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ぎっくり首の激痛で起き上がれないときの正しい治し方
- カテゴリ:
- 頭や顔の悩み
公開日:2022年11月01日
更新日:2024年9月05日
目次
※自律神経失調症が改善された患者様の声と治療実績は上記のリンクから別ページで解説しています。
ぎっくり首で起き上がれない症状でお悩みの方が増えています
「ぎっくり首で起き上がれない」
「首が激痛で起き上がれない」
「朝起きると首の後ろに激しい痛みがある」
このような症状でお悩みの方はおられないでしょうか。
このぎっくり首はぎっくり腰と同様に筋肉や関節の負傷によるケガになります。
しかし、頸部は神経が密に集まるところであり、悪化すると神経痛による痛みやしびれを出現させるため早期の改善が求められます。
今回は「ぎっくり首の激痛で起き上がれないときの正しい治し方」と題してぎっくり首が起こる原因やメカニズム、さらにぎっくり首に対する鍼灸の有効性を解説します。
首のCカーブのバランスが崩れるとぎっくり首になりやすい
本来首は緩やかなCカーブを描いて重たい頭をバランスよく支えています。
しかし、長時間パソコンやスマホなどを使用する際に姿勢が悪い状態でいると、このCカーブのバランスが崩れてしまい、重たい頭を支えるために首から背中の筋肉や関節にストレスがかかり疲労が蓄積されます。
この状態が毎日のように続いてしまうとこの蓄積疲労がきっかけとしてぎっくり首を起こすことになります。
ぎっくり首を起こす方の中には「夜寝る前までは首が痛くなかったのに朝起きたら首が激痛で起き上がれない」と訴えます方がいます。
これは日常生活における首の負担増大に就寝中における血流の問題も関係します。※1
朝の起きたては一番血流が悪い状態で痛みが出やすい
ぎっくり首の多くは朝の動き始めに起こります。
これは就寝中における血行循環の低下が起因していると考えられます。
就寝中は副交感神経が優位に働いて睡眠が起こりますが、それと同時に心拍も低下し全身を巡る血流量が減少し体温が低下します。
それにより筋肉や関節への血流も減少し、筋肉の温度も低下するため日中の活動に比べると筋肉や関節が硬くなる傾向にあります。
そのため朝の起床時は一番血流が悪く筋肉や関節が硬い状態であるといえます。
その状態で首を動かしストレスがかかるとぎっくり首が起こると考えられます。※2
ストレートネックはぎっくり首を起こしやすい
ストレートネックによる首の痛みは筋肉や関節へのストレスだけでなく首の神経の圧迫にもつながり、痺れをもたらす可能性があります。
そのためストレートネックの方はぎっくり首を起こしやすく、多くの方がぎっくり首の前兆として「朝起きた時の首の違和感」「朝起きた時に頭痛がする」という症状をもっています。
ぎっくり首やその他の神経痛を予防するためにも筋肉や関節の柔軟性や血流の減少を防ぎ、たえず血流を良い状態を保つことが重要です。
【要注意】「朝起きた時に首が痛くて回せない」症状はマッサージでは悪化する
「朝起きた時に首が痛くて回せない」や「首が痛くて起き上がれない」などの症状はマッサージで治そうとする多いかと思います。
しかし、このストレートネックやスマホ首の痛みの場合、マッサージ治療だと押されたときの関節へのストレスの影響が増えるため逆に痛みが出て悪化する場合もあります。※3
【改善例&効果の高いツボ 】朝起きて首を回したらズキッと痛みが起きた(30代女性)
【治療の体験者&改善例】
40代女性で「朝起きて首を回したらズキッと痛みが走って首が動かなくなった」との訴えでご来院されました。
今朝起きた痛みであるため整形外科は受診せず、そのまま当院にご来院されました。
そのため当院では整形外科的な検査を行い筋肉、関節、靭帯、神経などをお調べしお身体の状態を把握しました。
検査結果では手へのしびれが起きていないため神経や関節への損傷がないと判断したため、筋肉の炎症や痛みを取り除く治療を行うよう計画を立てました。
受傷した初日~2日目は炎症が起きているため、除痛効果の高いツボを利用し鍼灸治療を行いました。
3日目以降は炎症が治まり首がある程度動かせるようになったので、除痛と可動域の改善を目的とした鍼灸治療で改善をはかりました。
【主に利用したツボ】
・欠盆(けつぼん)・・・鎖骨上窩の中央で、胸鎖乳突筋(首にできる太いスジ)の外側にある陥凹。
当院が考えるぎっくり首を治す鍼灸治療
ぎっくり首は筋や筋膜の損傷による痛み、または椎間関節の損傷の痛みのいずれかと考えられます。
そのため当院では整形外科的な診断を中心に問診と検査を行い痛みの原因となる負傷した筋肉や関節を正確に特定し正確に鍼灸治療を行います。
また痛みによって心理的ストレスが高まることで交感神経が高ぶり、さらに痛みが増すことがあります。
そのため間接的に痛みの軽減を図るために自律神経の調整を行い交感神経の興奮を抑えてさらなる痛みの悪化を予防します。
ぎっくり首で起き上がれないときは当院の鍼灸治療で改善できます
首の痛みがなかなか取れない人は当院の鍼灸治療で回復、改善ができます。
当院は西洋医学と東洋医学の両方の観点に基づいて一人ひとりの病態や体質を診断します。
このバランスのとれた診断でお身体を調べることによって首の痛みの根本的な原因を追求し改善に導きます。
「どこに行けば自分の不調を正しく改善できるかわからない」と治療方法でお悩みの方は当院にお気軽にご相談ください。
当院で改善した患者様の声と治療実績はこちらから
実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
同じようにつらい思いをされている方の役に立てるのならばと皆さん快く掲載を許可頂きました。
これを読まれている患者様のご参考になれば嬉しく思います。
下記のリンクから別ページでご覧ください。
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[参考]
※1 眠れないほど痛い!整形外科医が教える「寝違え」「ぎっくり首」の原因と対策 / 松浦整形外科内科 院長 井上 留美子 先生(ふとん・寝具の西川 )
https://www.nishikawa1566.com/column/sleep/20220729163530/
※2 なんとかしたい体の"冷え"~様々な不調は冷えサイン?!~ / 全薬グループ 監修 石原 新菜
https://www.zenyaku.co.jp/k-1ban/detail/hie.html
※3ストレートネックの改善方法① 首の機能解剖とマッサージを行う上での注意点 / 大阪体育大学・同大学 教授 下河内洋平(ミューラージャパン公式コラム)
https://www.muellerjapan.com/blog/archives/16527/
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鍼灸院コモラボ院長
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【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて13年勤務(院長職を務める)
現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
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