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【専門家監修】目の奥が痛い頭痛のツボと鍼灸治療
- カテゴリ:
- 頭や顔の悩み
公開日:2022年11月19日
更新日:2024年09月13日
東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログを監修している鈴木貴之と清水正太は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。8万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により病院やクリニックでは改善できない不調で悩まれている多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。
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目次
※自律神経失調症など改善された患者様の声と治療実績は上記のリンクから別ページで解説しています。
目の奥が痛い頭痛はなぜ起こるのか
首、肩、腰といった部位の痛みとは異なり、目の痛みははっきりと「ここが痛い!」と位置が分かりません。
人によって「目の内側が痛い」「目から後頭部にかけて痛む」など痛みの表現がさまざまになります。
その中で最も目の痛みで多い表現に「頭痛のような目の奥の痛み」があります。
この「目の奥の痛み」にはどのような不調が隠されているのかを解説していきます。
副鼻腔炎で目の奥が痛むことがある
この「頭痛のような目の奥の痛み」で一番多い症状は眼精疲労です。
スマホやタブレット、パソコンなどの画面を長時間見続けることで目に疲労が溜まることで、目の奥の痛みや充血、目のかすみなどの症状が現れます。
また集中して目を使うことで瞼を閉じる回数が減るためにドライアイなども出現するためより眼精疲労が強く出ることもあります。
また上咽頭炎や副鼻腔炎などの炎症症状によって起きる後鼻漏でも目の奥が痛むことがあります。
主にウイルスや細菌感染によって炎症が起こりますが、最近では自律神経の乱れによる機能低下でも起こることが確認されています。※1
眼精疲労は悪化すると鼻の奥に痛みが出ることもある
「頭痛のような目の奥の痛みを感じる」という眼精疲労は悪化すると実際に筋緊張型頭痛や偏頭痛が発生することがあります。
視覚的な情報処理は脳で行われているため慢性的な眼精疲労は脳にストレスを与えて偏頭痛を起こる可能性があります。
目の奥の痛みが徐々に強まったり、痛みの範囲が拡がる感じが出てきたら筋緊張型頭痛や偏頭痛が出現する可能性があるので注意が必要です。
また眼精疲労は悪化すると鼻の奥に痛みが出ることもあります。
目の奥が痛い頭痛がある人は全身症状も起こる
目の奥の痛みがある人は全身症状があります。該当する項目が多いほど眼精疲労の度合いが強い傾向にあります。
・目の痛み
・目のかすみ
・まぶしさ
・充血などの目の症状
・ドライアイ
・頭痛
・肩こり
・吐き気
・不眠症や睡眠障害
※2
東洋医学ではこの「目の奥が痛い頭痛」を“肝血虚”と考える
東洋医学ではこの「頭痛のような目の奥の痛み」を“肝血虚”と呼びます。
目を酷使することで肝臓に貯蔵していた血液を消耗してしまい枯渇することで不調が出現します。
【肝血虚の症状】
①血液不足の症状→ 生理不順,眼精疲労,けいれん,手足のしびれ,めまい
②筋肉の症状 → 筋のしびれ,けいれん,爪の変形
③目の症状 →目の充血,目のかすみ,ドライアイ,めまい
④自律神経の症状 →下痢,生理痛,頭痛,情緒不安,両脇の張り感
東洋医学では血液は目の栄養として消費されるだけでなく、精神安定にも寄与しているため眼精疲労が出現するとイライラなど情緒の乱れも出現します。
不足した血液を補うことで目の奥の痛みは完治されます。※3
目の奥が痛みに効くツボを紹介
【目の奥が痛みに効くツボ】
・晴明(せいめい)・・・目頭の斜め上にある小さな窪みのあたり
・太陽(たいよう)・・・目じりと眉尻の中間から2センチほど後ろの窪み
【ツボマッサージのポイント】
やや親指を立てた状態でツボの周囲を押してとズーンと響くポイントがあります。
響くところを見つけたらじっくりと5秒間指圧したあと、すぐに力を抜かずぬゆっくりと力を抜いてください。
その方がツボが刺激されて効果が高まります。 これを左右の手で3セット行います。
悪化すると眼瞼ミオキミアに進行するため早めの改善が重要です
この頭痛のような目の奥の痛みは眼球だけに疲労が溜まっているだけでなく、目の周りの血行循環が低下している状態です。
この状態が長く続くと「まぶた(眼瞼がんけん)」への栄養が不足してしまい、「まぶたがピクピクする」といった不調が起こります。
これを「眼瞼ミオキミア」といいます。
この不調が起こると日中の活動中にも「ピクピクする」といった不快感が起こり日常生活に支障をきたすことがあり注意が必要です。
※眼瞼ミオキミアについては別のページで解説しています。
詳細な情報は下記のリンクからご覧ください。
目の奥が痛い頭痛を治すなら東洋医学の鍼灸
このように頭痛に似た目の奥の痛みは眼精疲労のほかに上咽頭炎や副鼻腔炎などで漏出する後鼻漏で起きている可能性があります。
これらの症状の多くは自律神経の乱れによる免疫力低下などが考えられ、西洋医学の薬による対処療法では改善できません。
根本的な体質改善ができる東洋医学に基づくツボを利用した鍼灸治療が効果的です。
ぜひ、眼精疲労、上咽頭炎、副鼻腔炎などによる目の奥の痛みでお悩みの方は当院の東洋医学に基づく鍼灸治療を受けてみてはいかがでしょうか。
当院で改善した患者様の声と治療実績はこちらから
実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
同じようにつらい思いをされている方の役に立てるのならばと皆さん快く掲載を許可頂きました。
これを読まれている患者様のご参考になれば嬉しく思います。
下記のリンクから別ページでご覧ください。
関連する記事 三鷹市で眼精疲労の改善はマッサージではなく鍼灸 生あくびが止まらないと脳の酸欠で頭痛が起こる [参考] ※1 急性副鼻腔炎 / のむら耳鼻咽喉科クリニック https://nomura-jibika.com/paranasal.html ※2 眼精疲労/ 所沢眼科クリニック https://www.koushinkai.jp/eyestrain/ ※3 「肝」の病証と治療 〜後編 虚証編 / 和漢全人会花月クリニック
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鍼灸院コモラボ院長
ブログ管理・編集者
【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて13年勤務(院長職を務める)
現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
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