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【椅子に座ると背中が痛い】 デスクワーク中の背中のこりについて
- カテゴリ:
- 背中や腰の悩み
公開日:2024年10月26日
更新日:2024年10月26日
東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログを監修している鈴木貴之と清水正太は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。8万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により病院やクリニックでは改善できない不調で悩まれている多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。
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目次
- 1 椅子に座ると背中が痛い症状でお悩みの方に適切なアドバイス
- 2 背中のバキバキ感は血行不良によって起きている
- 3 デスクワークが及ぼす背中の悪影響とは
- 4 【背中のこりの原因①】長時間同じ姿勢を続けている
- 5 【背中のこりの原因②】姿勢の悪化
- 6 【背中のこりの原因③】筋力低下
- 7 【背中のこりの原因④】ストレスと緊張
- 8 筋肉の緊張が引き起こすこりや痛み
- 9 【ストレスに対する反応①】神経の興奮
- 10 【ストレスに対する反応②】血流の制限
- 11 【ストレスに対する反応③】筋肉の収縮
- 12 【ストレスに対する反応④】筋肉のバランスの崩れ
- 13 こりやすい背中の筋肉について
- 14 適切なセルフケアで予防する
- 15 背中のこりの解消には鍼灸が効果的
- 16 当院で改善した患者様の声と治療実績はこちらから
- 17 関連する記事
- 18
※自律神経などの不調が改善された患者様の声と治療実績は上記のリンクから別ページで解説しています。
椅子に座ると背中が痛い症状でお悩みの方に適切なアドバイス
「デスクワーク中に背中がこって痛みが起きてしてしまい、仕事に集中できない」
こんなお悩みはあるのではないでしょうか。
長時間の座り仕事は、私たちの体にさまざまな影響を及ぼします。
特に背中の不快感については多くの人が経験する一般的な問題とされています。
しかし、この背中の痛みやバキバキ感の正体は一体何なのでしょうか?
今回は「【椅子に座ると背中が痛い】 デスクワーク中の背中のこりについて」と題して、デスクワークが背中の症状を引き起こすメカニズム、関連する筋肉の役割、そしてそれらがどのように相互作用するかについて詳しく掘り下げます。
背中のバキバキ感は血行不良によって起きている
この背中のバキバキな張り感、こり、痛みの根本原因を理解することは、快適なデスクワーク環境を築く上での重要な第一歩です。
しっかりと原因を明らかにし、適切な対策を施すことで、不調は解消され仕事の効率は格段に向上します。
「背中のバキバキ感」は、デスクワークをしている方、長時間机に向かう学生、研修中の方など、椅子に座っている時間が長い人に特によく起こる症状です。
この不快な感覚は、背中の筋肉が緊張し、血行が悪くなることで生じます。
では、デスクワークが背中のこりや痛みの原因となる理由には何があるのでしょうか。
デスクワークが及ぼす背中の悪影響とは
主に長時間の座り仕事による筋肉の緊張、ストレス、そして姿勢の悪さから背中の筋肉の過緊張は生じます。
デスクワークを行っている方々の中には、背中のこりや痛みといった症状に悩まれている方が多いのではないでしょうか。
では、デスクワークが背中のこりや痛みの症状の原因となる理由にはどのようなものがあるのでしょうか。
【背中のこりの原因①】長時間同じ姿勢を続けている
デスクワークをする際、長時間同じ姿勢で座り続けることが多くあります。
この状態が続くと、背中の筋肉が緊張し、血行不良を引き起こします。
これが結果として筋肉の緊張や痛みが生じさせます。
【背中のこりの原因②】姿勢の悪化
デスクワークでは、姿勢が崩れたまま作業をしてしまう傾向があります。
肩が前に出ていたり、背中が丸くなる猫背の姿勢は、背中の筋肉に負荷がかかり、こりや痛みを引き起こす可能性があります。
【背中のこりの原因③】筋力低下
デスクワークでは、背中の筋肉が正しく使われないため、筋力低下が進むことがあります。
この筋力の低下が起こると、背中のサポート機能が弱くなり、こりや痛みの原因となる可能性があります。
【背中のこりの原因④】ストレスと緊張
デスクワークは、集中力を要する作業であるためストレスを伴います。
精神的なストレスは、筋肉の緊張を引き起こし、背中の症状を悪化させる要因となります。
これらの理由により、デスクワークは背中のこりや痛みを引き起こす原因となります。
そして、これらの原因の背後には「筋肉負荷=筋緊張」が存在します。
筋肉の緊張が引き起こすこりや痛み
人体の筋肉は神経の信号によって制御されています。
緊張やストレスが生じると、交感神経が活発化し、体内にストレスホルモンが分泌されます。
これにより、筋肉に対する神経の信号に誤作動が生じます。
【ストレスに対する反応①】神経の興奮
ストレスによって神経が興奮すると、筋肉に対して過剰な信号を送るようになります。
この結果、筋肉が過緊張を起こします。
血流の減少、筋繊維の損傷・筋疲労を起こし、こりや痛みが生じることがあります。
【ストレスに対する反応②】血流の制限
緊張やストレスによって交感神経が興奮すると血管が収縮し、血液の流れが制限されます。
筋肉は酸素や栄養を必要としますが、血流が制限されるとこれらが不足し、筋肉が固まったり痛みを感じることがあります。
【ストレスに対する反応③】筋肉の収縮
緊張やストレスが持続すると、筋肉が長時間にわたって収縮し続けることがあります。
これによって筋肉が疲労し、硬くなります。
硬直した筋肉は十分な柔軟性を持たず、痛みやこりを引き起こすことがあります。
【ストレスに対する反応④】筋肉のバランスの崩れ
緊張やストレスによって、筋肉にアンバランスが生じることがあります。
特定の筋肉が過剰に緊張するとその影響で他の筋肉は弱まったり伸びにくくなったりします。
この不均衡な状態が長く続くと背中の凝りや痛みを引き起こすことがあります。
こりやすい背中の筋肉について
こりやすい背中の筋肉の解剖学的な理解と、それが痛みや不調の原因となるメカニズムについて説明します。
【脊柱起立筋】
位置: 背骨の両側に沿って縦に走る筋肉群。
影響: 長時間の座位では、この脊柱起立筋が姿勢を維持するために常時緊張してしまい、筋肉の硬直や疲労感を引き起こします。
【広背筋】
位置: 背中の広範囲にわたる筋肉で、腰から肩甲骨にかけて広がっています。
影響: 座った姿勢のまま前かがみになると、広背筋が引き伸ばされます。それにより筋肉の硬直や痛みが生じやすくなります。
【僧帽筋】
位置: 首から肩の上にかけて広がる筋肉。
影響: 座りっぱなしの姿勢では肩甲骨周りの僧帽筋が緊張します。肩こりや背中の痛みの原因となることがあります。
適切なセルフケアで予防する
背中にこりや痛みを感じやすい生活を送っている方は、以下の方法を実践してみましょう。
【①適切な椅子とデスク】
快適な椅子とデスク環境は背中の負担を軽減するためにとても重要です。
背もたれのある椅子を選び、座面の高さや奥行きを調整して自分に合ったポジションを見つけましょう。
またなるべくデスクの高さやキーボードとモニターの位置も同様に自分に合った姿勢を保てるように設定しましょう。
【②適度な休憩とストレッチ】
長時間のデスクワークでは、定期的な休憩とストレッチが必要です。
できれば1時間ごとに数分の休憩を挟み、起き上がって歩いたり、背伸びや肩回しのストレッチを行うようにしましょう。
これによって血液循環が促進され、筋肉の疲労やこりを緩和できます。
【③エクササイズを取り入れる】
必要な時に必要な筋肉を使えるように準備しておくことはとても大切です。
良い姿勢を維持しやすい体にエクササイズをして整えることも重要です。
背中のこりの解消には鍼灸が効果的
自分でセルフケアしてもなかなか背中のこりや吐き気が治らない場合は、鍼灸施術でピンポイントに筋肉のこりを狙っていくことで早期の改善が期待できます。
特に姿勢や動きにかかわる強い痛みはマッサージよりも深部にアプローチできる鍼灸施術の方がとても効果的です。
また、背中のこりを効果的に解消させるなら首や肩のこりも合わせてケアすることもとても重要になります。
背中の筋肉が緩むと、こりや疲労の改善以外にも「睡眠の質が上がった」「頭重感がすっきりした」「身体の動きがスムーズになった」という効果も期待できます。
ぜひ、背中のこりやそれに伴う吐き気でお悩みの方はご相談ください。
当院で改善した患者様の声と治療実績はこちらから
実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
同じようにつらい思いをされている方の役に立てるのならばと皆さん快く掲載を許可頂きました。
これを読まれている患者様のご参考になれば嬉しく思います。
下記のリンクから別ページでご覧ください。
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鍼灸院コモラボ院長
ブログ管理・編集者
【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて13年勤務(院長職を務める)
現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
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