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【専門家監修】椅子に長時間座ると首がだるく頭痛がする
- カテゴリ:
- 頭や顔の悩み
公開日:2024年10月29日
更新日:2024年10月29日
東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログを監修している鈴木貴之と清水正太は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。8万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により病院やクリニックでは改善できない不調で悩まれている多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。
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目次
※自律神経などの不調が改善された患者様の声と治療実績は上記のリンクから別ページで解説しています。
首のだるさと頭痛でお悩みの方に適切なアドバイス
「椅子に長時間座ると首がだるく頭痛がする」
このような症状でお悩みの方はおられないでしょうか。
もしある場合はストレートネックを疑われます。
このストレートネックは首こり、肩こり、ひどいときには頭痛や吐き気を引き起こします。
とくに在宅勤務などでうつむいてパソコン作業するとストレートネックは引き起こしやすくなります。
そのためストレートネックを予防するためには、首こりや肩こりを和らげることが重要です。
今回は「【専門家監修】椅子に長時間座ると首がだるく頭痛がする」と題して椅子に座ったときに起こる首の不調について解説します。
ストレートネックが起こるメカニズム
ストレートネックとは、本来であれば緩やかなカーブを描いているはずの首の骨が、まっすぐになる状態です。
カーブが消失する原因はさまざまあります。
なかでも首を前に出して、うつむいた姿勢を長く続けることが、ストレートネックになりやすい一つの原因です。
とくに現代人はスマホの使用時にを覗き込む姿勢をとるため首を前に出してうつむいた状態になりがちです。
この姿勢でスマホを使用し続けるとストレートネックへの可能性を高めます。
このスマホを使くことで起こるストレートネックを「スマホ首」とも呼びます。
【症例・改善例】椅子に長時間座ると首が重だるくて辛くなる(24歳・男性)
2週間前に美容院で散髪中に突然首が痛くなり。そのまま体調を崩してしまい病院に運ばれた。
それ以降、両手の痺れが出現する。
最近は長時間同じ姿勢をとることが怖くなってしまい出来なくなった。
また立った姿勢は1時間程度、座った姿勢では20分しか同じ姿勢を保てない。
整形外科を受診し、レントゲンではストレートネックと診断されたのみ。
後日受けた、MRI検査では椎間板に若干の変形が見られるが問題ないとのこと。
【症状】首から背中にかけて重だるい
【主な症状】
①首から背中にかけての重だるさ
②肩こり、首こり
③頭痛、めまい
④腰痛
⑤両手の痺れ
6回目の施術でかなりの回復
初回の施術では典型的な猫背がストレートネックを引き起こしている原因と考え、全身の筋バランスを整えるような鍼灸治療を行いました。
2回目の施術では「だいぶ症状の強さは楽になったが、まだ2~30分座ると頭痛やめまいが起こる」と問診時に伺ったため、首や肩周囲の筋肉の緊張を解消させることを中心に施術を行いました。
この頃から筋肉のアンバランスを解消させる簡単なトレーニングや体操をするように指導をし始めました。
主に僧帽筋、下腹部のトレーニング、肩甲骨周囲の体操、大胸筋のストレッチなどを行って頂いてます。
3回目の施術では、痛みやだるさは発症当初よりかなり軽減し、症状の強さが半分程度まで改善してきたと報告を受けました。
しかし、相変わらず首の重だるくなる感じが出現することや座っていられる時間もまだ1時間程度が限界ともおっしゃられてました。
4回目の施術では、首や背中、胸の筋肉の過緊張だけの影響だけではなく、筋膜の癒着などの影響もあると考えました。
そのため筋膜リリースの鍼灸技術を用いて肩周囲に施術を行いました。
5回目の施術では、これまでに比べて劇的に良くなったと報告を頂きました。しかし、やはり首のだるさは出現するともおっしゃられてました。
ですので、引き続き筋膜リリースを用いて首から肩、および背中全体の施術を行いました。
6回目の施術では「立位は問題ない、座位では2時間までは座っていられるようになった」との回復を報告していただきました。
初回の症状に比べると10→2になったとのことです。
現在も2週間に1度のペースで施術を受けていただいております。
ストレートネックは様々な病態を作り出す
今回の患者様は様々な症状が併発していることで複雑な病態になっていたと考えられます。
可能性として考えられる病態のパターンは以下の通りです。
1.上位交差症候群
2.下位交叉症候群
3.胸郭出口症候群
4.筋筋膜性疼痛症候群
5.ストレートネックによる椎間板の圧迫による末梢神経絞扼
以上が考えられる病態でした。
姿勢が悪いせいで首や背中、腰の筋肉、体の後面の筋膜の負担が上がると1~4のような様々な症状が併発してしまいます。
そのため腹圧を上げるトレーニングや僧帽筋という背中の筋肉のトレーニングを早い時期から行うことで症状の悪化を予防し改善に繋がります。
この方は状態をかなり悪くしてから来院されましたが、同じような症状をお持ちの方は多いと考えられます。
椅子に長時間座ると起こる首の不調は鍼灸で改善
長時間の座位姿勢で起こる不調にはストレートネックが関係しており、特徴的な頭痛も起こりやすい傾向にあります。
この慢性的になりやすい首の症状を改善するためには鍼灸治療が効果的です。
鍼灸治療は首の緊張を緩和させるだけでなく根本的な姿勢改善に必要な肩甲骨周囲の筋緊張を緩和させ猫背姿勢からくる首の負担を軽減させます。
ぜひ、このような首の後ろから頭にかけて起こる痛みや頭痛などでお悩みの方は当院の鍼灸治療を受けてみてはいかがでしょうか。
当院で改善した患者様の声と治療実績はこちらから
実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
同じようにつらい思いをされている方の役に立てるのならばと皆さん快く掲載を許可頂きました。
これを読まれている患者様のご参考になれば嬉しく思います。
下記のリンクから別ページでご覧ください。
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鍼灸院コモラボ院長
ブログ管理・編集者
【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて13年勤務(院長職を務める)
現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
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