この不調を改善させる漢方薬は主に桂枝茯苓丸が用いられます。
桂枝茯苓丸は滞っている血液の巡りを改善させ筋肉の緊張を緩める効果が期待できます。

そのため肩こり頭痛やトリガーポイント症状など筋肉の緊張や痛みに関わる不調によく使われます。

【注釈】・・・桂枝茯苓丸は保険適用もあり、ツムラ25が製品番号になります。服用する場合は医師、薬剤師と相談した上で開始してください。

当院が考える後頭部の頭痛を治す鍼灸治療

当院が考える後頭部の頭痛を治す鍼灸治療首の付け根のこりは悪化するとトリガーポイント症状(筋肉のこりによる放散痛)が起こるようになり筋緊張型頭痛が頻繁に出現するようになります。

当院ではこういった症状に対して問診や検査を詳しく行い、原因となる筋肉や関節などを正確に把握し鍼灸治療を施します。

トリガーポイントの特徴的な放散痛が出ている場所や首にストレスをかけたときの痛みの部分などを調べることで根本的な原因の特定ができます。それにより的確に筋肉や関節を不調を完治させることができます。

首の付け根のこりは悪化するとトリガーポイント症状(筋肉のこりによる放散痛)が起こるようになり筋緊張型頭痛が頻繁に出現するようになります。

当院ではこういった症状に対して問診や検査を詳しく行い、原因となる筋肉や関節などを正確に把握し鍼灸治療を施します。

トリガーポイントの特徴的な放散痛が出ている場所や首にストレスをかけたときの痛みの部分などを調べることで根本的な原因の特定ができます。それにより的確に筋肉や関節を不調を完治させることができます。

後頭部の頭痛は当院の鍼灸治療で改善する

このように首の付け根の筋肉の緊張によって起こる肩こり頭痛はスマホ首やパソコン作業など目線が下に向くことで起こることを解説しました。
このような頭痛はトリガーポイントによる放散痛であることが多いためロキソニンなどの頭痛薬や鎮痛剤に頼らなくても鍼灸治療で改善できます。

当院の鍼灸治療は原因である首の筋肉の緊張やこりに対して的確にアプローチし痛みを取り除き、筋肉の緊張を緩めることができます。
「どこに行けば自分の不調を正しく改善できるかわからない」と治療方法でお悩みの方は当院にお気軽にご相談ください。

当院で患者様の治療実績はこちらから

実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
同じようにつらい思いをされている方の役に立てるのならばと皆さん快く掲載を許可頂きました。
これを読まれている患者様のご参考になれば嬉しく思います。
下記のリンクから別ページでご覧ください。



[参考]
※1 緊張型頭痛 / 頭痛オンライン
https://zutsu-online.jp/headache/tension.shtml

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