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【常用量離脱のブログ】離脱症状の回復ステージと乗り越え方

【常用量離脱のブログ】離脱症状の回復ステージと乗り越え方
公開日:2022年11月07日
更新日:2024年07月02日
東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログを監修している鈴木貴之清水正太は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。8万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により病院やクリニックでは改善できない不調で悩まれている多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。
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※自律神経失調症が改善された患者様の声と治療実績は上記のリンクから別ページで解説しています。

抗不安薬の常用量離脱や常用量依存は改善と予防ができるもの

オランザピン、リーゼ、サインバルタなどパニック障害や不安症に処方される抗不安薬には強い依存性や離脱症状があり、その他にも様々な副作用があります。
病気が治りにくく長期にわたると服薬量や回数が増える傾向にあり注意が必要です。

今回は「【常用量離脱のブログ】離脱症状の回復ステージと乗り越え方」と題して抗不安薬の離脱症状について解説します。
ぜひ、服用している方、検討している方はご一読ください。

オランザピン、リーゼ、サインバルタなどパニック障害や不安症に処方される抗不安薬には強い依存性や離脱症状があり、その他にも様々な副作用があります。
病気が治りにくく長期にわたると服薬量や回数が増える傾向にあり注意が必要です。

今回は「【常用量離脱のブログ】離脱症状の回復ステージと乗り越え方」と題して抗不安薬の離脱症状について解説します。
ぜひ、服用している方、検討している方はご一読ください。

【副作用1】自覚してなくても眠気、ふらつき、集中力が低下する“持ち越し効果”

【副作用1】自覚してなくても眠気、ふらつき、集中力が低下する“持ち越し効果”抗不安薬には鎮静、催眠効果や筋弛緩作用が持続することにより、眠気、集中力の低下、倦怠感、ふらつき、めまいなどの症状が、必要以上に出現することを持ち越し効果といいます。
半減期が長い薬剤や高用量を用いた場合、薬物の代謝能力の低下した人に出現しやすい傾向にあります。

患者本人は眠気やふらつきを自覚していない場合でも、集中力や反応速度が遅くなっている場合があるため自動車の運転や高所作業などは控える必要があります。
また、超短時間作用型の薬剤であっても持ち越し効果が生じることはあるので注意も必要です。

抗不安薬には鎮静、催眠効果や筋弛緩作用が持続することにより、眠気、集中力の低下、倦怠感、ふらつき、めまいなどの症状が、必要以上に出現することを持ち越し効果といいます。
半減期が長い薬剤や高用量を用いた場合、薬物の代謝能力の低下した人に出現しやすい傾向にあります。

患者本人は眠気やふらつきを自覚していない場合でも、集中力や反応速度が遅くなっている場合があるため自動車の運転や高所作業などは控える必要があります。
また、超短時間作用型の薬剤であっても持ち越し効果が生じることはあるので注意も必要です。

【副作用2】服薬後に行った作業が思い出せない“記憶障害”

【副作用2】服薬後に行った作業が思い出せない“記憶障害”服薬後に行った作業が思い出せないなど、エピソード記憶の前向性健忘(ぜんこうせいけんぼう)が出現することを記憶障害といいます。

過去に記憶した行動などについては障害されないため、買い物や掃除、メールの送信、車の運転といった複雑な行動は遂行できるため、第三者からは気づかれにくいのが特徴です。
リスク因子としては高齢者や脳器質性障害患者、アルコールとの併用などがあります。

服薬後に行った作業が思い出せないなど、エピソード記憶の前向性健忘(ぜんこうせいけんぼう)が出現することを記憶障害といいます。

過去に記憶した行動などについては障害されないため、買い物や掃除、メールの送信、車の運転といった複雑な行動は遂行できるため、第三者からは気づかれにくいのが特徴です。
リスク因子としては高齢者や脳器質性障害患者、アルコールとの併用などがあります。

【副作用3】筋力が低下した高齢者は要注意“ふらつきや転倒”

【副作用3】筋力が低下した高齢者は要注意“ふらつきや転倒”筋弛緩作用や神経反射の抑制により、歩行中などにおけるふらつきや転倒が生じることがあります。

特に高齢者では代謝が低下し薬物の効果が長く続きやすいうえにもともと筋力が低下していることから転倒のリスクが高まります。
さらに骨折をすることで長期臥床と認知症を誘発するリスクがあります。

筋弛緩作用や神経反射の抑制により、歩行中などにおけるふらつきや転倒が生じることがあります。

特に高齢者では代謝が低下し薬物の効果が長く続きやすいうえにもともと筋力が低下していることから転倒のリスクが高まります。
さらに骨折をすることで長期臥床と認知症を誘発するリスクがあります。

【副作用4】薬をやめると離脱症状が出てきてしまうため薬を飲み続けてしまう“依存性と離脱症状”

【副作用4】薬をやめると離脱症状が出てきてしまうため薬を飲み続けてしまう“依存性と離脱症状”抗不安薬の依存性については、常用量依存(薬をやめると依存の反応として離脱症状が出ること)あるいは臨床用量依存(薬をやめると離脱症状が出てきてしまうため薬を飲み続けること)と呼ばれる特殊な形態があります。
臨床用量依存では、通常の依存において生じる薬剤への渇望や耐性形成を認めず、さらに臨床用量範囲内の抗不安薬を継続的に服用することによって、良好なQOL(生活の質)が保たれているのですが、減薬・休薬時に離脱症状がみられるため、容易に減薬・休薬を行うことができない状態をいいます。

抗不安薬の離脱症状として多く認められるものは、不眠、不安、気分不快、焦燥感、震え、頭痛、嘔気・嘔吐などがあります。

抗不安薬の依存性については、常用量依存(薬をやめると依存の反応として離脱症状が出ること)あるいは臨床用量依存(薬をやめると離脱症状が出てきてしまうため薬を飲み続けること)と呼ばれる特殊な形態があります。
臨床用量依存では、通常の依存において生じる薬剤への渇望や耐性形成を認めず、さらに臨床用量範囲内の抗不安薬を継続的に服用することによって、良好なQOL(生活の質)が保たれているのですが、減薬・休薬時に離脱症状がみられるため、容易に減薬・休薬を行うことができない状態をいいます。

抗不安薬の離脱症状として多く認められるものは、不眠、不安、気分不快、焦燥感、震え、頭痛、嘔気・嘔吐などがあります。

用量を守らないと出てきやすい“奇異反応”

用量を守らないと出てきやすい“奇異反応”抗不安薬の投与により本来の効果とは逆方向に不安、焦燥が高まり、気分易変性(気分がコロコロと変わる)、攻撃性、興奮などが出てきやすくなり、これを奇異反応といいます。
リスク因子としては高用量の服用、遺伝負因、アルコール依存症などがあります。

抗不安薬の投与により本来の効果とは逆方向に不安、焦燥が高まり、気分易変性(気分がコロコロと変わる)攻撃性興奮などが出てきやすくなり、これを奇異反応といいます。
リスク因子としては高用量の服用、遺伝負因、アルコール依存症などがあります。

悪化するとベンゾジアゼピン眼症が発症するため早めの改善が重要です

悪化するとベンゾジアゼピン眼症が発症するため早めの改善が重要です心療内科などで処方されているベンゾ系の薬を断薬したら「いつもよりまぶしく感じる」「目の周りがピクピクする」「目を開けようにもうまくいかない」といった不調が起きたら薬による離脱症状の可能性があります。
この目の不調を「ベンゾジアゼピン眼症」と呼ばれる離脱症状の一種になります。

ベンゾジアゼピン眼症については別のページで解説しています。
詳細な情報は下記のリンクからご覧ください。

心療内科などで処方されているベンゾ系の薬を断薬したら「いつもよりまぶしく感じる」「目の周りがピクピクする」「目を開けようにもうまくいかない」といった不調が起きたら薬による離脱症状の可能性があります。
この目の不調を「ベンゾジアゼピン眼症」と呼ばれる離脱症状の一種になります。

ベンゾジアゼピン眼症については別のページで解説しています。
詳細な情報は下記のリンクからご覧ください。

抗不安薬の離脱症状を治すなら東洋医学の鍼灸治療が効果的

西洋医学ではパニック障害や不安症への治療は薬物療法が主流です。
処方されるオランザピン、リーゼ、サインバルタなどの薬には中枢神経に作用する抗不安薬も多く依存性と離脱症状が懸念されます。

完治に至るまでの期間が長ければ長いほど服薬する期間も長くなるため依存する確率も高くなります
しかし、東洋医学に基づく鍼灸治療は依存性が全く無くパニック障害や不安症の改善が行えます。

また抗不安薬を減薬しながらパニック障害や不安症を治すことも可能です。
ぜひ、当院の鍼灸治療を受けならがら減薬や断薬をしてみてはいかがでしょうか。

当院で改善した患者様の声と治療実績はこちらから

実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
同じようにつらい思いをされている方の役に立てるのならばと皆さん快く掲載を許可頂きました。
これを読まれている患者様のご参考になれば嬉しく思います。
下記のリンクから別ページでご覧ください。


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