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【内臓が痛い?】ストレスで起こる内臓痛の治し方とは

【内臓が痛い?】ストレスで起こる内臓痛の治し方とは
公開日:2022年10月27日
更新日:2024年09月20日
東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログを監修している鈴木貴之と清水正太は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。8万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により病院やクリニックでは改善できない不調で悩まれている多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。
東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログを監修している鈴木貴之清水正太は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。8万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により病院やクリニックでは改善できない不調で悩まれている多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。
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※自律神経失調症など改善された患者様の声と治療実績は上記のリンクから別ページで解説しています。

ストレスで内臓が痛くなるのはなぜか

ストレスで内臓が痛くなるのはなぜか強いストレスによって胃が痛くなる、夜寝る前に考え事をしたら眠れなくなる、緊張して急にお腹が痛くなるなどを経験したことはないでしょうか。
これらの反応は西洋医学では自律神経の不調(内臓痛ないぞうつう)と考えられています。

しかし、東洋医学ではもう一歩進んで感情と内臓の結びつきの不調と考えます。
今回はこの東洋医学における精神的な不調について説明します

強いストレスによって胃が痛くなる、夜寝る前に考え事をしたら眠れなくなる、緊張して急にお腹が痛くなるなどを経験したことはないでしょうか。
これらの反応は西洋医学では自律神経の不調(内臓痛ないぞうつう)と考えられています。

しかし、東洋医学ではもう一歩進んで感情と内臓の結びつきの不調と考えます。
今回はこの東洋医学における精神的な不調について説明します

ストレスによる内臓痛は東洋医学で改善できる

ストレスによる内臓痛は東洋医学で改善できる東洋医学では感情の乱れと内臓との関係を“五行色体表”という考えで説明します。
その中では内臓を肝・腎・脾・肺・腎の5つに分け、また感情を怒・喜・思・憂(悲)・恐(驚)の5つに分けて結び付けて説明します。

これらストレスなど感情から沸き起こる身体の不調については“内因ないいん”という言葉で説明しています。

東洋医学では感情の乱れと内臓との関係を“五行色体表”という考えで説明します。
その中では内臓を肝・腎・脾・肺・腎の5つに分け、また感情を怒・喜・思・憂(悲)・恐(驚)の5つに分けて結び付けて説明します。

これらストレスなど感情から沸き起こる身体の不調については“内因ないいん”という言葉で説明しています。

怒りで胃が痛くなるなども内臓痛に含まれる

怒りで胃が痛くなるなども内臓痛に含まれる色々な場面で起こる感情表現は人間にとって内側から起こる自然なことです。
しかし、東洋医学では過度な感情は内臓を傷めてしまい病気を起こす原因と考えます。

この身体の内側から起こる不調を東洋医学では“内因ないいん”と呼び、治療をする対象と考えます。
イライラして胃が痛む、考え過ぎて夜眠れなくなる、不安で動悸が出てくるなどの不調は全てこの内因による不調になります。

色々な場面で起こる感情表現は人間にとって内側から起こる自然なことです。
しかし、東洋医学では過度な感情は内臓を傷めてしまい病気を起こす原因と考えます。

この身体の内側から起こる不調を東洋医学では“内因ないいん”と呼び、治療をする対象と考えます。
イライラして胃が痛む、考え過ぎて夜眠れなくなる、不安で動悸が出てくるなどの不調は全てこの内因による不調になります。

感情によって内臓痛の症状が変わる

感情によって内臓痛の症状が変わる怒りすぎる→肝を傷める(血液が消耗する・自律神経が乱れる)
喜びすぎる→心を傷める(心臓の拍動が弱まる、精神が不安定になる)
思いすぎる(考えすぎる)→脾を傷める(胃腸の働きが弱くなる)
憂いすぎる(悲しすぎる)→肺を傷める(呼吸の働きが弱くなる)
恐れすぎる(驚きすぎる)→腎を傷める(水分代謝が弱くなる)

では感情と内臓はどのように結びついているのでしょうか。
先ほどお伝えした肝・腎・脾・肺・腎という5つの内臓を東洋医学では五臓と呼び、そして怒・喜・思・憂(悲)・恐(驚)の5つの感情を五志と呼びます。

これらがどのように結びつくのか五臓の機能も含めてお教えします。以下の通りになります。

  • 怒りすぎる→肝を傷める(血液が消耗する・自律神経が乱れる)
  • 喜びすぎる→心を傷める(心臓の拍動が弱まる、精神が不安定になる)
  • 思いすぎる(考えすぎる)→脾を傷める(胃腸の働きが弱くなる)
  • 憂いすぎる(悲しすぎる)→肺を傷める(呼吸の働きが弱くなる)
  • 恐れすぎる(驚きすぎる)→腎を傷める(水分代謝が弱くなる)

ひとつひとつ説明してきます。

「頭に血が上る感じがする」というのはイライラと肝臓に関係している

「頭に血が上る感じがする」というのはイライラと肝臓に関係しているイライラしたり、怒りすぎると頭痛が起きたりめまいがしたりすることはないでしょうか。
これらは怒りという感情が肝臓を傷めている状態になります。

よく言われている「頭に血が上る」というのも東洋医学の考えに基づいています。
他の怒りによる肝の不調は以下の通りになります。

【怒りでの不調】
・生理不順
・眼精疲労
・けいれん
・手足のしびれ
・めまい
・筋のしびれ
・けいれん
・爪の変形
・目の充血
・目のかすみ
・ドライアイ
・めまい
・下痢
・生理痛
・頭痛
・情緒不安
・両脇の張り感

イライラしたり、怒りすぎると頭痛が起きたりめまいがしたりすることはないでしょうか。
これらは怒りという感情が肝臓を傷めている状態になります。

よく言われている「頭に血が上る」というのも東洋医学の考えに基づいています。
他の怒りによる肝の不調は以下の通りになります。

【怒りでの不調】
・生理不順
・眼精疲労
・けいれん
・手足のしびれ
・めまい
・筋のしびれ
・けいれん
・爪の変形
・目の充血
・目のかすみ
・ドライアイ
・めまい
・下痢
・生理痛
・頭痛
・情緒不安
・両脇の張り感

「嬉しすぎて気持ちが緩む」は喜びが心を傷めている

「嬉しすぎて気持ちが緩む」は喜びが心を傷めている嬉しいことが続くと気持ちが高ぶり、思いもよらないミスをするということがあります。
これは喜びという感情が心を傷めることで精神が不安定になることで考えられます。

「嬉しすぎて気が緩む」というのも同様の状態と言えるでしょう。
他の喜びによる心の不調は以下の通りになります。


【喜びでの不調】
不眠,動悸,脈の異常,胸痛,精神の錯乱,多夢,不眠
③舌の症状 → 味覚異常,言語異常
④汗の症状 → ダラダラと汗をかく,大量発汗,寝汗
⑤小腸の症状 → 食欲減退,下痢,胃痛,嘔吐,腹部膨満

嬉しいことが続くと気持ちが高ぶり、思いもよらないミスをするということがあります。
これは喜びという感情が心を傷めることで精神が不安定になることで考えられます。

「嬉しすぎて気が緩む」というのも同様の状態と言えるでしょう。
他の喜びによる心の不調は以下の通りになります。

【喜びでの不調】
不眠,動悸,脈の異常,胸痛,精神の錯乱,多夢,不眠
③舌の症状 → 味覚異常,言語異常
④汗の症状 → ダラダラと汗をかく,大量発汗,寝汗
⑤小腸の症状 → 食欲減退,下痢,胃痛,嘔吐,腹部膨満

「考えすぎて胃がキリキリと痛くなる」は思いが脾を傷めている

「考えすぎて胃がキリキリと痛くなる」は思いが脾を傷めている長い間思い悩んだりすると気持ちが悪くなったり胃が痛くなることはありますでしょうか。
この思い悩むという感情は東洋医学でいう脾という臓腑を傷めます。

脾は現代医学でいう胃腸にあたります。
脾は食欲などにも関わるため思い悩むことで食欲不振なども起こります。

他の思いすぎによる脾の不調は以下の通りになります。

【思いでの不調】
・食欲の減退
・下痢
・浮腫
・お腹が張る
・月経過多
・出血傾向
・無気力
・疲労倦怠
・体重減少
・消化不良
・食欲減退
・便秘
・胃痛
・げっぷ

長い間思い悩んだりすると気持ちが悪くなったり胃が痛くなることはありますでしょうか。
この思い悩むという感情は東洋医学でいう脾という臓腑を傷めます。

脾は現代医学でいう胃腸にあたります。
脾は食欲などにも関わるため思い悩むことで食欲不振なども起こります。

他の思いすぎによる脾の不調は以下の通りになります。

【思いでの不調】
・食欲の減退
・下痢
・浮腫
・お腹が張る
・月経過多
・出血傾向
・無気力
・疲労倦怠
・体重減少
・消化不良
・食欲減退
・便秘
・胃痛
・げっぷ

「泣き過ぎて過呼吸になる」は悲しみが肺を傷めている

「泣き過ぎて過呼吸になる」は悲しみが肺を傷めている悲しみや憂いによって呼吸が乱れたり呼吸がしづらくなったりした経験はありますでしょうか。
泣き過ぎて「ヒック、ヒック」となるのも呼吸の乱れにあたります。

この悲しみによって呼吸に影響を与えるのは肺が傷めているからと東洋医学では考えます。
また免疫力にも関係しているため長期に渡る悲しみや憂いは風邪など体調を崩す原因にもなります。

他の悲しみなどによる肺の不調は以下の通りになります。

【悲しみでの不調】
・呼吸の異常
・倦怠感
・空咳が多い
・ダラダラと汗をかく(自汗)
・悪寒
・発熱
・咳
・鼻炎
・鼻つまり
・喉の炎症

悲しみや憂いによって呼吸が乱れたり呼吸がしづらくなったりした経験はありますでしょうか。
泣き過ぎて「ヒック、ヒック」となるのも呼吸の乱れにあたります。

この悲しみによって呼吸に影響を与えるのは肺が傷めているからと東洋医学では考えます。
また免疫力にも関係しているため長期に渡る悲しみや憂いは風邪など体調を崩す原因にもなります。

他の悲しみなどによる肺の不調は以下の通りになります。

【悲しみでの不調】
・呼吸の異常
・倦怠感
・空咳が多い
・ダラダラと汗をかく(自汗)
・悪寒
・発熱
・咳
・鼻炎
・鼻つまり
・喉の炎症

「びっくりして腰が抜ける」は驚きによって腎を傷めている

「びっくりして腰が抜ける」は驚きによって腎を傷めているびっくりして腰が抜ける、恐怖でおしっこが近くなるなどはよく言われている身体の反応です。
この生理現象も東洋医学では恐怖や驚きが腎を傷めていると考えます。

少し話は反れますが「驚いて寿命が縮まった、白髪になった」などの表現も実は東洋医学のこの腎と恐怖との関係からきています。
他の恐怖や驚きによる腎の不調は以下の通りになります。

【恐怖での不調】
・不妊症
・発育不良
・精液の減少
・浮腫
・水腫
・耳鳴り
・大小便の異常
・排尿困難
・頻尿
・失禁

びっくりして腰が抜ける、恐怖でおしっこが近くなるなどはよく言われている身体の反応です。
この生理現象も東洋医学では恐怖や驚きが腎を傷めていると考えます。

少し話は反れますが「驚いて寿命が縮まった、白髪になった」などの表現も実は東洋医学のこの腎と恐怖との関係からきています。
他の恐怖や驚きによる腎の不調は以下の通りになります。

【恐怖での不調】
・不妊症
・発育不良
・精液の減少
・浮腫
・水腫
・耳鳴り
・大小便の異常
・排尿困難
・頻尿
・失禁

まとめ

①東洋医学では内臓を肝・腎・脾・肺・腎の5つに分け、感情を怒・喜・思・憂(悲)・恐(驚)に分けて体質診断する

②過度な感情は内臓を傷めてしまい病気を起こす原因、この内側から起こる不調を東洋医学では“内因”と呼ぶ

③怒りでの不調は 生理不順,眼精疲労やけいれんなどがある

④喜びでの不調は 不眠,動悸や脈の異常などがある

⑤思いでの不調は食欲の減退,下痢や浮腫などがある

⑥悲しみでの不調は呼吸の異常や倦怠感などがある

⑦恐怖での不調は 不妊症や発育不良などがある

ストレスによる内臓痛でお悩みの方は鍼灸治療で改善できます

当院は東洋医学に基づく鍼灸治療でこのようなストレスで起こる内臓痛を改善をはかっております。
先ほど解説したように東洋医学は症状だけに原因をフォーカスせず各臓腑(内臓)の機能や特徴などをお調べし一人ひとりの体質にあった治療を行っております。

この方法によって鍼灸治療を最大限に引き出しております。
「どこに行けば自分の不調を正しく改善できるかわからない」と治療方法でお悩みの方は当院にお気軽にご相談ください。

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実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
同じようにつらい思いをされている方の役に立てるのならばと皆さん快く掲載を許可頂きました。
これを読まれている患者様のご参考になれば嬉しく思います。
下記のリンクから別ページでご覧ください。


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