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【動くと楽になる腰痛】座っているとひどくなる腰痛の原因と治し方

【動くと楽になる腰痛】座っているとひどくなる腰痛の原因と治し方
公開日:2024年10月30日
更新日:2024年10月30日
東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログを監修している鈴木貴之と清水正太は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。8万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により病院やクリニックでは改善できない不調で悩まれている多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。
東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログを監修している鈴木貴之清水正太は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。8万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により病院やクリニックでは改善できない不調で悩まれている多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。
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※自律神経などの不調が改善された患者様の声と治療実績は上記のリンクから別ページで解説しています。

【改善例】デスクワークで座っていると腰が痛い(35歳・女性)

【35歳・女性】
左腰の痛みを訴えて来院。
一か月前から座っていると腰の痛みが徐々に強くなってくる。
日中の動作では痛みは起こらず、むしろ体を動かしていた方が腰が楽に感じる。
毎晩セルフケアとしてストレッチをしているが症状は変わらない。
3年前にも同じような腰痛を経験しており、今回も整形外科ではレントゲンでは「異常はなし」とのこと。
病院では電気治療と湿布、痛み止めを処方されたのみであった。
しばらく通院し続けたが腰痛は解消されず、座っているときの痛みが強まってきた。
最近、背中の筋肉の張りも強くなってきている。
仕事はデスクワークで1日10時間デスクに向かっている。

【35歳・女性】
左腰の痛みを訴えて来院。
一か月前から座っていると腰の痛みが徐々に強くなってくる。
日中の動作では痛みは起こらず、むしろ体を動かしていた方が腰が楽に感じる。
毎晩セルフケアとしてストレッチをしているが症状は変わらない。
3年前にも同じような腰痛を経験しており、今回も整形外科ではレントゲンでは「異常はなし」とのこと。
病院では電気治療と湿布、痛み止めを処方されたのみであった。
しばらく通院し続けたが腰痛は解消されず、座っているときの痛みが強まってきた。
最近、背中の筋肉の張りも強くなってきている。
仕事はデスクワークで1日10時間デスクに向かっている。

座った状態で上体を動かすと痛みが起こる

初診時の検査で顕著に痛みが誘発されたのは、座った状態で上体を左斜め前に大きく曲げる動作であった。
この動作ですぐに痛みが誘発し増強され、姿勢を元の状態に正すと痛みは消えた。
また、座った状態での左右側屈と前屈でもやや痛みが誘発された。
立った状態での姿勢検査では、猫背と骨盤の後傾が診られた。
触診では、痛みをかばうために左右腸腰筋(特に左)と脊柱起立筋(頚部~胸腰部)に強い筋肉の緊張が診られた。
また、患部を押すと圧痛がみられた。

初診時の検査で顕著に痛みが誘発されたのは、座った状態で上体を左斜め前に大きく曲げる動作であった。
この動作ですぐに痛みが誘発し増強され、姿勢を元の状態に正すと痛みは消えた。
また、座った状態での左右側屈と前屈でもやや痛みが誘発された。
立った状態での姿勢検査では、猫背と骨盤の後傾が診られた。
触診では、痛みをかばうために左右腸腰筋(特に左)と脊柱起立筋(頚部~胸腰部)に強い筋肉の緊張が診られた。
また、患部を押すと圧痛がみられた。

腸腰筋を緩める治療で腰痛が解消される

鍼灸治療は、まず緊張していた腸腰筋を緩めるようにアプローチしました。
検査では患部の筋と筋膜に問題を起こしていることが分かったので各々に鍼灸治療を行いました。
この施術の後に動きでの痛み具合を確認すると痛みが5割ほど軽減しました。

また骨盤の後頚と胸椎の後弯が強かったので、動きが正常に戻るように鍼灸治療をしました。
治療後、検査時に誘発された張り感や痛みは7割解消されました。

そのほかにセルフケアとしてデスクワーク時の正しい姿勢と疲労解消するエクササイズを指導しました。
現在は痛みは解消されたが姿勢改善のために治療を継続中。 

鍼灸治療は、まず緊張していた腸腰筋を緩めるようにアプローチしました。
検査では患部の筋と筋膜に問題を起こしていることが分かったので各々に鍼灸治療を行いました。
この施術の後に動きでの痛み具合を確認すると痛みが5割ほど軽減しました。

また骨盤の後頚と胸椎の後弯が強かったので、動きが正常に戻るように鍼灸治療をしました。
治療後、検査時に誘発された張り感や痛みは7割解消されました。

そのほかにセルフケアとしてデスクワーク時の正しい姿勢と疲労解消するエクササイズを指導しました。
現在は痛みは解消されたが姿勢改善のために治療を継続中。 

動いて楽になる腰痛は腸腰筋が関係している

今回の症状は、デスクワーク中の不良姿勢からくる腰痛と考えられます。
不良姿勢で長く座っていることによる骨盤の左への荷重と歪みの増強が脊柱の猫背に悪影響を与えたことがきっかけです。
それにより左腰部の筋肉に過度な負担をかけていたのが原因と思われます。

この姿勢が長期にわたると腸腰筋の過緊張は顕著に現れ骨盤が後傾しやすくなります。
体を動かすと腰痛が楽になるのはこの拘縮していた腸腰筋を動かすことで一時的に緊張が解除されるからだと推測されます。

今回の症状は、デスクワーク中の不良姿勢からくる腰痛と考えられます。
不良姿勢で長く座っていることによる骨盤の左への荷重と歪みの増強が脊柱の猫背に悪影響を与えたことがきっかけです。
それにより左腰部の筋肉に過度な負担をかけていたのが原因と思われます。

この姿勢が長期にわたると腸腰筋の過緊張は顕著に現れ骨盤が後傾しやすくなります。
体を動かすと腰痛が楽になるのはこの拘縮していた腸腰筋を動かすことで一時的に緊張が解除されるからだと推測されます。

ストレッチによって腰痛が悪化する場合もある

また、後傾した骨盤の腰部の筋肉は引き延ばされた状態になります。
左の腰部がこういった引き延ばされた状態でさらにストレッチをしまうと無理に筋肉が引っ張られて逆に緊張してしまいます。

つまりストレッチする前より腰は悪化してしまいます。
そのため今回の患者様の状態では左の腰部は姿勢によって伸ばされないような状態に修正する必要があります。

デスクワーク中などの不良姿勢はこういった歪みをつくり腰痛を増強させます。
逆に良い姿勢は歪みをつくらず様々な症状の予防になります。
セルフケアは症状の見極めが重要です。

また、後傾した骨盤の腰部の筋肉は引き延ばされた状態になります。
左の腰部がこういった引き延ばされた状態でさらにストレッチをしまうと無理に筋肉が引っ張られて逆に緊張してしまいます。

つまりストレッチする前より腰は悪化してしまいます。
そのため今回の患者様の状態では左の腰部は姿勢によって伸ばされないような状態に修正する必要があります。

デスクワーク中などの不良姿勢はこういった歪みをつくり腰痛を増強させます。
逆に良い姿勢は歪みをつくらず様々な症状の予防になります。
セルフケアは症状の見極めが重要です。

座り姿勢で起こる腰痛は鍼灸治療で改善できる

このような座り姿勢で起こる「ピキッ」や「ズキッ」という腰痛には鍼灸治療が効果的です。
腸腰筋などの周囲の筋肉の過緊張や関節の炎症は組織の深いところで起きています
そのため整体やマッサージの刺激はなかなか届きにくい場所であるため鍼灸治療のように奥まで届く治療が効果的です。
「どこに行けば自分の不調を正しく改善できるかわからない」と治療方法でお悩みの方は当院にお気軽にご相談ください。

当院で改善した患者様の声と治療実績はこちらから

実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
同じようにつらい思いをされている方の役に立てるのならばと皆さん快く掲載を許可頂きました。
これを読まれている患者様のご参考になれば嬉しく思います。
下記のリンクから別ページでご覧ください。


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