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過敏性腸症候群の症状をセルフチェック

過敏性腸症候群の症状をセルフチェック
公開日:2022年11月12日
更新日:2024年09月11日
東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログを監修している鈴木貴之清水正太は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。8万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により病院やクリニックでは改善できない不調で悩まれている多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。
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※過敏性腸症候群が改善された患者様の声と治療実績は上記のリンクから別ページで解説しています。

過敏性腸症候群はセルフチェックから治療が始まる

過敏性腸症候群はお腹の痛みや不快感に下痢や便秘が伴う疾患です。男性ではお腹の痛みやお腹の不快感をともなう慢性下痢型が、女性では不安定型になりやすい傾向にあります。決して命にかかわる病気ではありませんが、電車の中などトイレのないところに長時間いられないなど、生活の質(QOL)を著しく損ないます。そのため過敏性腸症候群の症状は不安や苦痛は一般的な慢性疾患の中でも大きいものといえます。過敏性腸症候群を発症する原因は、はっきりとはわかっていませんが、最近の研究では何らかのストレスが加わると、ストレスホルモンが脳下垂体から放出され、その刺激で腸の動きがおかしくなり、過敏性腸症候群の症状が出るといわれています。

過敏性腸症候群は3タイプに分類できます

腸が精神的ストレスや自律神経失調など機能の失調が原因で活動が過敏な状態になり、便通異常を起こす病気を過敏性腸症候群と呼びます。
過敏性腸症候群は、通常の検査では腸に炎症・潰瘍・内分泌異常などが認められないのが特徴です。
症状には慢性的に「お腹が張っている感じがする」や「何度もお腹が痛くなる」と訴えたり、下痢や便秘などの便通の異常を感じるものがあります。腸の内臓神経が何らかの原因で過敏になっていることにより、引き起こされると考えられています。症状の現れ方には「慢性下痢型」「不安定型」「分泌型」の3つに大きく分けられます。
[慢性下痢型]
些細な緊張や不安があるとすぐに便意を催し、激しい下痢の症状が出現します。別名「神経性下痢」と呼ばれる型です。
[不安定型]
腹痛や腹部の不快感(お腹の張りなど)とともに下痢と便秘を繰り返します。このタイプの特徴的な症状は便秘は腹部が張って苦しくなり、排便したにもかかわらず出ない、また出てもごく小さな便しか出ないという「渋り便」があります。別名「交代制便通異常」と呼ばれます。
[分泌型]
強い腹痛が続いた後に大量の粘液が排出されます。この場合は内臓神経が過敏となる原因が、ストレスであったり、暴飲暴食や過度の飲酒、不規則な生活などによることが多いため、食生活の改善・生活習慣の改善を行う対策が必要です。またストレスが主な原因と見られる場合は、その原因をはっきりとさせてストレスを緩和していくことが必要となります。

腸が精神的ストレスや自律神経失調など機能の失調が原因で活動が過敏な状態になり、便通異常を起こす病気を過敏性腸症候群と呼びます。
過敏性腸症候群は、通常の検査では腸に炎症・潰瘍・内分泌異常などが認められないのが特徴です。
症状には慢性的に「お腹が張っている感じがする」や「何度もお腹が痛くなる」と訴えたり、下痢や便秘などの便通の異常を感じるものがあります。腸の内臓神経が何らかの原因で過敏になっていることにより、引き起こされると考えられています。症状の現れ方には「慢性下痢型」「不安定型」「分泌型」の3つに大きく分けられます。
[慢性下痢型]
些細な緊張や不安があるとすぐに便意を催し、激しい下痢の症状が出現します。別名「神経性下痢」と呼ばれる型です。
[不安定型]
腹痛や腹部の不快感(お腹の張りなど)とともに下痢と便秘を繰り返します。このタイプの特徴的な症状は便秘は腹部が張って苦しくなり、排便したにもかかわらず出ない、また出てもごく小さな便しか出ないという「渋り便」があります。別名「交代制便通異常」と呼ばれます。
[分泌型]
強い腹痛が続いた後に大量の粘液が排出されます。この場合は内臓神経が過敏となる原因が、ストレスであったり、暴飲暴食や過度の飲酒、不規則な生活などによることが多いため、食生活の改善・生活習慣の改善を行う対策が必要です。またストレスが主な原因と見られる場合は、その原因をはっきりとさせてストレスを緩和していくことが必要となります。

ご自身の便の状態から改善のプロセスを導きましょう

大便は消化器系全般の状態がわかるだけでなく、気や血の巡り、身体の冷えの状態もわかります。
とくに排便の回数や便の形状などを把握しておくことで過敏性腸症候群(IBS)を治すための手掛かりになります。
また過敏性腸症候群(IBS)は東洋医学の瘀血(おけつ)とも関係あります。
今回は過敏性腸症候群(IBS)に対して東洋医学に基づく鍼灸治療が有効性であることを解説します。
まずは便によって身体の状態を調べるポイントは3つあります。以下の通りです。
①便通の状態(変化した点に注目する)
②発症時期
③理想の提示

大便は消化器系全般の状態がわかるだけでなく、気や血の巡り、身体の冷えの状態もわかります。
とくに排便の回数や便の形状などを把握しておくことで過敏性腸症候群(IBS)を治すための手掛かりになります。
また過敏性腸症候群(IBS)は東洋医学の瘀血(おけつ)とも関係あります。
今回は過敏性腸症候群(IBS)に対して東洋医学に基づく鍼灸治療が有効性であることを解説します。
まずは便によって身体の状態を調べるポイントは3つあります。以下の通りです。
①便通の状態(変化した点に注目する)
②発症時期
③理想の提示

【問1】便通はどうですか[慢性下痢型へのセルフチェック]

慢性下痢型の過敏性腸症候群のセルフチェックです。項目で当てはまる数が多いと症状が重たいと考えます。
・軟便(食後の軟便や食べ過ぎ後の軟便に特に多い)
[答え]→消化器系の働きが低下している状態です。
・水様便(冷飲冷食のあとになりやすい)
[答え]→消化器系または泌尿器系が冷やされて熱を奪われている状態です。
・便の回数が多い
[答え]→消化器系または泌尿器系が冷やされて熱を奪われている状態です。
・急な下痢
[答え]→胃に湿気と熱が溜まっている状態、食べ物が胃に溜まっている。
・便秘と下痢を繰り返す(腹痛を伴う、回数に一定感がない)
[答え]→気の滞りが起きている状態です。
・排便後に疲労感がある
[答え]→気の不足が起きている状態です。

【問1】便通はどうですか[不安定型への質問]

不安定型の過敏性腸症候群のセルフチェックです。項目で当てはまる数が多いと症状が重たいと考えます。
・数日に一回の排便、毎日の排便でも便が硬い、排便に時間がかかる
[答え]→便秘の範囲と考える。
・コロコロした便がでる
[答え]→血液の不足が起きている状態です。
・便をもよおすことがない
[答え]→気の不足や気の滞りが起きている状態です。
・残便感(すっきりと出ない)がある
[答え]→身体に湿気が溜まっている、気の巡りが滞っている状態です。
・ぎっくり腰などで便秘する
[答え]→血液が滞って熱が溜まっている状態です。
・月経前に便秘をする
[答え]→気の巡りが滞っている状態です。
・月経中に便秘をする
[答え]→血液の不足が起きている状態です。
・緊張で便秘をする
[答え]→気の巡りが滞っている状態です。

【問2】いつから症状が出現しましたか

慢性下痢型、不安定型、分泌型への質問です。
・最近急に出てきた
[答え]→気の巡りが悪くなり始めている状態です。
・かなり前からある
[答え]→気の不足が起きている状態です。

【問3】どのような便が出ますか

慢性下痢型、不安定型、分泌型への質問です。
・コロコロした塊、いびつな形
[答え]→気の巡りが滞っている状態です。
・コロコロした塊の便がやっと出てくる
[答え]→気の不足が起こっている状態です。
・臭いのないガスがよく出る
[答え]→気の巡りが滞っている状態です。
・臭いの強いガスが出る
[答え]→食べ物が胃に溜まっている、湿気と熱が溜まっている状態です。
・水様性の便、未消化便が食後に出る
[答え]→消化器系が冷やされて熱を奪われている状態です。
・便がべたつき、なかなか拭きとれない
[答え]→身体に湿気が溜まっている状態です。
・最初が硬く途中から軟便に変わる
[答え]→気の不足が起こっている状態です。

不安定型の他に出現しやすい症状

不安定型は血液やリンパ液などの代謝機能が低下している状態です。消化吸収、ホルモンの分泌、解毒処理や排泄機能が不調になり自律神経に関わる器官の不調を引き起こします。
①下痢②生理痛③水腫(むくみ)④嘔吐(吐き気)⑤痰が絡みやすい⑥両脇部の張痛、膨満感⑦情緒不安感⑧イライラ⑨怒りっぽい⑩抑うつ

慢性下痢型の他に出現しやすい症状

慢性下痢型は食物の消化吸収や生成した栄養素とリンパ液の運搬が低下しています。
この機能が低下するとリンパ液の循環に関わる症状がでやすくなります。
①食欲減退②下痢③腹部膨満④水腫(むくみ)⑤痰が絡みやすい⑥帯下(こしけ)⑦脱肛⑧精神疲労

分泌型の他に出現しやすい症状

分泌型は消化吸収により飲食物から栄養素を生成し全身に送りますが、この機能が低下しています。それにより特徴的な全身症状が起こります。
①無気力②疲労倦怠③体重減少

[東洋医学で考える]過敏性腸症候群と瘀血(おけつ)はかんけいが深い

東洋医学では血液の運行が上手く流れなくなると脈管中の血液の滞りや脈管外に漏れ出た血液が体外に排出されずに停滞し塊となって残ると考えられています。
これを血瘀(けつお)と呼び、この血瘀が身体に不調を起こすとその塊を瘀血(おけつ)と呼びます。
過敏性腸症候群による便秘や下痢との関係が深く、この瘀血(おけつ)の有無によって過敏性腸症候群の回復力も変わります。

[東洋医学で考える]様々な不調を起こす瘀血、その不調とは

①新しい血液の生成を阻害して血液が不足してしまう
→内臓の働きに影響を与え、血液の生成を低下させてしまいます。
②出血を引き起こしてしまう
→瘀血によって脈管中を阻滞する力が強いと鬱滞した血液が外にあふれてしまい出血してしまいます。体表面にクモ状に細い静脈が浮き出たりします。
③体液(リンパ液など)の循環が阻害される
→瘀血が停滞すると水分の循環や代謝が低下するため身体のむくみや喉の乾きなどの症状が出てきます。
④のぼせや火照りなどの発熱が起こる
→瘀血により気血の巡りが悪くなると気血も停滞し体内に熱が溜まりやすくなります。手足が極端に熱く感じたり、のぼせやほてりなどが起こりやすくなります。

[東洋医学で考える]瘀血の特徴的な症状について

①胸や腹部などがチクチクと針で刺したような痛みが出る
②顔の血色がすすけたように黒い、目の周りが青黒い、口唇が青紫
③皮膚に細い静脈が浮き出ている
④喉の渇きがあってもあまり水分を欲しがらない
⑤皮膚がカサカサと潤いがない
⑥産後以降に下腹部が痛みが出やすくなる
⑦舌が血色悪く紫色

過敏性腸症候群(IBS)は東洋医学の鍼灸で完治する

過敏性腸症候群(IBS)は腹痛とともに便秘や軟便、下痢を繰り返す病気です。
西洋医学の検査では特に異常が見当たらないため西洋医学では治療する手立てがないとされています。
しかし、この過敏性腸症候群(IBS)の原因の多くは自律神経の乱れによる腸の機能低下によって起きています。
このような機能低下による症状は東洋医学に基づく鍼灸治療で治ります
ぜひ、過敏性腸症候群(IBS)でお悩みの方は当院の鍼灸治療を受けてみてはいかがでしょうか。

当院で改善した患者様の声と治療実績はこちらから

患者様の声  機能性ディスペプシア(過敏性腸症候群)】
「腹部の膨満感とみぞおちの不快感がとれない」
43歳女性  千葉県在住

私は、腹部の膨満感と鳩尾の不快感が取れず、約1年、処方薬や市販薬を飲む日々を送っていました。その上、夜の寝つきも悪く、朝は胃がムカムカして起床するなど、ついには、心療内科を受診し、余儀なく通院していました。ある日、インターネットで何か改善する方法はないものかと調べていると、鍼灸院コモラボにたどりついたのです。そのころの私は、薬を飲むことよりも、根本的に治したい!と思っていましたので、ぜひとも、治療をしていただきたいと思っていましたが、無職の私にとって、治療費や交通費を長期間払うことに少々抵抗はあったのですが、家族から「元気になるのだったら行っておいでよ」と言ってもらい、思い切って訪ねました。通院して約3ヶ月ですが、その間、体調に波がありました。でも、これも、初日に先生から伺っていた通りでした。ぶり返しに屈せず、先生方の的確なアドバイスに従い、家でもローラー鍼やお灸は欠かさず行っています。お陰様で、今は、徐々に体調の良い時間が長くなっていることを実感しています。次は、お仕事を再開しようと目標を持つまでに心身ともに回復してきました。毎度、先生方やスタッフさんのきめ細やかなケアで、安心して通院しております。ほんとうに、ありがとうございます。引き続き、お世話になりますが、よろしくお願いいたします。

※他にも実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告しています。
下記のリンクから別ページでご覧ください。


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